●写真①:「津屋崎干潟」に飛来したクロツラヘラサギ3羽
=福津市渡で、2006年12月29日午前8時48分撮影
福津市渡の福岡県指定鳥獣保護区「津屋崎干潟」に、世界的に数が少ない絶滅危惧種に環境庁から指定されているクロツラヘラサギ(トキ科)3羽が12月29日朝、飛来しているのを見つけました=写真①=12月27日に1羽が飛来しているのを確認していましたが、今季一番の寒気に見舞われたこの日は3羽に増えていました。
体長73㌢。体は白く、眼から嘴までが黒色=写真②=で、脚も黒い。浅瀬の水中に嘴を少し開いて入れ、頸を左右に振って歩き回りながら、嘴に触れた魚を捕らえる動作が独特です。越冬中に鳴くことはほとんどありません。
世界でも約1,000羽しか生息していないとされ、主に朝鮮半島で繁殖し、冬鳥として福岡県内に渡来。福岡市東区の人工島を含む博多湾一帯では10月8日に4羽が愛鳥家に確認されたほか、11月5日に日本クロツラヘラサギネットワークが行った調査では人工島で43羽、同市西区の今津干潟で24羽の飛来が確認されています。
「津屋崎干潟」は、2006年11月に福岡県鳥獣保護区に指定されたばかり。これまで同干潟へのクロツラヘラサギの渡来は03年、04年、05年と連続して1-4羽が確認され、06年は12月10日に1羽の飛来を福津市内の愛鳥家が確認しているという。
写真②:干潟で餌を探すクロツラヘラサギ3羽
=「津屋崎干潟」で、2006年12月29日午前8時48分撮影
=福津市渡で、2006年12月29日午前8時48分撮影
福津市渡の福岡県指定鳥獣保護区「津屋崎干潟」に、世界的に数が少ない絶滅危惧種に環境庁から指定されているクロツラヘラサギ(トキ科)3羽が12月29日朝、飛来しているのを見つけました=写真①=12月27日に1羽が飛来しているのを確認していましたが、今季一番の寒気に見舞われたこの日は3羽に増えていました。
体長73㌢。体は白く、眼から嘴までが黒色=写真②=で、脚も黒い。浅瀬の水中に嘴を少し開いて入れ、頸を左右に振って歩き回りながら、嘴に触れた魚を捕らえる動作が独特です。越冬中に鳴くことはほとんどありません。
世界でも約1,000羽しか生息していないとされ、主に朝鮮半島で繁殖し、冬鳥として福岡県内に渡来。福岡市東区の人工島を含む博多湾一帯では10月8日に4羽が愛鳥家に確認されたほか、11月5日に日本クロツラヘラサギネットワークが行った調査では人工島で43羽、同市西区の今津干潟で24羽の飛来が確認されています。
「津屋崎干潟」は、2006年11月に福岡県鳥獣保護区に指定されたばかり。これまで同干潟へのクロツラヘラサギの渡来は03年、04年、05年と連続して1-4羽が確認され、06年は12月10日に1羽の飛来を福津市内の愛鳥家が確認しているという。
写真②:干潟で餌を探すクロツラヘラサギ3羽
=「津屋崎干潟」で、2006年12月29日午前8時48分撮影