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今日の御言葉(臨時版) 20161211 箴言27:1~27 「傲慢への戒め」

2016-12-11 | Weblog
12月11日(日)
現在のテーマ「ソロモンの箴言②」
今日のテーマ「傲慢への戒め」
■聖書 箴言27:1~27 (2,21b)
■聖句 「自分の口で自分をほめず、他人にほめてもらえ。自分の唇でではなく、異邦人にほめてもらえ。‥‥人は称賛によって試される」。(2,21b)
■解説
これまでと同様に様々なテーマの箴言が集められている27章ですが、おもに取り扱われている事柄は、愛や友情、対人関係についてということになります。聖句は同じ真理を別の角度から、あるいは深めあっている二箇所から取りました。2節は自画自賛に対する戒めであり、「異邦人にほめてもらえ」はユダヤ人にとって最も遠い赤の他人のような存在からの称賛であれば本物であるということです。それに対して21節はどのような称賛を受けても有頂天になるなという戒めで、そこで謙虚にならなければ次には試みが来るということを教えています。5節に「あらわな戒めは、隠された愛にまさる(フランシスコ会訳では『素直な戒めは、ひそやかな愛にまさる』)」とあります。「隠された愛(ひそやかな愛)」は、必要な時に、必要な忠告をしないことです。人が試みられようとする時、真実の友は黙っていないで素直な忠告を与えてくれるということです。つい自画自賛してしまうのが人間です。少しほめられると有頂天になるのが人間です。称賛されれば自分を見失ってしまうのが人間です。今日の聖句を心に刻み、友からの忠告を素直に受け入れる者でありたいと願います。また、友に対して、必要な時に必要な忠告ができる者でありたいと思います。
■祈り
自分を誇ることはできません。キリストが私のために命を捨てられたのですから。称賛を受けるべきは主よ、あなたです。

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