Daily Bread 日々の御言葉

聖書の御言葉をあなたに

「聖書各駅停車」
創世記からはじめて黙示録までをゆっくり走ります。

今日の御言葉 20180205 創世記4:25~26「主の御名を呼び始めた」

2018-02-05 | Weblog
2月5日(木)
現在のテーマ「カインとアベル」
今日のテーマ「主の御名を呼び始めた」
■聖書 創世記4:25~26 (26)
■聖句 「セトにも男の子が生まれた。彼はその子をエノシュと名付けた。主の御名を呼び始めたのは、この時代のことである」。(26)
■解説
アダムは最初の子カインとアベルを同時に失ってしまいました。そこで神はセトをお与えになります。セトという名は「拠り所」という意味です。そして、セトの子、エノシュが生まれます。エノシュという名は「人」という意味でアダム(人)と同義語なのですが、特に「弱さ」、「もろさ」が強調されています。前回学んだレメクの強さと比べて対照的な名前です。しかし、この弱さの自覚が「主の御名を呼ぶ」ことに結びつくのです。弱さを隠すために自らの強さを誇るレメクと、弱さを認めて主の御名を呼ぶエノシュ。ここに現代にまで通じる2つの人間の姿が描かれているのです。
■祈り
弱さを認め、そのままで主の御名を呼び求める者としてください。