Daily Bread 日々の御言葉

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今日の御言葉 20170925 ヘブライ5:1~10「メルキゼデクに等しい大祭司」

2017-09-25 | Weblog
9月25日(月)
現在のテーマ「真の大祭司であるキリスト」
今日のテーマ「メルキゼデクに等しい大祭司」
■聖書 ヘブライ5:1~10 (8-10)
■聖句 「キリストは御子であるにもかかわらず、多くの苦しみによって従順を学ばれました。そして、完全な者となられたので、御自分に従順であるすべての人々に対して、永遠の救いの源となり、神からメルキゼデクと同じような大祭司と呼ばれたのです」。(8-10)
■解説
イエス・キリストのユニークな点、その卓越性は御子として神性において父なる神と一体のお方でありながら、取られた人性によって人類と連帯し、人類を代表して「肉において生き」(7)、第二のアダム(1コリ15章)として父なる神の御旨に従順であられた(フィリピ2:8)点にあります。ヘブライ書では人類の代表としての御子の人性の強調と、しかしあらゆる人間の職務を超えた存在としてのイエスの神性が繰り返し強調されています。今日の御言葉は「大祭司」という職務からそれを述べています。大祭司が神から任命されるように(4)、イエスも父から任命されました(5)。大祭司が人間の弱さを知っているように(2)、イエスも肉において生きることで人の弱さを体験されました(7)。大祭司が罪の贖いをするように(3)、イエスも十字架上で罪の贖いをなさいました。人を救うためにイエスは人間として全うしなければならない業を完全に成し遂げられたのです。それによってすべての人を永遠に救う源となられたのです。「メルキゼデク」は創14:18で「祭司」であり「王」である存在として突然現れます。祭司職と王権をともに有する存在はありません。メルキゼデクはメシアのひな形であり、イエスが単なる祭司ではなくメシアであることを強調しています。
■祈り
イエスは神の御子であり、私たちの長子です。