とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2014神戸ええとこマラニック「前日観光編」

2014-03-17 23:04:17 | 観光
今回は、神戸のええとこを走ろうという事で、神戸遠征となった。せっかく神戸に行くならやはり泊りで行きたい。マラニックの前日、地元のIさん、Y子さんの案内で神戸駅近くの魚河岸料理の店「うおぎん」でランチをする。「うおぎん」は、神戸の活魚問屋「魚銀」直営店で、お昼のランチメニューの上海鮮丼(赤出汁付) 880円と生ビールをいただく。結構、ボリュームあるランチでネタは新鮮だ。これだけの量で1000円以下というのはありがたい。




ランチを済ませてから、湊川公園近くの湊川隧道に立ち寄る。湊川隧道は、神戸市兵庫区に位置する会下山をくり抜いた我が国最初の近代河川トンネルで、構築後100年以上も経つ貴重な土木遺産である。2000(平成12)年に新湊川トンネルが完成したことに伴い、湊川隧道は河川トンネルとしての役目を終え、現在は月に1回一般公開されている。


この日は、ちょうど月に1回の公開日に当たり、隧道内でオカリナ&マリンバのコンサートも開催されるという事で楽しみにして中に入っていった。中は、ヒンヤリしていて肌寒かったがちょうどコンサートが始まるところだった。


演奏者は、森の詩(もりのうた)というデュオで、オカリナは、佐々木一真さん、マリンバは、可児麗子さんである。赤レンガをアーチ状に積み上げた隧道内は、まるで聖堂のように音が広がっていく感じだ。マリンバとオカリナがうまくミックスされあたたかく優しい音色を響かせていた。




コンサート終了後、オカリナを間近で見せてもらう。コンサート中は、種類や大きさが違うオカリナをいろいろ使い分けて演奏していたようだ。それにしてもプロの音色は素晴らしかった。


隧道の更なる奥もライトアップされ、不思議な異空間を演出していた。明治時代の構築物は、頑丈でありながら、芸術的で美しい。


こちらは、新しくできた新湊川トンネルの入り口だ。


その後は、Y子さんの案内で神戸の下町通りを歩く。東山商店街は、神戸の台所と謳われているいるだけあって、ずっと奥まで食料品の店が並んでいた。


次に寄ったのが、Y子さんがランニングのメインコースとしている大倉山公園だ。全国の都道府県ごとに森が作られ、公演の中央には静岡県の森があり、コンクリートで富士山が再現されている。


大倉山公園から少し歩くと、湊川神社がある。湊川神社は、楠木正成を祭る神社で、地元では親しみを込めて「楠公(なんこう)さん」と呼んでいるそうだ。ここは翌日のマラニックのコースでもあり、一足先に下見だ。


湊川神社から神戸駅はすぐであり、駅の地下道を抜けてハーバーランド方面に向かう。近くには、アンパンミュージアムがあり、アンパンマンのキャラクーがいくつも設置されている。


プレスリーの像前で記念撮影だ。


Iさん、Y子さんたちと別れ、ハーバーランドのレストラン船「コンチェルト」に向かう。


コンチェルトでのディナークルーズを予約してあったので、早速チケットを購入して乗船の列に並ぶ。


この日のメニューは、中華料理のバイキングである。




クルーズが始まると、三菱重工神戸造船所の潜水艦が見えてきた。ここは日本で唯一潜水艦を作っている造船所だという。


日が沈みかけてきて、大きな夕日が窓越しに見えてきた。


コンチェルトは、出航後進路を西に取り、明石海峡大橋手前の垂水沖または須磨沖で引き返す約1時間半ほどの航海だ。明石海峡大橋の真ん中に夕日がだんだん沈んでいくのが良く見える。




ハーバーランドに戻ってくる頃には、すっかり夜となり神戸の夜景が見えてきた。神戸ポートタワー、海洋博物館、ハーバーランドの観覧車など夜の神戸も美しい。




コンチェルトもライトアップして岸壁に停泊している。


再びIさんから連絡が入り、三ノ宮駅近くのジャズバーに誘われる。明日のマラニックに参加するメンバーが数人集まり、一緒にジャズを聴こうという事になった。ビルの地下には、こじんまりとしたジャズバーがあり、ジャズの生演奏とボーカルのショーが開かれていた。ジャズの生演奏を、こういった場所で聴くのは初めての経験だ。観客は、年配の男性が多い。




途中から加わった女性ボーカリストの歌声は、力強く聴きごたえがあった。神戸まで走りに来たという事で、女性ボーカリストは快く我々と一緒に記念写真に納まってくれた。


時間は午後9時近くとなり、明日のマラニックに備えて解散する。私は、近くにある娘のマンションに帰った。さて、翌日はマラニック本番となる。天気も良さそうだし、神戸の街中を走るのが楽しみだ。

2014神戸ええとこマラニック「ポートアイランド~北野編」に続く