とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2014河津さくら&伊豆東海岸2DAYSマラニック「天城越え編」

2014-03-09 22:04:53 | マラソン
土日と、伊豆半島の中央部から東海岸のいいところを走ろうという事で「河津さくら&伊豆東海岸2DAYSマラニック」に参加してきた。1日目は、天城越えから始まる。

今回集まったのは15名ほどで、三島駅に集合だった。JR三島駅を出て、すぐ隣の伊豆箱根鉄道の三島駅に向かう。当初、修善寺までの切符を個人個人買ってしまったのだが、8人以上で団体割引が効くという事で、再度買い直しをする。駅員さんは親切なもので、先に買った人の分は快く払い戻ししてくれた。


すぐに修善寺行きの電車が出るというので急いでホームに向かう。


伊豆箱根鉄道の駿豆線に乗るのは、高校の時以来でもう何十年ぶりかになる。何だか懐かしくてたまらなかった。


修善寺から下田行きのバスに乗り換え、水生地下で下車する。今週末で、河津さくら祭りが終わるので、最後のお花見とばかりに河津・下田方面に向かう車の渋滞がすごかった。水生地下バス停のすぐ先の天城隧道入り口で、まずは記念写真だ。


ここからは、伊豆の踊子歩道と呼ばれる遊歩道になる。このルートは、正月に歩いたばかりだが、もうかれこれ4回目くらいになる。しばらく歩くと、川端康成のレリーフと伊豆の踊子の序文の碑があり、それを見学して遊歩道に戻る。


歩道わきには、まだ積雪が残っていた。この辺りは例年3月初旬辺りまで雪が残り気温もかなり低い。


20分ほどで天城隧道入り口に到着する。


ここで、小休止して走る格好に着替える。


水が滴り落ちる天城隧道をゆっくり通り抜ける。




やっと出口に着いた。


寒天橋を過ぎると、すぐに二階滝(にかいだる)に出る。


二階滝は二段になって流れ落ちる滝だ。


国道を横断して、山道の踊子歩道を進む。伊豆の踊子もここの道を通ったかと思うと、ノスタルジックな気分になるものだ。やはり、事前に川端康成の「伊豆の踊子」を読んでおいた方が良かったかもしれない。


途中で、少し寄り道して平滑の滝を見ていく。平滑の滝は、1枚岩の上を流れ落ちる幅25m高さ4mの横に長い美しい滝だ。




赤い木橋を渡る。


わさび田も、いたるところにある。中伊豆は日本でも有数のわさびの生産地であり、安定した水温と豊かな清流に育まれている。


木の階段や吊り橋を進んでいく。




砂防ダムの前を通り過ぎる。天城の豊富な水が白糸のように流れ落ちる様子は、人工的なものでありながら、自然に溶け込んで見える。


この巨木群は宗太郎杉並木と言って、天高くそそり立つ姿に圧倒されてしまう。


2014河津さくら&伊豆東海岸2DAYSマラニック「河津七滝&河津さくら編」に続く。