とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2013千葉山トレイルマラニック

2013-06-16 22:07:35 | マラソン
千葉山トレイルは第4回だというが、なぜか自分は3回出場となっていた。毎年出ていたような気がしたが、1回少ないので変だと思っていたが、よく考えたら去年は、東北の震災ボランティアに行っていたので、出ていなかった訳だ。帰ってから、去年の行動を調べて納得した。

梅雨の時期に開催されているので、今年も雨模様のスタートだった。でも、暑いより雨に打たれて走ったほうがまだマシだ。小雨模様のなか、島田駅前をスタートした。街中を抜け4キロほど走ると田園地帯になり、昔の代官だった長谷川家長屋門に立ち寄る。この長屋門前のハナショウブを今年も見てから先に進む。




長谷川家長屋門から数分で、尾川丁仏参道入口に到着する。


この尾川丁仏参道は千葉山智満寺へ向かう旧参道で、一町(約100m)ごとに石仏が建てられているので、石仏を数えながら進む。参道の途中には「縁結びの杉」がある。縁を期待する人は、この前で祈願するといい。


丁仏参道を最後まで行くと、千葉山智満寺だが、門前茶屋で今年もとろろそばとビールを注文し、しばしくつろぐ。小雨模様だったが、やはりムシムシして暑かったので冷えたビールが美味しい。人心地ついてから、智満寺への長い石段を上がると、千葉山智満寺の本殿だ。立派なカヤブキ屋根の本殿が鎮座していた。


本殿から山道をしばらく登っていくと、496mの千葉山山頂だ。周りは樹木で囲まれており標識がなければ誰も山頂とは気付かないくらい目立たない山頂である。


その後は、千葉山山頂付近にある「千葉山の十本杉」を見て回る。十本杉の一部は倒壊していて十本は揃ってないのだが、大杉とか達磨杉などの樹齢800年から1200年という杉を見て回った。




十本杉を回った後、ドウダン原方面に向かう。途中には、見晴らしの良い展望台があり、大井川や島田、金谷などの街並みがよく見える。


ペンション「どうだん」の横を抜けて、柏原方面まで進む。アップダウンが続くが、草むらの中でひっそりと咲いているササユリがきれいだった。ふつうは白いのだが、ひときわ目立つピンクのササユリは珍しい。


先行したランナーたちが折り返して戻ってくる中を、もう少しだと心に言い聞かせて何とか進み、やっと開けた広場である柏原に到着する。ここでは、山ガールでウルトラも走るぶたこさんが、エイドを開いてくれていた。冷えたビールやらコーラ、お菓子、凍ったパイナップルなど冷たいものがいっぱいあって助かった。山道を何回か往復して背負って運んでくれたとのことで、ありがたい限りだ。

ぶたこさんの作った“てるてる坊主”と並ぶkazukawaさん。


ぶたこさんの決めポーズにならって全員で記念撮影だ。


柏原を折り返して伊太田代方面への分岐まで戻る。分岐から一気に下りゴールの「伊太和里の湯」に向かう。当初は、近くの矢倉山をトレイルするスペシャルコースを余分に行くつもりだったが、このところ走りに余裕がなく、眠気が襲ってきて、そのままゴールの「伊太和里の湯」に向かった。ゴールする頃、スペシャルコースに行ってきた人たちも戻ってきて一緒にゴール写真を撮って、お風呂に直行した。


「伊太和里の湯」で温泉に浸かりひと眠りしたあと、島田駅前までバスで移動する。駅前の居酒屋で懇親会である。今回も20人ほど参加して2時間半ほど飲んだり食ったりと楽しい時間を過ごした。

居酒屋の店長とツーショットのN山さん。なんか嬉しそう!


店の前で、記念撮影。皆さん、酔っ払ってご機嫌な様子だが、どうも足元がおぼつかなかったり、忘れ物をしそうになったりしていた。その後島田駅から、静岡方面と浜松方面の二方向に分かれ解散した。走るほうは、昨年並みとはいかなくなってしまったが、ラン友たちと楽しい一日を過ごせただけでよかった。


参考:今回のコースマップ。