東京国立博物館 平成館 (上野公園)へ、「空海と密教美術」展を見に行ってきました
寺院や史跡巡り等、歴女レベルではないものの好きですが、最近は、全くそういった場所に近寄ってませんでした
この展示も"気になる~"と思っていた所、運良くタダチケットを入手する事が出来たので行ってきました
展示作品の98.9%が国宝・重要文化財で構成との事なので、楽しみでした~
上野は、ここ最近の出没スポットNO.1
上野公園から芸大方面に歩いて行くと、大きくて素敵な建物が 一度は、中に入ってみたい と、気になっていました。
休日という事や話題の展示という事もあり、混雑していましたが、思った以上ではありませんでした
係の人が手際良く、行列もサクサクと進んで、あまり待たされた感じはありませんでした
私は、空海は一般的なレベルでどんな人か位は知ってますが…
密教については…というか、仏教については歴史授業レベルで"誰が""どのように"位は知っていますが…
内容、具体的にはさっぱりです
音声ガイドも借りましたが…微妙…
なので、今回の展示は、右脳をフルに使い鑑賞する事にしました
特に注目だったのは、空海直筆の書5件と、
東寺講堂の仏像群による「仏像曼荼羅」です
空海と言えば、「弘法筆を選ばず」と言われている"字がとても上手い人"(直筆を見ながら、お父さんが小さい子にこう説明していた(笑))
きれいに当時の書物が残っていたのも驚きでした し、
色んな書体で、一文字一文字が丁寧で美しく書かれた書物が一つの芸術作品の様に思えました
書いてある内容は分かりませんでしたが、漢字は今でも使われ見知っている文字も沢山有り、とてつもなく古い書とは思えず親近感が湧きました
現代人から見れば、墨と筆で、書き損じたら書き直し、マスも無い紙によくこれほどの字を書いてるな~って言うのが正直な気持ちです(笑)
が、約1200年の時を越え、空海直筆の書物を見る事が出来て、ほんと良かったです。
仏像は、ド迫力でした
一本の巨木から彫り出し完成させる技術の高さや緻密さ、繊細な表情
ほんと昔の人はPCも無いのにどうやって計算し、手足や小物を完璧な配置で彫り出し、作品を生み出していたのでしょうか…
顔の作りは、丸かったり面長だったり。目は、見開いたり、切れ長だったり。耳は、全部、福耳でしたが(笑)
横から後ろからでも美しいシルエット
動物の上に乗っかってるのも、可愛らしかったです、なんて不謹慎かもしれませんが、動物が可愛かった~ です。
人気が高い様に感じた仏像は、帝釈天
見ていた女性が"あそこにイケメンの仏像がいるよ~ "なんて言っていました(笑)
確かに、厚い胸板に端正な顔立ち。象に乗っていました。
私が、一番印象的だったのは、持国天です
刀を振り上げ、目を見開き怒りの表情をしていました。
仏像の視線が下方だったので、下から見上げると視線が合い見つめ合う状態に。
吸い込まれそうな、飲みこまれそうな、なんとも不思議な気持ちになりました。
今でも、その感覚が離れません
あと、美しく迫力だったのは、「金剛界曼荼羅」「胎蔵界曼荼羅」の「両界曼荼羅」です。
なんと、平清盛の頭の血を絵の一部に使っているとか、ないとか
密教の奥義は言葉では伝えることが出来ないとして、宮廷絵師に命じて両界曼荼羅を空海の師匠の恵果が書かせたという事ですが、
内容はさっぱり、理解出来ず
しかし、巨大な紙に緻密に多様な色彩で描かれ、今では色褪せた部分もありましたが、書かれた当時は、この世の物とは思えないほど美しかったと思います
空海は死ぬ間際に訳すと"ずっと人々の事を見守っている"と言い残したらしいですが、
現代のこのバタバタぶりをどう見ているのでしょう…
私も、普段、目の前の事ばかりこなしてバタバタと時間が過ぎていく生活ですが、
今回、悠久の時と果てしないスケールの大きさに触れ、心の奥底が澄んだ気持ちになりました。
ほんと、見に行って良かったです
寺院や史跡巡り等、歴女レベルではないものの好きですが、最近は、全くそういった場所に近寄ってませんでした
この展示も"気になる~"と思っていた所、運良くタダチケットを入手する事が出来たので行ってきました
展示作品の98.9%が国宝・重要文化財で構成との事なので、楽しみでした~
上野は、ここ最近の出没スポットNO.1
上野公園から芸大方面に歩いて行くと、大きくて素敵な建物が 一度は、中に入ってみたい と、気になっていました。
休日という事や話題の展示という事もあり、混雑していましたが、思った以上ではありませんでした
係の人が手際良く、行列もサクサクと進んで、あまり待たされた感じはありませんでした
私は、空海は一般的なレベルでどんな人か位は知ってますが…
密教については…というか、仏教については歴史授業レベルで"誰が""どのように"位は知っていますが…
内容、具体的にはさっぱりです
音声ガイドも借りましたが…微妙…
なので、今回の展示は、右脳をフルに使い鑑賞する事にしました
特に注目だったのは、空海直筆の書5件と、
東寺講堂の仏像群による「仏像曼荼羅」です
空海と言えば、「弘法筆を選ばず」と言われている"字がとても上手い人"(直筆を見ながら、お父さんが小さい子にこう説明していた(笑))
きれいに当時の書物が残っていたのも驚きでした し、
色んな書体で、一文字一文字が丁寧で美しく書かれた書物が一つの芸術作品の様に思えました
書いてある内容は分かりませんでしたが、漢字は今でも使われ見知っている文字も沢山有り、とてつもなく古い書とは思えず親近感が湧きました
現代人から見れば、墨と筆で、書き損じたら書き直し、マスも無い紙によくこれほどの字を書いてるな~って言うのが正直な気持ちです(笑)
が、約1200年の時を越え、空海直筆の書物を見る事が出来て、ほんと良かったです。
仏像は、ド迫力でした
一本の巨木から彫り出し完成させる技術の高さや緻密さ、繊細な表情
ほんと昔の人はPCも無いのにどうやって計算し、手足や小物を完璧な配置で彫り出し、作品を生み出していたのでしょうか…
顔の作りは、丸かったり面長だったり。目は、見開いたり、切れ長だったり。耳は、全部、福耳でしたが(笑)
横から後ろからでも美しいシルエット
動物の上に乗っかってるのも、可愛らしかったです、なんて不謹慎かもしれませんが、動物が可愛かった~ です。
人気が高い様に感じた仏像は、帝釈天
見ていた女性が"あそこにイケメンの仏像がいるよ~ "なんて言っていました(笑)
確かに、厚い胸板に端正な顔立ち。象に乗っていました。
私が、一番印象的だったのは、持国天です
刀を振り上げ、目を見開き怒りの表情をしていました。
仏像の視線が下方だったので、下から見上げると視線が合い見つめ合う状態に。
吸い込まれそうな、飲みこまれそうな、なんとも不思議な気持ちになりました。
今でも、その感覚が離れません
あと、美しく迫力だったのは、「金剛界曼荼羅」「胎蔵界曼荼羅」の「両界曼荼羅」です。
なんと、平清盛の頭の血を絵の一部に使っているとか、ないとか
密教の奥義は言葉では伝えることが出来ないとして、宮廷絵師に命じて両界曼荼羅を空海の師匠の恵果が書かせたという事ですが、
内容はさっぱり、理解出来ず
しかし、巨大な紙に緻密に多様な色彩で描かれ、今では色褪せた部分もありましたが、書かれた当時は、この世の物とは思えないほど美しかったと思います
空海は死ぬ間際に訳すと"ずっと人々の事を見守っている"と言い残したらしいですが、
現代のこのバタバタぶりをどう見ているのでしょう…
私も、普段、目の前の事ばかりこなしてバタバタと時間が過ぎていく生活ですが、
今回、悠久の時と果てしないスケールの大きさに触れ、心の奥底が澄んだ気持ちになりました。
ほんと、見に行って良かったです
渋谷・アップリンクにて開催中の「100年のロシア 旧ソ連映画特集」
その中の『鶴は翔んでゆく』(1957)を鑑賞しました
(あらすじ)
ヴェロニカとボリスは愛し合っていたが戦争が二人を引き裂いた。
ボリスは出征し、ヴェロニカは爆撃で両親を失う。
そして、戦争が終わってもボリスは帰らなかった・・・。
戦争の非情さを背景に愛をみずみずしく描き、世界的に大ヒット。
当時の日本公開題名は「戦争と貞操」。
1958年カンヌ国際映画祭グランプリ・最優秀女優賞/フランス映画高等技術賞
(アップリンクHPより)
愛し合い結婚の約束までした若い二人が、戦争によって引き裂かれるというメロドラマですが、
恋人に最後の別れをする為に、群衆を駆け抜けるシーンや、
戦闘シーンで撃たれるところ、
恋人の死を知り街を走るシーンなど、
空襲の中、それをかき消すようにピアノを弾くシーン、
迫力のある映像ばかりです。
専門的な事は分かりませんが、この演出というかカメラワークは、当時としては画期的ではなかったかと思います。
主人公の女性の高ぶる気持ちややるせない気持ち、切ない気持ちが伝わってきました
主人公の女性は、心ならずも別の男性と結婚した後も恋人をひたすら待ち続けます。
待って待って待ち続けますが、最後は、待ってばかりの人生ではなく自分で切り開く人生を選びます。
ずっと暗い顔をしていた女性の、ラスト、パッとふっ切れたように明るくなる表情がとても美しかったです
自分がこんな立場になったら耐えられないので、単純に、やっぱり平和が一番だと思いました
今回の特集上映では、アレクセイ・ゲルマン監督の作品も上映されます
以前、「道中の点検」、「戦争のない20日間」を見ましたが、特に「道中の点検」を見た時の色んな意味での衝撃は凄かったです
機会があれば、こちらもおススメです
その中の『鶴は翔んでゆく』(1957)を鑑賞しました
(あらすじ)
ヴェロニカとボリスは愛し合っていたが戦争が二人を引き裂いた。
ボリスは出征し、ヴェロニカは爆撃で両親を失う。
そして、戦争が終わってもボリスは帰らなかった・・・。
戦争の非情さを背景に愛をみずみずしく描き、世界的に大ヒット。
当時の日本公開題名は「戦争と貞操」。
1958年カンヌ国際映画祭グランプリ・最優秀女優賞/フランス映画高等技術賞
(アップリンクHPより)
愛し合い結婚の約束までした若い二人が、戦争によって引き裂かれるというメロドラマですが、
恋人に最後の別れをする為に、群衆を駆け抜けるシーンや、
戦闘シーンで撃たれるところ、
恋人の死を知り街を走るシーンなど、
空襲の中、それをかき消すようにピアノを弾くシーン、
迫力のある映像ばかりです。
専門的な事は分かりませんが、この演出というかカメラワークは、当時としては画期的ではなかったかと思います。
主人公の女性の高ぶる気持ちややるせない気持ち、切ない気持ちが伝わってきました
主人公の女性は、心ならずも別の男性と結婚した後も恋人をひたすら待ち続けます。
待って待って待ち続けますが、最後は、待ってばかりの人生ではなく自分で切り開く人生を選びます。
ずっと暗い顔をしていた女性の、ラスト、パッとふっ切れたように明るくなる表情がとても美しかったです
自分がこんな立場になったら耐えられないので、単純に、やっぱり平和が一番だと思いました
今回の特集上映では、アレクセイ・ゲルマン監督の作品も上映されます
以前、「道中の点検」、「戦争のない20日間」を見ましたが、特に「道中の点検」を見た時の色んな意味での衝撃は凄かったです
機会があれば、こちらもおススメです
09:14 from Keitai Web
本日は午後、暴風雨の中移動して会議予定(涙)どうなる事やら・・・
09:18 from Keitai Web
台風接近のせいで、連休の予定もズレた・・・まーずらせたから良かったけど。
19:02 from Keitai Web
広い道を同僚と二人で強風で吹き飛ばされそうになっていたら、後ろからさっと手が。気付くと知らない人が支えてくれてた~危なかった~
22:03 from web
やっと帰宅~結局バス待ってる時間が一番長かった!都バスとかすっごい人待ってるんだから増発とかできないのかなぁ…結局、電車が動いて電車で帰宅。
22:06 from web
今まで電車が止まって帰れないって体験が無くて、地震で初めて帰宅難民になって、今回も大変だったけど電車動いて良かった☆ツイッターのお陰で、運行状況が即座に分かって、早めに移動して電車に乗れたし。
22:33 from web
揺れてる~、なんか今年は何なんだろう…終末?
22:38 from web
自分、バスで待たされたけど、今見てると、動き出した電車にすぐ乗れて、止まる事無く電車が動いて、あっさり帰ってこれたのラッキーだったなぁ。
by martha510 on Twitter
本日は午後、暴風雨の中移動して会議予定(涙)どうなる事やら・・・
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広い道を同僚と二人で強風で吹き飛ばされそうになっていたら、後ろからさっと手が。気付くと知らない人が支えてくれてた~危なかった~
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やっと帰宅~結局バス待ってる時間が一番長かった!都バスとかすっごい人待ってるんだから増発とかできないのかなぁ…結局、電車が動いて電車で帰宅。
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揺れてる~、なんか今年は何なんだろう…終末?
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自分、バスで待たされたけど、今見てると、動き出した電車にすぐ乗れて、止まる事無く電車が動いて、あっさり帰ってこれたのラッキーだったなぁ。
by martha510 on Twitter