またまた、『石井輝男 怒涛の30本勝負!!』上映を見に渋谷に行ってきた
二回目(笑)前回は、『ねじ式』『肉体女優殺し 五人の犯罪者』を鑑賞。(詳しくはこちら)
今回は、『天城心中 天国に結ぶ恋』『つげ義春ワールド ゲンセンカン主人』のセット
『天城心中 天国に結ぶ恋』
学習院大学の同級生同士が天城山で心中。
しかも女性はラストエンペラーの姪だったことから世間は大騒ぎ。
この実際の心中事件に便乗しようと、猛スピードで撮影され事件からわずか1月半で公開されたメイド・バイ・新東宝のキワモノ作品。
あまりの強行スケジュールのためか、セットはしょぼく役者は疲れきっているが、ある種実験映画のような趣も…。
(シネマヴェーラHPより)
『つげ義春ワールド ゲンセンカン主人』
つげ義春の4つの短編を、14年ぶりに映画界に復帰した石井輝男が映像化。
驚くべきは、映画の台詞のみならず、カット割りも原作をそのまま再現したこと。
これも、20数年にわたるつげファンであった監督の愛とリスペクトゆえか!?
最後のシーンの楽屋落ち的展開には賛否両論が。
(シネマヴェーラHPより)
天城心中 天国に結ぶ恋は、実際にあった心中事件の映画化
解説だと、セットがしょぼいとか役者が疲れてる…と書かれているけど、
確かにそう思う部分はあるけど、こそまで言うかぁって気もした(苦笑)
今では、死語というかそういう発想すら無くなりつつある心中
最後まで純愛を貫く二人だけど、ラストで死体を囲んでの親&友人達のシーンが違和感有り有り
主役の二人はとても似合っていたけど、三ツ矢歌子が若過ぎて私の知ってる年を取った三ツ矢歌子と同一人物とは思えなかった(苦笑)
しかし、昔の女優さんは品があって漂うオーラが違うなぁ
つげ義春ワールド ゲンセンカン主人は、「李さん一家」「紅い花」「ゲンセンカン主人」「池袋百点会」のオムニバス
「池袋百点会」のみ原作が未読
かなりこだわった作品で、原作とイメージがぴったりというかそのまま
途中に、青林堂でのやり取りが入ってきて作品発表当時の様子が描かれている
ラストは、色んな意味で衝撃 あっけにとられる。
でも、李さん一家と共に並ぶつげ一家も素敵だなぁっと思った
佐野史郎が何役もこなし他は無名な役者であるが、「池袋百点会」は豪華出演陣
の割には、突然メロドラマ風になってしまってい気が…
原作を読んでいないから、そんな気がするとしか言えないけど…原作読んでみようっと
他の3作は、原作の空気みたいなものも表現出来てる気がする。
特に「ゲンセンカン主人」は、迫力があったなぁ
石井輝男監督は、古い作品が好きでそれしか見た事無かったけど、晩年の作品も面白い
まだまだ、この特集上映は続くので通ってしまいそう
追加 『地獄』『徳川いれずみ師責め地獄』の感想→ ★
二回目(笑)前回は、『ねじ式』『肉体女優殺し 五人の犯罪者』を鑑賞。(詳しくはこちら)
今回は、『天城心中 天国に結ぶ恋』『つげ義春ワールド ゲンセンカン主人』のセット
『天城心中 天国に結ぶ恋』
学習院大学の同級生同士が天城山で心中。
しかも女性はラストエンペラーの姪だったことから世間は大騒ぎ。
この実際の心中事件に便乗しようと、猛スピードで撮影され事件からわずか1月半で公開されたメイド・バイ・新東宝のキワモノ作品。
あまりの強行スケジュールのためか、セットはしょぼく役者は疲れきっているが、ある種実験映画のような趣も…。
(シネマヴェーラHPより)
『つげ義春ワールド ゲンセンカン主人』
つげ義春の4つの短編を、14年ぶりに映画界に復帰した石井輝男が映像化。
驚くべきは、映画の台詞のみならず、カット割りも原作をそのまま再現したこと。
これも、20数年にわたるつげファンであった監督の愛とリスペクトゆえか!?
最後のシーンの楽屋落ち的展開には賛否両論が。
(シネマヴェーラHPより)
天城心中 天国に結ぶ恋は、実際にあった心中事件の映画化
解説だと、セットがしょぼいとか役者が疲れてる…と書かれているけど、
確かにそう思う部分はあるけど、こそまで言うかぁって気もした(苦笑)
今では、死語というかそういう発想すら無くなりつつある心中
最後まで純愛を貫く二人だけど、ラストで死体を囲んでの親&友人達のシーンが違和感有り有り
主役の二人はとても似合っていたけど、三ツ矢歌子が若過ぎて私の知ってる年を取った三ツ矢歌子と同一人物とは思えなかった(苦笑)
しかし、昔の女優さんは品があって漂うオーラが違うなぁ
つげ義春ワールド ゲンセンカン主人は、「李さん一家」「紅い花」「ゲンセンカン主人」「池袋百点会」のオムニバス
「池袋百点会」のみ原作が未読
かなりこだわった作品で、原作とイメージがぴったりというかそのまま
途中に、青林堂でのやり取りが入ってきて作品発表当時の様子が描かれている
ラストは、色んな意味で衝撃 あっけにとられる。
でも、李さん一家と共に並ぶつげ一家も素敵だなぁっと思った
佐野史郎が何役もこなし他は無名な役者であるが、「池袋百点会」は豪華出演陣
の割には、突然メロドラマ風になってしまってい気が…
原作を読んでいないから、そんな気がするとしか言えないけど…原作読んでみようっと
他の3作は、原作の空気みたいなものも表現出来てる気がする。
特に「ゲンセンカン主人」は、迫力があったなぁ
石井輝男監督は、古い作品が好きでそれしか見た事無かったけど、晩年の作品も面白い
まだまだ、この特集上映は続くので通ってしまいそう
追加 『地獄』『徳川いれずみ師責め地獄』の感想→ ★