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先日、久しぶりに劉 福君から電話があった。
近々長崎でコンサートをしたい、との内容だった。
是非協力をお願いしたい、と
劉福君といえば、我が長崎胡弓愛好会の最初の講師、
平成9年の10月、長崎胡弓愛好会を設立し講師として来ていただいた。
でも当時は二胡ブームもそれほどでなく、入会者も5~6名というところだった。
熊本から高速道路に乗って長崎まで来て、5~6名の生徒ではなかなか
プロとしての商売にはならない。
一方1人5000円というレッスン料は主婦にとっては大きい支出、
なかなかそれだけの贅沢を出来るメンバーが増えなかった。
2年ほど頑張ったが、「自分で教室を別に作りたい」と私の会の講師をやめた。
かれこれ10名ほど20万円程度の講師斡旋二胡を買わせた私にとっては厳しい試練だった。
困り果てて福岡の趙国良先生のお宅に相談に上がった、という次第、
趙先生は「長崎は大切な町だから自分が行ってあげるよ」と言ってくれた。
そのときの感激は生涯忘れない。ありがたい話だった。
そして5年間、熱心に私達門人を育ててくれた。
でもその趙先生も「私の会の講師ではなく自分の会を作りたい」という話になった。
劉福君と全く同じである。
結局2人の先生に指導をいただきながらも、最終的には離れ離れになってしまった。
考えてみれば仕方のないことだった。
向こうはプロ、レッスン料で生計を立てているわけだから、
私の「できるかぎり多くの人に」「安いお金で」「長崎らしい町造りに参加する」という
コンセプトに合うはずがなかった。
以降、長崎胡弓愛好会には専任のプロは置かず、
私や歌子ではこれ以上教えられなくなったメンバーにはプロを紹介し、
可能であればこれまで同様、我が会の活動にも参加してもらう、というやり方に変えた。
そんなわけで現在私が会の関係者から7名のメンバーが劉福君に指導を受けている。
過去にいろんな事はあったが、私達夫婦に最初に二胡を教えてくれた講師である。
心の中では感謝していた。
その相談の電話があったとき「ああ、精一杯協力します」と返答しておいた。
そのコンサートが9月7日(月)に「メルカつきまち」で開催されることに決まった。
会員は「チケットを1人10枚売らなければならない」らしい。1枚3000円
売れなければ30000円の自己負担ということなり、大変だ。
そこでメンバーごとに長崎胡弓愛好会会員の割り振りをし、
担当分が捌けるように私の方から声をかけることにした。
「歌子が初めて二胡を習った先生だから是非、と」
もちろん私達夫婦も当日はアリーナ本部レッスンを休講して会場に向かうつもり、
どうやら割り当て分は全数捌けるメドはついた。
9月7日が楽しみだ。
先日、久しぶりに劉 福君から電話があった。
近々長崎でコンサートをしたい、との内容だった。
是非協力をお願いしたい、と
劉福君といえば、我が長崎胡弓愛好会の最初の講師、
平成9年の10月、長崎胡弓愛好会を設立し講師として来ていただいた。
でも当時は二胡ブームもそれほどでなく、入会者も5~6名というところだった。
熊本から高速道路に乗って長崎まで来て、5~6名の生徒ではなかなか
プロとしての商売にはならない。
一方1人5000円というレッスン料は主婦にとっては大きい支出、
なかなかそれだけの贅沢を出来るメンバーが増えなかった。
2年ほど頑張ったが、「自分で教室を別に作りたい」と私の会の講師をやめた。
かれこれ10名ほど20万円程度の講師斡旋二胡を買わせた私にとっては厳しい試練だった。
困り果てて福岡の趙国良先生のお宅に相談に上がった、という次第、
趙先生は「長崎は大切な町だから自分が行ってあげるよ」と言ってくれた。
そのときの感激は生涯忘れない。ありがたい話だった。
そして5年間、熱心に私達門人を育ててくれた。
でもその趙先生も「私の会の講師ではなく自分の会を作りたい」という話になった。
劉福君と全く同じである。
結局2人の先生に指導をいただきながらも、最終的には離れ離れになってしまった。
考えてみれば仕方のないことだった。
向こうはプロ、レッスン料で生計を立てているわけだから、
私の「できるかぎり多くの人に」「安いお金で」「長崎らしい町造りに参加する」という
コンセプトに合うはずがなかった。
以降、長崎胡弓愛好会には専任のプロは置かず、
私や歌子ではこれ以上教えられなくなったメンバーにはプロを紹介し、
可能であればこれまで同様、我が会の活動にも参加してもらう、というやり方に変えた。
そんなわけで現在私が会の関係者から7名のメンバーが劉福君に指導を受けている。
過去にいろんな事はあったが、私達夫婦に最初に二胡を教えてくれた講師である。
心の中では感謝していた。
その相談の電話があったとき「ああ、精一杯協力します」と返答しておいた。
そのコンサートが9月7日(月)に「メルカつきまち」で開催されることに決まった。
会員は「チケットを1人10枚売らなければならない」らしい。1枚3000円
売れなければ30000円の自己負担ということなり、大変だ。
そこでメンバーごとに長崎胡弓愛好会会員の割り振りをし、
担当分が捌けるように私の方から声をかけることにした。
「歌子が初めて二胡を習った先生だから是非、と」
もちろん私達夫婦も当日はアリーナ本部レッスンを休講して会場に向かうつもり、
どうやら割り当て分は全数捌けるメドはついた。
9月7日が楽しみだ。