SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
76歳の一人暮らし。

春爛漫

2024-04-08 08:52:00 | 日記











桜が満開で
街はピンクのヴェールに
包まれたようですね。


昨夜のクラシック音楽館
フランス音楽特集でした。


指揮 トゥガン・ソフィエフ

① バレエ音楽
  「カルメン組曲」
  ビゼー作曲
  (シチェドリン編)
弦楽器と打楽器を
使っての演奏で
とてもカッコ良く面白い
ボレロも楽しかった。





②  「マ・メール・ロワ」
  管弦楽版

楽しみに待っていました。
室内楽的な演奏で
夢の世界を
描きだして
くれました。



③バレエ音楽
 「ラ・ヴァルス」

ヨハン・シュトラウスの
ような美しいワルツでは
ありません。
戦争の悲惨な体験もある
ラヴェルが
当時の崩壊しそうな
ヨーロッパを
描きました。
不穏な音で始まり
次第に賑やかで明るい
ワルツになりますが
ワルツのかたちが
崩れていきます。

マ・メール・ロワとは
対照的な作品を
並べての演奏でした。

指揮者や
オケのメンバーの
一人一人の表情を
つぶさに観れる
ゆたかな時間です。

   ✨✨✨✨✨


その後
「マ・メール・ロワ」の
ピアノ連弾バージョンを
聴かせてもらいました。

同じ曲ですが
全く趣きが違い
こちらはこちらで美しく
ラヴェルの
精緻な構造に
叙情が散りばめられて
いました。

最後は
「鏡」ラヴェル作曲より
「鐘の谷」

素敵な演奏を
たっぷり聴いて
熟睡?爆睡した
夜になりました。