SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
76歳の一人暮らし。

奥方次第!

2024-04-05 16:26:00 | 日記



ウィーン出身の
フリッツ・クライスラー
(1875〜1962)

「愛の喜び」「愛の悲しみ
「美しきロスマリン」の
親しみやすい
名曲の作曲と
ロマンティックで
情緒溢れる演奏で
20世紀前半に
ジャンルを超えて
愛された
名ヴァイオリニスト
でした。

7歳で
ウィーン音楽院に入学
10歳で首席で
卒業します。
12歳でパリ音楽院も
首席で卒業後
世界で活躍しました。

そんな彼が
26歳の時に
船旅の途中で
聡明なアメリカ人の女性
ハリエット・リースと
出会い
船内で婚約します。

まるで映画「めぐり逢い」
ようですね。


翌年 2人は
ニューヨークで
結婚式を挙げました。




独身時代のクライスラーは
酒やギャンブルが大好き。
音楽家でありながら
大の練習嫌いでした。
ハリエットは
クライスラーに対して
決められた時間まで
部屋に閉じ込めて
練習させるなど徹底して
クライスラーの生活を
厳しく管理し続けました。
対外的には
ギャラの値上げ交渉を
行うなどして
結果的に
クライスラーが
音楽家として
大成することに
なるのです。



「愛の悲しみ」
イツァーク・パールマン



楽器や美術品の収集家
しても知られ
お金に困っている
若い演奏家に
自分の持っている楽器を
気前よく分け与えるなど
陽気で気さくな人柄と
慕われました。