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認知症は予防できる

2015-09-12 22:47:19 | 医療・国保

認知症を予防する

 認知症の原因の大部分が「アルツハイマー病」「血管性認知症」です。アルツハイマー病は予防できないと思われてきましたが、様々な研究からアルツハイマー病になるのを防ぐのに何が大切かがわかってきました。認知症は予防できないと思わずに、ぜひ予防の取り組みをしていきましょう。 
 
 生活習慣病対策で予防

 

 国際アルツハイマー協会では2014年、認知症予防の報告書を公表しました。
認知症を防ぐためには「糖尿病」「高血圧」の対策と治療をきちんと行うことが重要です。また「喫煙」を避けることも認知症予防につながります。
こうした生活習慣病の対策は「早くから」行うことが大切です。その理由はアルツハイマー病は発症の20年以上前から脳の中で変化が始まっていることがわかったからです。
 
 運動・睡眠で予防する

 認知症予防のために役立つことがわかってきたのが「運動」です。運動は生活習慣病対策になりますが、さらにスゴイ効果もわかってきました。それは「脳を大きくする」ということ。

 高齢者でウオーキングなどの有酸素運動を行なうと記憶を司る脳の海馬が小さくなっていくところが、なんと大きくなることがわかったのです。
 ウオーキングの目安は、週3回、息が弾む程度の速さで30分~40分程度.。ある程度の負荷をかけるのがポイントです。さらに「睡眠」が大切なことがわかってきました。アルツハイマー病を引き起こすと考えられる脳の老廃物・アミロイドβが一晩徹夜しただけで増えてしまうことがわかりました。
 睡眠は脳の中から老廃物を排出する大切な時間なのです。きちんと睡眠をとることは、認知症予防のためにも、とても大切です。 
 
早く歩けないと認知症に!?

 高齢者で関節の異常がないのに歩く速度がゆっくりしてきたら認知症の予備群の可能性が高いことが、最新の研究でわかってきました。脳の働きが低下するために早く歩けなくなると考えられています。特に物忘れなどの自覚症状があり、歩く速さが遅いときは認知症予備群の可能性があります。

 
 
 認知症を防ぐ食事!

 認知症のリスクを下げる食事がわかってきました。牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品と和食を食べていると認知症のリスクが下がることがわかってきました。

 乳製品の目安は牛乳だと1日コップ1杯です。もちろん食べ過ぎ、取り過ぎは禁物です。


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