カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

・秋の動物園(6)フクロテナガザル

2013年11月12日 | ☆動物園とか   

 仙台市八木山動物公園、今回は「サル舎」の特集です。


 正式な名前もあるんだろうけど、カエサルは、左端のコンクリートの建物を「チンパンジー舎」、その右側の檻を「サル舎」と呼んでいます。アジルテナガザル、フクロテナガザル、ギニアヒヒ、シシオザル、ブラッザグエノン、ジェフロイクモザル、ワオキツネザルがいます。
 このとき、フクロテナガザルが咆えまくっていました。










 フクロテナガザルが咆えているのは、何度か聞いたことがあります。でも、咆えているところを見たり、写真を撮ったりしたのは初めてでした。な、な、な、なるほど~!! まさしく“フクロ”テナガザルですね。
 長いこと、フクロテナガザルっていうのは変な名前だなと思っていたのですよ。カンガルーのなかまにフクロネコとかフクロモグラとかがいるわけだけど、どう見ても有袋類には見えないし、どうして「フクロ」なんだろうと不思議に思っていたわけです。
 でも、納得しました。のどのところがフクロ(というよりフーセンだけど)のように膨らむのですね。これまでにも見たことがあったのかもしれないけど、気がつきませんでした。凄いね。

 せっかくなので、サル舎のなかまたちを紹介しましょう。


 アジルテナガザル
 はしゃぎまわったり、頭を抱え込んだり、躁鬱性のサルですね。


 フクロテナガザル
 咆えていないときのフクロテナガは、こんなもんです。哲学者然とした表情をしています。


 ギニアヒヒ
 得意技は大あくびです。このときは、ぷちあくびでした。


 シシオザル
 しっぽの先っぽがフサフサしていてライオンみたいだというので、獅子尾ザルなんだそうです。


 ブラッザグエノン
 ブラッザさんに因んでつけられた名前だそうです。「ブラッザ」「グエノン」と区切ると、読みやすいです。


 ジェフロイクモザル
 ジェフ・ロイさんに因んでつけられた名前だそうです。「ジェフロイ」「クモザル」と区切ると、読みやすいです。

 じぇじぇ。
 クモザルに赤ちゃんが生まれたそうですよ。10月20日(日)に生まれて、29日(火)から公開しているんだそうです。この写真を撮ったのは10月30日(水)なんですけど、まったく気がつきませんでした。悔しい。
 言わせてもらっちゃうけど、その赤ちゃん誕生という記事が八木山動物公園のホームページに掲載されたのは11月1日(金)なんですよ。それはないんじゃないの・・・と思ってしまいました。
 ついでに言っちゃうと、この赤ちゃんの名前を公募するそうです。それはそれでいいんですけど、いろんな動物の赤ちゃんが生まれて、名前がつけられる場合とつけられない場合があるというのはどういうことなんでしょうか。
 今年生まれたスマトラトラには名前がついたけど、チンパンジーには名前がないわけです。このサル舎でも、一昨年生まれたグエノンには「リップ」という名前がついたのに、同年に生まれたキツネザルには名前がありません。去年生まれたシシオザル、グエノン、キツネザルには、いずれも名前がありません。
 ・・・というわけでまた愚痴をたれてしまいましたけど、クモザルの赤ちゃん誕生、おめでとうございます。赤ちゃんの名前、「じぇじぇ」でどうでしょうか?


 ワオキツネザル
 サルのなかまで最も原始的なのがメガネザルなんだけど、それに次ぐのがキツネザルです。ここにいるからサルということがわかるんだけど、アライグマやハクビシンたちのところに置いていたら、誰もサルだということに気がつかないんじゃないかな。

 それにしても、檻ごしに写真を撮るのは難しいですね。
 キャノンさんでもニコンさんでもいいから、檻を無視してその向こう側にピントを合わせる「動物園モード」みたいなのをつくってくれないですかね(笑)


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