カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

五大堂(十二支)

2012年12月22日 | ★蔵王・松島など 

 子。五大堂のネズミです。
 今回の記事は、五大堂の十二支を紹介しようという試みなのだけど、その順番については、ちょっと悩みました。でも、やっぱり「子」から始めるしかないと思いました。子にしかめやも・・・っていうところでしょうか(笑)


 丑。五大堂のウシです。
 五大堂というのを知らない方のために書いておくと、宮城県の松島にある仏堂です。坂上田村麻呂とか、伊達政宗とかが関係する、由緒正しいところです。


 寅。五大堂のトラ・・・なんだけど、これがどう見てもトラには見えなかったわけです。
 何なんだろう・・・ってなことを考えて、グルグルと見ているうちに、十二支なんだということに気がついたわけです。せっかくだから、全部、撮ってみることにしたわけです。


 卯。五大堂のウサギです。


 辰。五大堂のドラゴンです。
 今年は、辰年でしたね。今年の「十二支」は辰で、今年の「干支(えと)」は壬辰(ジンシン/みずのえたつ)でした。
 「干支」と「十二支」は違います。
 甲乙丙丁・・・というのが「十干(じっかん)」、子丑虎卯・・・というのが「十二支(じゅうにし)」で、この2つを組み合わさったものが「干支(カンシ/えと)」ということになります。十二支だけのものを「えと」と呼んで、「今年のえとは辰だね」なんて言うのはおかしいわけです。
 カエサルは、このことにこだわっています。「ジャイアントパンダのことをパンダと呼ぶな」というのと合わせて、カエサルの二大こだわりと言ってもいいと思います(笑)


 巳。五大堂のヘビです。
 来年は、巳年ですよね。来年の「十二支」は巳ですけど、来年の「干支(えと)」は癸巳(みずのとみ、キシ)です。こだわっていますからね。くどいのですよ。
 十干の「干(カン)」、十二支の「支(シ)」を組み合わせて「干支(カンシ、えと)」ですよ。十干がなく、十二支だけなのに「干支」と言ったりするのはおかしいです。


 午。五大堂のウマです。扁額の後ろに隠れています。
 ちなみに、再来年の干支は「甲午(コウゴ/きのえうま)」です。
 ちなみに、本来は「カンシ」と呼ぶべき「干支」のことを「えと」と呼ぶのは、「十干」の方に由来します。十干っていうのは、甲(コウ/木の兄=きのえ)・乙(オツ/木の弟=きのと)・丙(ヘイ/火の兄=ひのえ)・丁(テイ/火の弟=ひのと)・・・なわけですけど、五行(木火土金水)の兄(え)と弟(と)が繰り返されるわけで、十干のことを兄弟(えと)と呼ぶのは間違いではナイト思います。
 しかし、十干のつかない十二支だけのものを「えと」と呼ぶのはおかしいです。


 未。五大堂のヒツジです。
 くどいようですけど、2015年の干支は「乙未(イツビ/きのとひつじ)」です。


 申。五大堂のサルです。
 くどいんですけど、2016年の干支は「丙申(ヘイシン/ひのえさる)」です。


 酉。五大堂のトリです。
 これで最後にしますけど、2017年の干支は「丁酉(テイユウ/ひのととり)」です。


 戌。五大堂のイヌです。


 亥。五大堂のイノシシです。


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