早いもので、このセミナーも、昨日で第4回目となりました。
一応、初回より出席している私は、受付で名前を言うと
「○○さんですね、いつもありがとうございます」と言ってもらえます。
(うれしい気持ちになりますね、こういう一言。)
今回も末盛さんの講演というよりも、対談でした。
お相手は松浦弥太郎さんです。
題目は「エジプトの絵本を知るーアレキサンドリア図書館をめぐって」
なぜ、突然にエジプトなのかというと、代官山ヒルサイドテラスの
すぐそばに、エジプト大使館があり、エジプトには紀元前300年頃には
もう図書館があったそうなのです。
そのアレキサンドリア図書館にも詳しい松浦さんを交えてのお話は、
今回もとても楽しく、感じ入ることがたくさんありました。
本が好きな人から、本に対する熱い気持ちを聴けるというのは、
ほんとうに嬉しいもので、聴いているこちら側の、本好きの血が
ふつふつとしてくるのがよーくわかりました。
(こうめさん、琴子さんのブログでは、もうしっかりと、お話の内容が
UPされていますので、今回もそちらをご覧いただいたほうが、
中味はわかるかなあと思います。)
私は‥お話を聴きながら、手帳にメモしたことを、記しておくことにします。
アレキサンドリア図書館
アレキサンダー大王によって、都市とともに建設された
集めたものを伝える、技術
写本
本はたからもの わかちあいたい
自分の好きなものを並べることで人とコミュニケーションがとれる
(人と共有できることの楽しさ)→本屋へのルーツ
売る側の責任
どんどん質問されたい
前半は、図書館、本についての話からで、後半は、松浦さんが
アメリカで暮らしていた時のエピソードからです。
若いころにサンフランシスコで暮らしていて、お金がないので
(でも本はたくさんある)、公園で、自分の持っている本を並べてみたところ、
興味を持って話かけてきてくれる人がいて、本を買ってくれて、
また数日すると、おもしろかったと伝えにきてくれる‥という経験を
したそうなんです。
それがあったから、本屋さんへの道を歩みはじめたともおっしゃっていました。
自分の好きなものを、同じように、好きだと思っている人と共有できる楽しさ。
自分の知らなかったものを、教えてもらえる喜び‥
これって、私たちがブログを通しておこなっていることと、同じですよね?
そして、自分の好きなものだけを責任を持って売りたいという姿勢は、
お店屋さんとしての私の衿を正してくれるような言葉でした。
ところで。
松浦さんが末盛さんにとてもいい質問をしてくださいました。
「安野さんにとっての1冊が『即興詩人』なら、末盛さんにとっての
そういう1冊は何の本ですか?』
末盛さんは、その時々で違うけれども今は長田弘さんの
『読むことは旅をすること』だとおっしゃいました。
長田弘さん。いいですよねー僕も大好きです。
と、松浦さんもおっしゃいました。
私は心の中で、やっぱり!! と大きな声を出していました。
だって、お二人の話を訊いていたら、いつか市内の図書館で開催された
長田弘さんの講演が私の中で重なってきていましたから。
そして、偶然にも、私も数日前より長田さんの『すべてきみに宛てた手紙』
という本を読んでいるのです。
なんか、とても些細なことですが、でもすごくうれしい気持ちになりました。
今回もランチ付きで申し込めたのですが、写真は撮りませんでした。
はらぺこさんのブログにとてもおいしそうな画像がありますので、
どうぞご覧ください。
賑やかにテーブルを囲み、本好きなことと、本好きな友達が
近くにいることのしあわせの両方を感じました、こんな会話から。
「まだ読んでいない本があるのに、欲しい気持ちが
どうしても抑えられなくって、また買ってしまうだよね♪」 そうそう。
「もう本をしまう場所がないのにね♪」 そうそう。
「あと何度開くか(読むか)わからないのに、
でも、手元に置いておきたくて♪」 そうそう。
「家に(自分のそばに)、その本があるっていうだけで、
嬉しいんだよね♪」 そうそう。
8月はお休みで、9月のセミナーのタイトルは
「生きる知恵ーシャロット・ゾロトウとともに」です。
そして、大好評につき、11月から第2弾のセミナーがスタートするそうです。
代官山通いが、秋から冬まで続きそうです‥
もうすぐに読みたい気分です(笑)
代官山通い、、、したいです!
コメントありがとうございます。
>もうすぐに読みたい気分です(笑)
わかります、わかります。
私もお話聞いたり、どなたかのブログで見たり
するだけで、その本が欲しくなったり気になったり‥の連続ですから。
このセミナー、秋以降も続くそうなので、いつか代官山で
お会いできたらいいですね~
長田さんの翻訳されている絵本もとてもいいですよね~
ことりさんにもそのシリーズが揃っていて、
最初に見たときに鳥肌がたったの覚えています。
だって、図書館でしか見たことがなかった本だったんです。
しかも、第二弾のお知らせ。ありがとうございます。
とりあえずは、最後の講演。行けますように。
私も、今、長田さんを借りてきています!
しかも、お二人とは違う本(笑)
「記憶のつくり方」
あとがきで、すでに涙し、
一番最初の小さなお話で、すでに、本の虜になりました。
言葉の一つ一つが、ひらりひらりと心に降りてきて、
じわじわと染みてくるようなのです。
やっぱり、長田さんが好き!を再認識しました。
それにしても、こうやって、3冊の本の題名を並べてみると・・・
題名だけでも、じんときちゃいますね。
rucaさんの本の話を楽しみにしています!
あなたのブログを全部読んでコメントとなると何年先になるかわからないくらい、本の情報を載せているのには、本当に感心!
私があなたぐらいの年齢の時は、たぶんまだ、オムツ洗いに勤しんでいたかも。
読書は嫌いではない が、怖い。夢中になって、育児や家事が疎かになってしまったことがあるからだ。
一度は、一人の子供がプールでもらったしらみに気づかなくて、家庭内感染!子供達を裸にして浴室に並べ、髪に薬をまぶして 夫としらみ退治。
「おやつは!」「ごはんは!」子供の叫び声に 「もう少し 待って待って、最後まで読みたいのよ。」おなかすかせた子供達はおお泣き。
今、その子供達も最後の子供を除いてみんな働いている。同じ屋根の下にいる子供達も激減。読書をする時間もあるはず。夫や息子達から推められる本とは、随分違うが、もう一度、若返りたい一心から 絵本の世界を旅しようかと思っている。
末盛千枝子というお名前は以前にも目にしてきたはず。だが、今回先生のお名前が気になったのは 娘から頼まれて買ってきた文芸春秋7月号の「皇后様の告白」をを読んでから。
7月1日 我が家のメーリングリストに私の父の命日のお知らせを書いていた。父が生前、ラジオで聞いて涙を流した「こころのともしび」という番組が気になって、そのホームページをあけた。すると末盛先生のお名前とお写真が出てきたではありませんか!まあ何て素敵なお方!そして、先生のお写真の下のタイトルを幾つかクリックして読み始めたら、もう涙が次から次へと流れてきて....。そして、失礼とは知りながら、末盛千枝子で検索をした。すると どなたかのブログに入って、ヒルサイドテラスでのセミナーを知ったのです。実物の先生にお会いしたい! すぐ予約。
ランチ待ちだったけど、キャンセルが入ったおかげで、おいしいランチをみなさまといただけた訳です。
これも何かのご縁でしょうか。これから、お気に入りー>my favorite things とクリックして、私のくつろぎの時間を楽しく過ごさせていただきますね。
9月4日のセミナーでまたお会いしましょう。
素敵な夏休みを!
だったのに・・・結局あの時しか行けていません。
rucaさん、すっかりお得意様ですね!
rucaさんたちのテーブルのお話、rucaさんが「そうそう。」と思うそれは
すごく普通のことのように感じるのに、残念ながら、身近で
そんな話が出来る人はなかなかいない・・・というのがホントのところですよね。
以前rucaさんが「分けている」って仰ったみたいに。
なので、私もそのテーブルのお話に参加したかったです(笑)
それから、もちろんセミナーのお話にも。
そこここの、すべての言葉が美しくて、あ~いいなぁって思わずにいられません。
今回も楽しいお話でした‥最初にエジプト大使のお話があったせいか、
末盛さんと松浦さんのおはなしの時間が短かったように思え、
もう終わってしまうの? あれ、質問のコーナーはなし?? と小さい声で言い合っていました・笑
長田弘さんのことに話が及んだとき、えーとやっぱりが
心の中でまぜこぜになり、ちょっと涙ぐみそうになりました。
(このセミナーでは、私毎回、ちょっと泣いてしまいそうになってます)
ほんとに、長田さんの本って、その題名からしてもう素敵ですよね、どれもこれも。
「すべてきみに宛てた手紙」
森の絵本について書かれた章もあるし、長田さんご自身が
好きな絵本についての章もあるのです。
ゆうべ読んだところでは、22ページと33ページに、
書き残しておきたいところがあったなあ、と今思い出しました。
こももさん。
9月4日、すごく楽しみにしています♪
何事もなく、こももママがおでかけできるように、私もお祈りしています。
先日は楽しいランチのひとときを、ありがとうございました。
そして、ブログへのご訪問!!
ありがとうございます。とてもうれしいです。
人生って、どこに出会いが転がっているかわかりませんね~
まだまだひよっこの私がこんなこと言うのもおこがましいですが、
ほんとにそんな気持ちでいます。
ヒルサイドテラスでのセミナーは、末盛さんのお話はもちろんのこと、
ブログともだちのみなさんや、本屋さんのこうめさんと会える楽しみもあって、
それに、1か月に1度というペースもちょうどいいし、
毎日の繰り返しの生活に中での「ちょっと特別」を味あわせてもらっています。
9月にお会いしたときは、「合宿」のお話などまた聞かせてくださいませ。
今回も楽しいひとときを過ごさせてもらいました。
お話はもちろんのこと、ランチタイムは格別ですね。
「ブログで知り合った方」とか「ブログともだち」とかじゃなくって、
私はもう「わたしのおともだち」って思ってますもの。
今回もひときわ賑やかなテーブルだったらしく、こうめさんは
給食のときの女子って表現してました‥笑。
本好きな人と一緒に居るだけで、テンションがあがってきて困ります。
学校のママ友や、読み聞かせの仲間とも、こういう感じは、なかなか共有できないですね~
第2弾も始まるようだし、またご一緒できたら
楽しいですねー♪
毎度、ありがとうございますー。
回数重ねるごとに、お会いする面々と楽しく過ごせる幸せ♪
月一のお楽しみです。
それにしても、「そうそう」話、まったくおもしろかったですね。
それに、共感してもらえるうれしさも感じましたよ。
え”-!という言葉が出ない安心感(笑)
マミーおばさんが思い出される絵本の数々が、あーそれ好き♪と
思う絵本ばかりで、それもうれしかったです。
また、9月ですね!
わたしも、こももさんの初参加を楽しみにしましょ♪
今日も暑くなってきましたね~
>え”-!という言葉が出ない安心感(笑)
ほんとにそうですねー。
安心して、いろんなこと話せるからあんなに
楽しくって盛り上がってしまうのですね。
でも、私ひとつわるいことしたなあと思ってて。
私がランチの席のこと気にしてたから、松浦さんと
お話する機会逃しちゃいましたよね‥ごめんなね‥
で。
罪滅ぼしじゃあないですが、松浦情報が入ったら
ぜひとも積極的にお知らせしよう!!と思ったしだいです。
籠の件は、ひなこさんが教えてくれた本を読めば
いきさつとか思い入れ等がわかりそうですよねー。
さっそく図書館で検索したら、なんと市内の図書館に
1冊も置いてないんです! 即、予約入れてきましたけど、
もしも、先に読んだなら、教えてくださいませ。