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絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

ぐりとぐらのおおそうじ

2008-03-08 15:15:05 | ひらきよみ(読み聞かせ)

2月22日(金)は、ひさしぶりの1年生のクラスでの「ひらきよみ」でした。

最初は『てぶくろ』か『しんせつなともだち』を読むつもりでしたが、
陽射しが春めいてきていたので、急に、この絵本を思い出したのでした。


  ぐりとぐらのおおそうじ (日本傑作絵本シリーズ)
      『ぐりとぐらのおおそうじ』
   なかがわりえこ 文 やまわきゆりこ 絵


この本は、『おひさまはらっぱ』の中の一話だったのが、
福音館書店50周年記念出版として、加筆修正され絵本に
なったものです。

おなじみのぐりとぐらが、春の光を感じてとびおきると、部屋の中は
ほこりだらけ。冬の間中、閉め切っていたし、窓も雪でふさがって
いたからです。だから‥

「きょうの しごとは、おおそうじ」
と きめました。

おひさま ぽかぽか
うれしくて
ほこりも ふわふわ
おどってる
ぼくらは これから
おおそうじ

こういうストレートな素直さが、ぐりとぐらの魅力だと思います。


1年生は、表紙を見せると、「あ、知ってる」と口々に言ってました。
みんな保育園や幼稚園や、家で、読んでもらってきたんだね。

ぞうきんの役目の、ぐりと、ほうき・はたきになる、ぐら。
「はたき」がどんな掃除用具か、1年生は知ってるかな、というのが
この日いちばん、私が心配した点でした。



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