朝のコーヒー

平日の朝は、なかなか起きられない日が多いです。
何度かiPhoneに声をかけてもらって、やっと起きます。

起きると、仕事のことが気になり、早く行きたくなってしまいます。

朝もおいしいコーヒーでスタートしたいところですが、ゆっくり入れている時間（いや、気持ち？）のゆとりはありません。
幸い、前日の夜に入れたコーヒーがポット（単なる保温の水筒です）に残っていることが多いです。

温度は、さすがにぬるくなっていますが、一応コーヒーです。
まあ、妥協しながら飲みます。

ある日、ぬるいコーヒーはやだな…と思って、お湯を追加してみました。
濃さは半分になりますが、暖かいコーヒーができます。

飲んでみると…まずくなかったりして。
もちろん、入れたてのコーヒーには劣りますが、ぬるい前日のコーヒーをそのまま飲むよりも美味しいのです。

また、温度が丁度良かったりして。

熱々のコーヒーだと、少しずつしか飲めず、コーヒーが減らないことと時間が過ぎていくことが気になり出します。
その点飲み頃の温度ですと、時間のことはあまり気にせず、飲み干すことに気持ちを向けることができます。
たとえ飲み残してしまっても、前日のコーヒーならあきらめもつきますし。

忙しい朝の時間に、ちょっとした工夫でほんの少し美味しいコーヒーが飲めるようになって、嬉しくなっちゃいました。
これで元気に、平日の一日をスタートできそうです。

…平日の朝のパターンでした。

夜のコーヒー

このところ、ちょっと忙しい毎日。
趣味で忙しい毎日を送りたいところですが、今のところ仕事で忙しい毎日…。

夜帰宅して、夕飯を食べると、眠くてもう寝たくなります。
お風呂に入らなくては…と思いつつ、疲れてて動きが緩慢になってしまいます。
時計を見ると、すでに日付は変わっています。
早くしないと、明日になっちゃう…。
そんなことは考えませんが、がんばってお風呂に入ります。

お風呂から出ると、目が覚めて、ちょっと元気になるものです。
そこで、さっさと寝ればいいものを、このときとばかりにやりたいことをしたくなるんですね。
やりたいことと言っても、全然大したことではなく、次に買いたい万年筆の情報をネットで見ることぐらいですが。

寝る直前になり、コーヒーが飲みたくなります。
今日一日、美味しいコーヒーを飲んでいないじゃないか。
そう自分から言われて、お湯を沸かして、コーヒーを入れます。
自分で焙煎したコーヒー豆を挽いて入れることもあれば、市販の豆を使うこともあります。
（割合的には、市販の豆、いや粉が圧倒的に多いこの頃です）

ちょっと多めに入れて、保温ポットにも入れておきます。

やっと至福の時が！
カップに入れたコーヒーを一口飲むと、一日の中で最高の幸せが…。

この時間を待っていたんだよ。
あ～、しあわせ～。
と、目を閉じる…。

そんな幸せな気分は、つかの間。
コーヒーが残ったカップを前に、ウトウトしていたことに気がつきます。
時計を見ると、ちょっとびっくりしたりして。

そして、フラフラになってベッドの中に…。

…平日の夜のパターンでした。