legno-Diario-自閉症児は不思議生命体-

~自閉症のすーさん(小学1年生)といい婆さんのなんでもかんでも~

やだねぇ~反抗期

2005-02-13 14:48:28 | すーさん
 「いらないの!!」

 
 なんでおめぇの第一声はいつもこれなんだよぉ~。

 とうとう、すーさんにも遅かりし第一反抗期がやって参りました。

 普通の子は2歳位にやってくるって聞いてたし、去年はすーさんと同じクラスの親御さんが散々嘆いておったので知ってはいたが、まぁ、すーさんに来るとは思いませんでしたね。

 読みたい絵本をわしの所へ持って来て、読んでもらいたいんだろうなぁと思って「一緒に読むかい?」って聞くと「いらないの!!」

 じゃ、なんでわしの所に絵本なんぞ持ってきたんかい?!

 こっちは「いらないの!!」とか言われちゃ「そうですか、じゃ読むのはやめましょう」と言うしかないのでそう言うと

 「ギャ~~~~」

 なんだよそれ?・・・・??

 わしや爺さんがなんか言おうもんなら「いらないの!!」

 「バナナ食べる?」
 「いらないの!!」
 「じゃ、しまうね」
 「ギャ~~~~」
 「じゃ、置いておくね」
 「いらないの!!」
 
 じゃ、勝手にし~や。・・と思ってしまう。

 そんな奴を連れて今爺さんは懺悔の旅に出かけておる。
 すーさんは生まれて4回目の電車に乗る・・・らしい。

 公共の場所、更に不慣れな場所でのすーさんのパニックと絶頂の反抗期にどうやって対処しているのであろうか?

 爺さんは、この連休ずっと朝寝坊しておったので3日目の昼(今日)わしはさすがに怒ったのだ。
 「すーさんはわしだけの孫じゃなか!!」

 で、懺悔となったわけであるが、さてさてこの過酷な旅に出かけてから4時間近く。
 二人とも道端でヘタレているのではなかろうか?

 今日の夕焼けはいやにキレイだなぁ。こんなふうに1人ボンヤリ夕焼けを見るのも久し振りだ。