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ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

記録: 世界初の自爆テロ国家「カミカゼ・ニッポン」(2)

2007年08月02日 16時26分07秒 | 格差社会と政治
[近代日本史]: 太平洋戦争末期 特攻隊 人間爆弾の妙案(軍首脳部) 靖国神社 A級戦犯

<太平洋戦争末期>
最初は優勢だった日本軍も 次第に追いつめられ、
大陸では 中国軍のゲリラ戦に怯え、地上部隊の日本軍援護として 戦闘機を要請し、 中国兵・民間人 を問わず空爆して一掃(殺戮)するのが 通例 だったという。
ベトナム戦争で 米国相手に戦った ベトナム人兵(ゲリラ)に 怯え、 民間人さえ虐殺した米国部隊と同様である。

<実際の戦局がいよいよ劣勢になると>
伝家の宝刀が飛び出した。 特攻隊である。 志願兵でなく徴兵によって若い命を集め、

【特攻隊(陸軍航空隊・海軍航空隊)】
飛行機なら 複葉(2枚羽)機 で、 離陸してすぐ着陸する訓練だけして 特に操縦技術を身につけるで無し、 本人の意志に関わらず 上からの命令で 特攻 を命じ、 ギリギリ目標まで飛べる燃料だけを積んだ飛行機が 爆弾を抱いて 飛び立ったのである。

仮に怖くて艦隊に突っ込めなくとも 燃料が切れて海のもくず。 しかも十分な飛行訓練を受けていないから 攻撃されればあっさり打ち落とされる。 多くは 敵艦に到達する前に 海に消えた というのが大方の見方の様だ。 (無駄に散らされた若き命である)

【人間魚雷:回天(海軍)】
まだこの話をしてくれるヒトとは出会っていないが、 人間魚雷も同じ事だ。 命令には逆らえず、 ひとり孤独の中で 敵艦めがけて 向かったのであろう。
徴兵され、簡単な訓練だけを受け(軍人精神を身につける以前に) 燃料片道切符の人間魚雷に乗せられたのである。

【湯たんぽ爆弾(陸軍)】
米軍が本土(関東)に上陸した際の 予防線である。 (詳しい話は陸軍関係者しか知らない様子)

長身では 米軍に見つかり打たれ易いので 小柄な男性兵が 腹に爆弾を抱えて物陰に隠れ、 敵(米軍)車両のキャタピラに向かって(巻き込まれるように)ぶつかって行き 爆発でキャタピラを破壊し走行を阻止しようと計画されていたという。

(続)

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