日々是好日

身辺雑記です。今昔あれこれ思い出の記も。ご用とお急ぎでない方はどうぞ・・・。

民主党が天下をとると・・・ 「最先端研究開発支援プログラム」は?

2009-08-27 20:32:23 | 社会・政治
朝日朝刊第一面に「民主、320議席獲得も 自民100前後 公明20台」の見出しが大きく出ている。当たるも八卦当たらぬも八卦(失礼)、私は民主党が単独過半数を占めないことを望んでいるが、なにはともあれ結果が待ち遠しい。それにしても朝日の当落予想記事、どんな意味があるのだろう。もう四日もすれば正確な結果が出ているのに、なぜ待てないのだろう。バッカみたい。

先行許す、競る、リード、優位、追い上げ、激戦、接戦、伯仲、猛迫、互角の戦い、苦戦、横並び、肉迫、といった大きな文字が目につく。まるで競馬の予想記事のようだ。ということで中身はすっ飛ばす。

私が今度の選挙で期待するのは世襲議員がごっそりと減ることである。民主党にも世襲議員がいないわけではないが、自民党に比べると割合は小さい。議員480人中、世襲議員が100名を下回ることになればかなりの出来であると言えよう。80人なら万々歳である。世襲議員には決して投票しないように、と声を大にしたい。

ところで政権をとった民主党がお金をどのようにして作り出すかが見物である。消費税は上げないことにしているので、結局は赤字国債なのではないのか。錬金術師ぶりをとくと拝見したい。上手になにかを誤魔化すはずである。

民主党が政権を担当することは、幕府に明治維新政府が取って代わった情況に匹敵するのだろうか。それとも敗戦後日本を占領しにやってきた連合国軍なのか、または太平洋戦争が始まって、東南アジアを占領または進駐した旧日本軍のようなものだろうか。選ばれた途端、偉そうに振る舞う程度の低い人間がかなり紛れ込んでくるような気がする。今からでも遅くない、そのような片鱗を感じさせる人には投票しないことである。

朝日の記事によると2700億円の「最先端研究開発支援プログラム」について、民主と国民新は、緊急経済対策ではなく、人材育成や基盤研究の強化につながるよう求めた上で賛成に回った、とのことである。この通りだとすると、民主党が政権をとった暁には現在の「最先端研究開発支援プログラム」の進め方は180度転回を求められることになるのではないか。これは私が「最先端研究助成」よりましな2700億円の使い方があるのでは  追記有りでも述べた抜本的見直しに相通じるもので、この点では期待が持てる。そのせいかどうか、内閣府科学政策のホームページで公開されている「最先端研究開発支援プログラム」の動きが、7月28日に公表された配付資料以降、ピタリと止まっている。それとも選挙日前の最後の明日、28日にでもワーキングチームスケジュールにより進められているはずの作業、すなわち60件程度にまで絞り込まれた研究課題候補が公表されるのだろうか。


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