日々是好日

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『ガセネタ』に踊らされた国会議員と大阪大学医学部教授をくらべて

2006-02-23 19:55:33 | 社会・政治
メール立証困難 永田議員、辞職の意向 進退を幹事長一任 民主緊急役員会 (産経新聞) - goo ニュース

『ガセネタ』メールで国会を混乱させた永田寿康衆院議員が「党に迷惑をかけた。責任を取って辞職したい」として議員辞職の意向を党幹部に伝えたとのことである。大いに結構、分かりやすい責任のとりようである。ところが分からないのは鳩山幹事長、何故永田議員を慰留しているのか。『風説流布』を確信も無しに行った自分の進退問題に繋がることを恐れてなのであろうか。

責任を負うべきは国民に対してなのである。その認識が民主党には欠如しており、党内事情しか念頭にないものだから慰留なんてことになるのだろう。議員辞職申し出を永田議員のパフォーマンスに終わらせないためにも、即刻衆議院議長に辞職願を提出させるべきである。もちろん前原民主党代表もその職を辞するのであろう。党首討論の前日に「楽しみにしていて下さい」と云っていたが、それは誰も知るとおり不発に終わった。『自分の首を差し出す』ことでケリをつけていただこう。今や前原代表の言葉に耳を傾ける国民は一人としていなくなってしまったからである。

永田議員の脳裏に『議員辞職』が『ガセネタ』に踊らされた責任の取り方の一つとしてあったのはあえてご立派と申し上げる。同じ『ガセネタ』に踊らされながらも『被害者』と云わんばかりの抗弁と居直りをする大阪大学医学部教授と比べれば、である。


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