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玉木宏、初舞台で実在した戦場カメラマンに!

2013-03-03 | 気になる表現者



玉木宏、初舞台で実在した戦場カメラマンに!


《平清盛》で源義朝を演じられた玉木宏さんも初舞台を踏まれるそうです。
戦場カメラマンの役だそうですよ。
「ホテル マジェスティック ~戦場カメラマン澤田教一 その人生と愛~」。
役作りで素敵な交流があったそうです。


玉木宏、初舞台で実在した戦場カメラマンに!
熱心な役づくりの裏に秘められた思いとは?
    [シネマトゥデイ芸能ニュース]



ずっと前に澤田教一さんのドキュメンタリー本を読んだことがあります。
遠い昔に読んだので、内容は忘れてしまったのですが、
写真が戦場の緊迫感をあますところなく伝えていて、
危険な状況下で撮られたのだなあとわかるものばかりでした。
澤田さんはがっしりとした、彫りが深い、男らしい風貌のかたで、
実直そうな方だなあと思いました。
とてもお若くして亡くなられた方ですが、
どんなことをお考えになっていたのだろう、と思っていました。
玉木さんで舞台化されるとは。
一瞬、ギャップが大きいなあと思ったのですが、
だからこそ、挑む価値があるのでしょうね。
玉木さんが舞台に向けて、澤田夫人にお会いになったり、
写真集を作って差し上げたり、
そういうお話を聞いて、
澤田さんにたいする敬意を大切にされる方だなあと、
あらためて玉木さんの姿勢に感動しました。

ゆうべ、鶴瓶さんの《A-studio》で玉木さんがゲストでした。
若き日の頼朝役の中川大志くんに取材されてましたが、
14歳の中川くんに下ネタ満開だったそうですよ(笑)
中川くんが好きな子に電話をかけさせて遊びに行く約束を
決めさせるなど、微笑ましいエピソードでした。
きっと撮影の緊張感を合間に和らげてあげたのでしょうね。
だからこその、あの中川くんの感動的な頼朝ができたんじゃないかと。
(十分リラックスして、一極集中できたというか。)

時代考証の本郷先生と、先生の《三国志》に関するツイートから
少しお話させていただいたのですが、
先生も、義朝・頼朝、清盛・重盛両親子の、そういうエピソードを
本編でも見たかったですね、とのことでした。
ほんとにね。


鶴瓶さんは玉木さんのことを、
白鳥に例えていらっしゃいました。
水上では優雅に静かに泳いでいるけれども、
水面下では必死で足を動かして泳ぐ・・・
玉木宏とはそういう男であり、
俳優になるために生まれてきた男である、と。

澤田さんの未亡人に渡された写真集は、
そういう玉木さんの生き方そのままなんじゃないかと思いました。

舞台が無事に成功しますように!!!



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