
タイトルにソソられて読んでみました。とはいえ、この小説を最後まで読んでみて、このカッコウが自分の子を他の鳥に育てさせる・・って生態から来るタイトルと、すごいぴたっ!と来るって程でも無いかな・・・と思ったら、初出時は「フェイク」というタイトルだったんですね。
以前、東野さんの小説「鳥人計画」と同様、ウィンター五輪スポーツミステリーです。
「鳥人計画」よりもこちらの方が更に、誰でもが読みやすく、途中まで面白く、ぐいぐいと引き込まれて一気読みさせてくれました。

主に2つのエピソードが同時進行する。風美という才能あるスキーヤーの血のつながらない娘を持つ緋田の苦悩と謎解きと、スポーツに優れる遺伝子を持っているということでスカウトされスキーを始めたものの本当はギターが好きな伸吾という高校生のお話。
両方とも凄く面白くて、ワクワクして読みました。
運動能力や才能というのは遺伝するのか?という処とか、才能のある遺伝子を持っている者はそれほど努力をしなくても一般人よりも上達が凄い・・とかって部分がとても興味深かったです。常々、運動神経が凄く劣ってる遺伝子家系の私には、凄い解る~!!という(逆の意味で)感じでした。伸吾が練習中にでくわす、ある高校のスキーヤーのフジイや、クロサワとの会話とかも良かったな。

しかし・・・。
最後になって全てが明らかになってみると、え~っ・・・と言う気持ち・・。

★以下ネタバレです 白文字で書いています★
実は愛人の子だったというのは早い段階で気がついたのですが、親友から託された子供だったなら、奥さんは飛び降り自殺する事はなかったんじゃないかな・・・。火事で親友と一緒に死んだ赤ちゃんというのは、かっさらって来た妻の子供だったんですね。

あと、爆弾をしかける様にした主犯人?が白血病のあの息子さんで、母に事実を知らせたくがない為に取った行動だった・・っていうのが意外ではあったけど・・だからといっておっ!という良い方にびっくりしたのではなかったな・・・。そしてバスに爆弾しかけたのは、伸吾の父だった、というのは、どこまでこの父息子に迷惑かけるんだよ~!って思ったわ・・・。

途中までは4つ★半~5つ★の面白さだったんだけど、最後は2つ★くらいだったので(すいません・・・)トータル3つ★半というところです。
特に感動とか、なにかぐっと来るものが無かったので・・。
やっぱり、東野圭吾さんってことでハードルが高くなってしまいます。

東野 圭吾 2010-01-20
「 聖女の救済」「ガリレオの苦悩」
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赤い指、悪意
「ダイイングアイ」「夜明けの街で」感想
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「手紙」東野 圭吾 読む価値の高い、お薦めの作品
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白夜行 東野 圭吾 小説読んだ感想
さまよう刃
つい東野さんだとハードルが高くなってしまうんですよねー
そのせいもあって、どうもあまりピンとこない作品になってしまい残念。
ある程度展開も読めるし、真相も驚きがないんですよね。
ミステリ弱い分、もうちょっと親子関係の感動部分に力を入れてもらった方が楽しめたかも。
そうなんですよね・・・。面白く読めたものの、ついもっと書けるんじゃないのかな?ってハードルが高くなってしまう・・・。
この本の分量の2倍で、もっと深く人物像を描いてくれたら・・・とか、ちょっと思っちゃったりもして。
hitoさんのおっしゃる通り、親子関係の感動部分に力を入れて書かれてたら、最後の方で、もっと盛り上がれたのにな・・・
>オリンピック開催中で、ちょうどテレビでもノルディック複合なんかをやっていたので、
とてもタイムリーに~~出版側もモロにオリンピックに合わせて出版~~商戦、うまいなぁ、と、変なところに感心したりして。
ぐふふ
東野さんって、今世間の人たちは何に注目してるか?って処も入れて(読者狙いというよりは、ご本人もそこに興味があるんだろうな^^)小説にしちゃう処が、リアルタイムに反応出来て面白かったりします。
新参者は、まだ図書館の順番待ちが100番くらいかな・・・・。べるさんも書かれていらっしゃったけど、人気作家さんの本って凄いリクエスト順になってしまいますよね。早く読みたいな。
こちらはタイミングが良かったので、すぐ回って来たんだけれど、新参者は、タイミングをちょっと外しちゃったもので・・・
べるさんのところで、お名前を発見して、
やってきました♪
ほんと、東野さんってだけでハードルが高いですよねww
同じようなところに引っかかってしまいつつ、
グイグイ引きこまれてしまった作品でしたね♪
TBさせてくださいね♪
できるかなぁ
お久しぶりです!!
チュウさんちも、べるさんち同様にヤフーブログさんなんですよね・・。コメントが出来ないのが残念です・・・
チュウさんちに書けなかった事、こちらで書かせてくださいね。
相変わらず、枠の中と外の本文とわけて文章を書いていらっしゃって、とても読みやすいです。 ちゃんと登場人物の名前とキャラをあげていらっしゃるので、数年経って、この小説ってどんなのだったっけ?って時に再読すると、ああっ!ってハッキリ蘇って来そうで良いですね。
確かにタイトル「フェイク」をこちらの「カッコウ」に変えた事で、内容に察しがついちゃいましたね。とはいえ、私の様にタイトルに引かれて読もうと思った人もいるだろうし・・
これ、私は面白く読めたわ。。東野圭吾さんって、本当に多作なのにどれも巧いな~、って思います。
トリックとか、どうやって考えてるんだろうね。。
本作だったら遺伝子のこととか、スキーのこととかいっぱい勉強(リサーチ?)しないと書けないと思うし。。
本当にすごい作家さんだと思います。
『新参者』ドラマ始まったみたいですね。視聴率もいいんだね~。
私は予約しそびれて、文庫待ちです。
ほんと東野さんって巧いよね~。まず最初にトリックのアイディアがあって、そこから内容を考えたりするのかな?って思う作品もあるわー。
遺伝子の事は、すごく興味深かった。もっと聞きたかったくらい。スキーの事は、「鳥人計画」の時のリサーチが役だったのかな?って思った。
新参者。ドラマは見なかったんだけれど、本は順番待ち中。私も出遅れちゃって、リクエストした時は既に100人越えちゃってた・・・いつ届くのか解らないわ・・・