トルコから石灰棚を眺めながら生活する日記

ラム子のロカンタ(日本食食堂)、
ゴールデンレトリバーとカンガル犬との日常を綴っていました。

トルコの超日常風景

2017-02-24 16:40:29 | 日記
今日のパムッカレ

まず、『夫が私を守ってくれた』
にて、私の稚拙な文章力のために、誤解をされた方が多く、申し訳ありません。
今の段階で事実を載せるわけにもいかず、苦肉の策の例えだったのです。

自宅に泥棒が入ったわけでもなく、ましてや、100カラットのダイヤなんて、
持っていませんから!


さて、今日の本題 
トルコの超日常風景です。

トルコの街を歩いていると、必ず目にする光景です。
誰も珍しがって、写真なんて撮ったりしません。


そのお店の飼い犬ではなく、野良犬なのです。
発砲スチロールに段ボールを敷いて、寒さを軽減させてあげています。
また、フードボールに水飲みまで置いてあります。






パンを拾ってくる犬。


ちなみにトルコの野良犬はパンを食べません。
なぜなら、あちこちに落ちているし、(人間が食べ残したパンを捨てずに
犬、猫、鳥が食べるように、置いている)肉を食べたいようです。









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8 コメント

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トルコの野良犬 (いづみ)
2017-02-24 21:25:44
トルコは野良犬に優しいんですね。まさに慈悲の心ですね。経済的に豊かな日本の方が、ずっと冷たい気がします。
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いづみさん♪ (ラム子)
2017-02-25 01:31:07
日本は好きか嫌いか両極端な気がします。
トルコでは、犬や猫は飼いたいとは
思わないけれど、寒そうだから
助けてあげよう、ご飯をあげようという
精神なんだと思います。

だからといって、みな動物に優しいかと
いうとそうでもなく、
残念ながら、虐待する人もいるみたいです。

また、田舎では、番犬として飼われている
場合も多く、1mくらいのチェーンに
繋ぎっぱなしで、散歩も行かせてもらえない
犬もいます。

都市部では、増えた野良犬問題もあります。
そして、まだまだ、飼い主のモラルの
問題もあります。可愛いから飼い始めたけど、
吠える、世話が長続きしないなどの理由で
安易に手放し、野良犬化します。

また、飼い主の責任で避妊することも
殆どありません。野良犬には
行政が狂犬病注射をしたり、
避妊させたりしていますが、
追い付かない状態です。

増えすぎた野良犬に対して
じゃ、殺処分しようと議題に
あがりましたが、市民がデモを
起こしました。

自分たちの生活のために
犬たちを殺処分しようとは
しません。
テロが頻発し、いつもどこかで
戦争しているようなイメージが
植えつけられてしまったトルコですが、
動物たちと共存しているトルコが
好きです。

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Unknown (ソレイユ)
2017-02-26 11:22:24
ダンボールに発泡スチロールを挟むと、冷たさが全然違いますよね。
水やパンが置かれていたり、保護施設も広々とした芝生が広がっていたり、命を大切にするトルコの国民性なんでしょうね。
そうそうケントくん、骨をくださいな〜!のお肉やさんの移転先、発見できたかな?
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心ない人達のこと (いづみ)
2017-02-27 08:20:52
トルコも色々な事情があるようですが、市民が野良犬の殺処分案に対してデモを起こしたところは、凄いと思います。やはりイスラムの慈悲の心なのですよ。ニュースで、テレビ番組ビビットが多摩川沿いでホームレスをしている方にやらせをさせていたと読み、気分が悪くなりました。70歳になる男性は、17匹の犬を飼って世話をしているそうです。番組で’犬男爵’だの ’人間の皮を被った化け物’だのと酷いことを書かれ、毎日の様に犬小屋に投石されたり、近くに火をつけられたりしているとのこと。一部の日本人の心の荒廃ぶりには絶句します。人間は、いつ人生の階段を踏み外して転げ落ちるかわからないのです。誰にでもホームレスになる可能性がゼロとは言えません。恐らく家庭教育に問題があるのでしょう。学校で教える以前に、家庭で人を見下したり、恵まれない人達を攻撃したりすることは間違っているのだと教える親は少ないのでしょうか?私は息子にいつも 「人生一寸先は闇だよ。誰だって、転げ落ちる可能性はあるの。だから人をバカにしたりしてはいけない。いくらいいことをしても、酷い目に遭ったり、辛い老後を送る人はいる。それが人生。人生は理不尽なものだ。」と言い聞かせていますよ。(勿論、楽しいことも沢山あるし、いい人もいるということも同時に教えていますが、、笑い)
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ソレイユさん♪ (ラム子)
2017-03-01 00:29:30
ありがとうございます。

ケントは、残念ながら、まだ、肉屋の
移転先を見つけられていないようです。
一度、一緒に肉屋の前を通り、マーキングして
いたので、気づいたかな?と思いきや
そうでもありませんでした。
いずれ、骨待ちをする犬が現れてから
気づくのかも知れませんね。

日本からすれば遠い国のこと。
ニュースになるのは、事件事故ばかり
でしょうが、もっとトルコの良い面も
知って欲しいと願っています。
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いづみさん♪ (ラム子)
2017-03-01 03:49:38
ありがとうございます。
本当ですよね、一寸先は闇。
いつ人生が逆転するか、わからないんですもの。
夫の突然死で、よく理解しました。

日本も世知辛い世の中になりました。
日本のこのようなニュースを見聞きするたびに
胸が痛みます。
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Unknown (キムチ)
2017-03-02 19:08:57
犬に生まれるんだったらトルコに生まれたいなぁ。
ダンボールだけでもありがたいのに(犬の気持ち)発泡スチロールまで入れてくれるなんて何という心遣い 涙)
ケントくんの3コマ漫画楽しくってかわいい。
癒されました。
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キムチさん♪ (ラム子)
2017-03-04 18:46:59
うん、トルコの野良犬はかなり恵まれていると
思う。いつだったかニュースでやっていたけれど、
イスタンブールのショッピングモールを
極寒の冬を越せるようにと、ワンコたちに
開放したんだよね。

なんというか、欧米のペット感覚、
人間に従わせて当たり前のようなものではなく、
もちろん、そういう人もトルコにいるけれど、
あくまでも、同じ命ある動物として、
共存するというスタイルが私は好き。
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