トルコから石灰棚を眺めながら生活する日記

ラム子のロカンタ(日本食食堂)、
ゴールデンレトリバーとカンガル犬との日常を綴っていました。

帰って来ました!

2017-03-26 21:26:00 | 日記
今日のパムッカレ

帰って来ました!といっても、
もう一週間経つかな・・・。

トルコ航空、関西便廃止につき、ほぼ満席状態。
おかげで、4列シートを使って眠れず・・・・。
機内ガラガラ状態のときは、赤字だろうなと、トルコ航空の行く末を心配したもんだ。
満席でも半数以上はトランジットみたい。

帰国して2.3日グダグダやっていたら、ツーリストがいきなり増え
『只今混みあっておりますので、しばらくお待たせしてしまいますがよろしいでしょうか?』
という台詞を久々に使うこととなった。

いやいや、たまたま、同じ時間に客が集中しちゃって、あたふたやっていただけなんだけど。
しかも、社員は休暇で、私一人

自分で言うのもなんだけれど、私が食堂にいると客が来るというジンクスがあるみたい。
外出先から帰るとどこからか客が来るし、毎回、帰国後、忙しい。


以前は殆ど見かけなかった。欧米人もいる。しばらくテロが無いからかな。
で、またどこかで爆発があって、振り出しに戻りそうで、コワイ。



最近、立ち直って来ているのか、夜嗚咽することが減った。
多分、isaが私を見守ってくれているという出来事があったこと、
そして、自分なりに将来の道筋をつけて来たからからかな。

まだまだ、isaが志半ばでいなくなってしまったことが不憫でならないし、
そして、私を看取ってくれるはずの伴侶がいなくて、心細い。

ただ、前を向いて歩いていることは確かで、着実に一歩一歩、強くなってきている。
一人で生きていくという覚悟が備わってきたのかも。



日本滞在中、母が退院し、自宅療養に入った。
まだまだ、再発する恐れがあるので、油断禁物だけれど、だいぶ元気になったようだ。
私はひたすら家事に専念し、毎日のように料理に、お菓子やパンを作った。
以前はよくパンを焼いたもんだ。パン作りはやる気が無ければ
どんなに時間があっても無理だわね。
父が私が昔よく作っていたメロンパンを食べたがっていたのだ。






お馴染みカッパ寿司のサラダ軍艦。これを食べなきゃ、日本を去れない。




十数年ぶりに食べたからみ餅。姉が餅つき機で作ってくれた。

トルコはパンが美味しいけれど、
日本のようにバラエティーに富んでいないので、
食堂で挑戦してみようかな。
もちろん、ツーリスト向けね。

多分、ケントがいなかったら、
長期に日本に滞在していたと思う。
もう、流れに任せるしかない。


日本では、仕事もあるし、家事手伝いを兼用しながらという道もある。
でも、やはり、自分で苦労して築いてきた食堂を手放したくないのも本音。
両親には申し訳ないけれど、自分が本当の意味で自立するためには、
トルコで頑張るしかないのだ。
あと、色々な国のツーリストに出会える、この仕事が好き。

いつだったか、カナダから日本人老夫婦が訪れてくれ、
自分たちもカナダでレストランを営み、苦労の甲斐あって
今こうしてあちこち、夫婦で旅が出来るようになったのよと
仰っていた。

私もそのご夫婦のようになりたいと、心底思ったっけ。



空港から自宅に到着し、ケント!と呼んだのに、知らんぷり。
すぐに気づいてくれなかった。
母ちゃんの声を忘れたらしい・・・

ところで、待ちに待った圏央道。
私は圏央道を使って成田に行くことが夢だったけれど、
使い物にならん!!
一般道とほぼ変わらない所要時間。
多分、一部対面だからかな?
加えて通行料もべらぼうに高い。

母が入院している病院へ、圏央道を使ってみたら、
一般道で1時間、高速で55分だった。