リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

近場の外出はできるようになっても遠出はまだまだ

2020年05月31日 | 日々の風の吹くまま
5月30日(土曜日)。☁☂☂。一転して朝から寒々としてしょぼぉ~い日。あさってからは6月だってのに、いったい何なの、この天気。でも、ルーフデッキのプランターに植えたトマトに花が咲き始めたから、いずれ夏は来るんだろうけど、じれったいね。ルーフデッキのキンギョソウとバルコニーのキキョウが灰色の風景に彩を添えてくれるのがせめてもかな。どっちもどこから来たのかわからない「お客さま」。風が種を運んで来たのか、鳥の仕業なのか、いつの間にか芽を出して、すいすいと伸びて、見ごたえのある花を咲かせてくれた。カレシは園芸にかけては来るものは拒まず主義なので、野菜を植えたプランターのど真ん中にミニ花壇が登場するのはしょっちゅう。でも、キキョウは秋の花じゃなかったのかなあ。自然も時間の感覚が狂ってしまったのかな。
 
 

今日のサタディクリーニングのスペシャル(徹底掃除)は寝室にあるエクササイズスタンドを引っ張り出して、後ろに溜まった埃。強度の違う3本バンジーコードを組み合わせて引っ張る筋トレマシンで、カレシの要望で旧居から持って来た唯一の運道具。使っている形跡はあまりないけど、東急ハンズで買ったシリコーンのストレッチゴムと病院の薦めで買ったバンジーコードの方は手軽だからとたまに引っ張ってみているらしい。ここんところ古傷の右肩の回旋筋腱板をまたちょっと痛めたので、ごっつくて重い運道具を動かすのはひと仕事で、イテテの連発。隅っこの埃を掃き出して掃除機をかけるのに、重くて扱いにくい掃除機との格闘でまたイテテの連発。モップかけが済んだ後で、カレシにボルタレンの軟膏をよぉ~くすり込んでもらって、はあ、いい気持・・・。

おとといのウォーキングの途中で通りがかったバクラ先生の眼科のドアに「6月1日から再開」の貼り紙を見つけて、きのうオンラインで予約をリクエストしたら、けさ早速「6月9日午前10時20分」の予約確認のメール。同時に網膜の専門家ディエプ先生も来て、4月末に予約があったのにロックダウンで行けなかった定期検査をしてくれるそうで、ばんざぁ~い。これでやっと賞味期限の過ぎたコンタクトレンズを新調できるね。よく考えると、ワタシ、2ヵ月間も「半径1キロ」の領域から一歩も出ないで暮らしていたんだよねえ。もっとも、眼科も徒歩3分の近所なんだけど、ワタシにとっては待ちかねていた「不要不急の外出」再開の第1弾。外出と言えばウォーキングと食料品や日用品の買い物だけだったので、何となく解放感・・・。

これで6月のカレンダーに「予定」が2つになった。月半ばにはさらに規制が緩和される見通しらしいので、友だちに会いにでかけられるようになるかな。そうそう、連邦政府が2、3日前にクルーズ船がカナダの水域に入るのを10月31日まで禁止すると発表したので、ニューヨークからモントリオールへのクルーズはキャンセルになったも同然。今年はもうどこへも行けないってことで、大きな「予定」で残っているのはキッチンとバスルームの改装だけ。カレシが「クルーズ2つ分予算を増やせばいいよ」と言うので、予算に糸目を付けずにやってみようかな。いいのかな・・・。


やっぱり予定と言うものがないとね

2020年05月30日 | 日々の風の吹くまま
5月29日(金曜日)。☀☁☀。暑いはずだけど、何だかそんなにも暑くないような感じ。何となく早起きしたので、朝ご飯もわりと早くに済んで、カレシがトヨタの整備工場に電話。何とバッテリの交換は水曜日のうちに済んでいて、ボイスメールにメッセージを残してあったという返事。家の電話にはメッセージは入っていないけど、まあバッテリの他に不具合はなかったということで、ああ、良かった。今日は時間がないので、月曜日の午前中に引き取りに行くことにして電話を切ったカレシ、「オレの携帯に入ってたボイスメールがそうだったのかなあ」。そう言えば、きのう朝「ヘンなボイスメール」を削除するのに躍起になってたねえ。ま、カレンダーに「外出」の緑色のフラグをぺたっと貼って、実に久しぶりに「予定」ができたっという気分。

週明けはもう6月なので、ミニチュア工房の次のプロジェクトを選ぼうと、棚に積み上げたキットの箱を眺めて、どれにしようかなあ。トロントの(義)妹のジュディにプレゼントする乙女チックな「森の中の隠れ家」にしようか、それとも「街角のコーヒーショップ」にしようか、それとも「マンションのリビングルーム」にしようか。それとも、先週届いたアメリカの通販カタログにあった新製品の「パリのアパルトマンの寝室」を注文して、届くのを待とうか。工房の後片付けと整理をしながら、どうしよう、どうしようと考えて、結論。今はアメリカとの国境が閉鎖中で物流がかなり遅れているので、いつ届くかわからないから新しいキットはとりあえず注文を出すだけにしておいて、ジュディの誕生日は8月だから、「隠れ家」は7月のプロジェクトということにして、「コーヒーショップ」を自分流に「おしゃれなカフェ」にしてみよう。これで来月から先の「予定」ができたっ。

夜になって、クロスワードをやっていたら、メールソフトに「メール到着」のアイコン。最近はgmailをメインにしているので、長年使って来たBeckyちゃんが1時間おきに2つのISPを巡回してダウンロードしてくれるのは広告や怪しげなスパムばっかりで、いつも片っ端から「削除」のキーをポンポン。でも、今夜は、おや、見覚えのあるアドレスから「hello」。何と長いこと連絡が取れないでいたピアノの先生のセリーじゃないの。久しぶりに旧居があった道路を通ったら「違う家が建っていた」。そうなんだ、最後にオークリッジのモールでばったり会ったのは6年か7年も前なんだなあ。まだピアノを教えたり、演奏活動をしたり、合唱団の指揮をしたりして元気で、生まれたときから知っている2人の子供は23歳と21歳。娘はドイツの大学院に留学する予定で、息子も大学3年。はあ、時の経つのはほんっとに早いもんだ。

うれしくなって、さっそく長々とメール。いやあ、もう会えないのかと思っていたから、うれしさは百倍、千倍。積もる話は何年かかっても尽きないくらい。早く近しく会える世の中に戻って、カレンダーにランチの「予定」フラグをぺたぺた貼れるようにならないかなあ。


忙しがってメリハリを付けてみた

2020年05月29日 | 日々の風の吹くまま
5月28日(木曜日)。☀☀☀。あっつぅ~いっ。気温が下がればやたらと寒くなって、上がればやたらと暑くなるんだから、もう。もしかして、マザーネイチャーは更年期障害なのかな。(更年期障害の不調ってほんっとにばかにできないから。)

今日もカレシは午前中にレッスン、午後1番にレッスン、晩ご飯の後1番にレッスンと大忙し。でも、その合間に日課のウォーキングをして、大きくなったトマトの苗をルーフデッキのプランターに植え替えて、別のプランターの土に堆肥を混ぜたり、止せばいいのに見物に来るとんまな鳩を追っ払ったり、昼寝をしたりと大車輪。カレシの「大忙し」につられて、ワタシも洗濯したり、アップルソースを作ったりと、ちょっぴり忙しがってメリハリを付けてみたらけっこう快適。マルメロがないので、アップルソースの材料は赤いガラ8個と緑色のグラニースミス3個、シナモンスティック2本、レモンジュース少々、しょうがひとかけ。酸っぱいグラニースミスを混ぜるのは、ガラだけでは砂糖を一切使わなくても私たちの舌には甘くなり過ぎるから。

トヨタから連絡がないので、車がどうなっているのかわからないけど、カレシは戻って来たら園芸センターめぐりをして園芸土の大袋やプランターを買いまくるんだと、やる気満々。うん、新しいバッテリが上がってしまわないように、出かける用事がなくたって少しはドライブをして運動させないとね。車にバッテリを取り替える他に修理が必要なものがあれば報告しなくてもいいから修理するようにと言うメモを付けてあったので、連絡がないと言うことは、もしかしたら長いこと放置してあったせいでどこか故障が起きて、修理しているのかもしれないな。何たって15年落ちのご老体だからねえ。どぉ~んとお金がかかりそうだなあ。でも、しょうがないよね。

午後には夏のような日射しになって、買い物に出たらTシャツ1枚でも汗をかくくらいの暑さ。マスクをしたらよけいに暑くなるので、新聞記事で勧めていたように、たたんでポケットに入れておいて店の前でさっとつけて入って、買い物が終わって外に出たらさっと外すと楽々。最近ちょっとはまっている冷凍ヨーグルトの材料になる「チョコとナッツ入りギリシャ風バニラヨーグルト」2個入りパックがセールで3パック千円だったので、えいっと3パックまとめ買い。アイスクリームの代用として作り始めたんだけど、別になっているチョコチップとナッツを混ぜて、全体をよぉ~くかき混ぜてからアルミホイルでふたをして冷凍するだけ。スキムミルク使用なのでカチカチに凍るから、食べる前に出しておいて少し解凍したのをスプーンでかき混ぜるとけっこうアイスクリーム風の食感になって、しかもヘルシー。紙製品の棚はついこないだまで毎日空っぽだったのが嘘みたいなくらい一杯なのに、通路には誰もいないからおもしろい。レジのポールにそう言ったら、「セールでも売れないんだよ」。あはは、のど元過ぎて何とやらなのか、変われば変わるもんだね。

 


その気になればやることをちゃんとやれるの

2020年05月28日 | 日々の風の吹くまま
5月27日(水曜日)。☀☀☀。やっと初夏らしい陽気。今日は8時ごろにBCAAのレッカー車が来るので、7時20分に目覚ましをかけて寝たんだけど、7時前に目が覚めて、起きたのは7時15分という早起き。おかげで朝ご飯を食べてゆっくりコーヒーを飲んでいる頃に電話。「入口が低くてクリアできないので、ゲートまで歩いて行きます」。あらら。とにかく指図書とキーを入れた封筒を持って地下1階で待っていたら安全ベストを着たイケメンのお兄さんが来たので、ゲート横のドアからランプを歩いて地下2階へ。まずジャンプスタートしたらすぐにエンジンがかかったので、「自力で行けるかも」。でも、カレシが試しにバックしようとしたら、あっさりと頓死。電圧計をつないで「完全に寿命ですね」。もう一度バッテリパックをつないでエンジンをかけて、そのままフードを下ろして、「道路に出てレッカー車につなぎますね」とランプを上がって行った。後を追って地上に出たら、車は道路向こうに止まっていて、お兄さんは駐車場に止めたトラックに乗り込むところ。感謝感激雨あられでお礼を言って、バイバイ。

ひと息ついてもまだ8時半で、いつもなら朝ご飯を食べている時間。まずワタシがシャワーでさっぱりしてから、「床屋さん」を開業。10年以上前まではワタシがカレシの散髪をしていたので、昔取った何とかで、ミニチュア工房のスツールをバスルームに持ち込んで、カレシにずっと昔東急ハンズで見つけた床屋のケープをかけて、使い慣れたバリカンでしゃっしゃ。ふわふわの白髪、ずいぶん伸びてたね。すぐにシャワーを浴びさせて、今度は「ネイルサロン」を開業。ソファでワタシの膝に足を乗せて、伸び過ぎた爪をパッチン、パッチン。こうやって奥さんに散髪してもらって、爪を切ってもらって、何とも幸せなおじいちゃんだよねえ、あなた。

レッスンの間にランチにする春巻きの具を刻んで混ぜておいて、レッスンが終わったら運動がてらお酒の調達。今年はどこもツツジの花が豪華。酒屋は行列ができていなかったので、2人一緒に入って、カレシはブードルズ、ワタシはムッシュヘネシー。帰りは日差しが強いので大木が日陰を作っている道を選んで歩いたけど、2人とも大汗をかいて、運動たっぷり、ビタミンDたっぷり。それでも、きのう、おとといと続けてだらけて頓挫したカレシの「やることリスト」の項目を午前中でぜぇ~んぶやっつけたから大したもんだ。その気になればどんどんやれるんだけど、う~ん、「その気」になるまでがタイヘンでねえ・・・。

州の非常事態宣言はさらに2週間延長との発表。来週からいろんな活動が本格化しそうだから、ここは気を緩めないためにも妥当な決断と言えそう。BC州の1日の新たな感染者数は9人で累計2550人(10万人当たり52人)、死亡1人で累計162人。一方で、東部のオンタリオ州では新たな感染者が292人で累計26483人(10万人当たり183人)、死者32人(累計2155人)、最悪のケベック州では新たな感染者541人で累計49139人(10万人当たり583人)、死者89人(累計4228人)と極端な差。カナダ全体の確認された感染者数は87508人、死者6765人。もうそろそろおしまいにしてもらいたいもんだけど・・・。


マスク、するの?しないの?した方がいいの?

2020年05月27日 | 日々の風の吹くまま
5月26日(火曜日)。☁☀☀。ああ、やっぱり青空とまぶしい日差しはいいなあ。でも、今日は朝からだらだら、そわそわ。ミニチュアのプロジェクトがひとつ完成するたびに、なぜか1日か2日はこんな状態になるもので、我ながらおかしくなる。気が抜けてしまうんだろうな。完成したジャズバーの写真をFBに載せたら、仲良しのケイトが「バーを舞台にして脚本を書きなさいよ」とコメントして来て、軽口のやり取りをしているうちに何だかその気になって来ちゃった。場末のバーにたむろする落ちぶれたミュージシャンや怪しげな客たちの交流とか。去年作ったミニチュアのすし屋を見て、ちょっぴり「コロナ対応」・・・。

 

今日からコロナ関連の規制の緩和は2週目。来週の月曜日がちょうど6月1日で区切りがいいので、営業再開を目指すビジネスにはこの1週間が準備期間の大詰めってことになるのかな。安全規定でマスク着用が求められるところと経営者が客にお願いするところがあるらしい。どっちにしてもマスクがじわじわと普及しつつあるのかな。でも、おしゃれな布マスクが目立つようになった感じで、着けているのは年代の若い白人層に多くて、男性もけっこういる。一方で、医療用のブルーの使い捨てマスクは年配の人かパニック買いに走ったんだろうと思われるようなタイプの人に多いという感じ。さらに、一時目立ったひと目で最近の移民とわかるアジア人のマスク姿が減っているような印象で、このあたりはまた別の意味合いがあるんじゃないかと思うな。

何しろこれまで街中でマスクを常用するいう文化がなかったところなので、マスク着用については賛否両論。医療や保健関係の専門家もいろいろと相反する意見を発表するからよけいに混乱。ひとつだけ一貫しているのは「自分が感染するのは防げない。感染して無症状の場合に飛沫を抑えて他人に移さないようにすることには有用」ということだけど、そうなると感染防止の効果がないなら無駄だと解釈する向きも出て来て、マスクに抵抗感がある人ほどそこに飛びつくみたい。さらに、これから暑くなるということで、熱中症のリスクがあるとか、吐く息の湿気で細菌が繁殖しやすいとか言われ始めてまたまた話がややこしくなって来た。でも、飛び交う情報や意見を整理して出したという意見では、「高温高湿の環境では長時間の着用は良くない。屋外では適度の間隔を保てる限りする必要はない。外出のときに常にマスクを携行して、電車やバス、屋内などの間隔を保ちにくい環境に入るときに着け、外に出たら外すようにするのが望ましい」。要するに「自分の飛沫を振りまかない」エチケットということかな。

まだ夏にはほど遠い陽気だけど、日差しの強い日にはマスクをしていると暑くて息苦しかったので、なるほどと合点。マスク大嫌いのカレシにこれなら理に適ってるよねと言ったら、話したら、「まあ、一理あるな」。もっとも、マスク着用を求められるところは(何年でも)行かないというのがカレシの方針らしいけど。


車が動かなかったおかげでミニチュア工事が完成

2020年05月26日 | 日々の風の吹くまま
5月25日(月曜日)。☂☁☁。起きるなりカレシが「今日は忙しいぞ」。なぜかって、上がったまま放置してあった車のバッテリの手当てをして、床屋さんをして、ロンドンのNational Theatreの『欲望と言う名の電車』を録画して、夜はアナスタシアのスカイプレッスンをして、へえ、あれもこれも。全部やれるのかなあ。「キミは何すんの?」と聞くから、そうね、今日こそはミニチュアバーの仕上げ。1日ででき上がるといいけどね。

カレシは予告どおり朝ご飯が済んですぐにBCAA(自動車協会)に電話してロードサービスのお願い。1時間ほどで電話が鳴ったので、駐車場への道順を説明して、私たちは地下1階の居住者用ゲートへ。先にビジター駐車場で待っていたBCAAのトラックをゲートを開けて地下2階の我が家の駐車スポットまで案内。ポータブルのケーブルとバッテリをつないだら、一発でエンジンがかかって、ほっ。「BCAAではこの年式用のバッテリは在庫していないので、ディーラーに行って取り替えてもらってね」。それならこのままバンクーバー市内のトヨタの整備工場まで走らせようということになって、私は着替えと携帯を取りに部屋へ。超スピードで着替えして、いざというところへカレシが戻って来て「バックしようとしたらいきなり全部ボツ」。あちゃぁ。結局はトヨタに電話したらバッテリがあるということなので、整備工場に水曜日の朝9時の予約を取り付けて、BCAAに電話して水曜日の朝8時ちょっと前にレッカー車に来てもらって、整備工場まで持って行ってもらう手配が整ったけど、まあ、2ヵ月も放置してあったからねえ。

車を走らせるために出かけなくても良くなったので、ワタシはバーの配線工事に没頭。元のキットの照明が変てこでちゃちなデザインだったので、米粒のような3個の電球にシェードになるはずのパーツに紙とアルミホイルで作ったシェードを付けて、ずっと見栄えのする自分流の照明を作ったんだけど、電球はとにかくちっちゃくてタイヘン。ワイヤはほっそりを通り越していかにもひ弱で、ヘンに引っ張るとちぎれそうになるので、おっかなびっくりの取り扱いは肩が凝ってタイヘン。それでもパイプに見立てた紙製ストローの印を付けたところに穴を開けて、ワイヤを通して照明を固定。パイプを天井に糊付けして、ワイヤをぜんぶ壁の裏側にまとめて電池ボックスのワイヤに接続という難工事。白いワイヤを赤いワイヤにつなぎ、灰色のワイヤを黒いワイヤにつなぐわけだけど、陰極のワイヤの灰色が限りなく白に近いから要注意。明かりの下で確認して黒いフェルトペンでマークしたけど、こういうところが中国(広州)製のいい加減なところ。

最後に説明書にない電池ボックスのホルダーを作って外側に糊付けして、絵の具で灰色にしたゲッソに植木鉢から失敬した土と絵の具少々を混ぜた「漆喰」をワイヤを通したパイプに塗って、セットの前に枠を付けて、ついでにネオン風の看板を上に載せて、照明のスイッチを入れたら、おお、やったぁ、完成だっ。古き良き時代の夢を見続けている男たちがたむろする場末のバーにはいろんなストーリーがある。
 
 ホームバーの真ん中の棚に鎮座したバーJackal’s

 
 
 
 同じキットで作った2つのバー。上、古ぼけたジャズバー、下、おしゃれなワインバー


ウィルスやストレスのアレルギーなんてあり得る?

2020年05月25日 | 日々の風の吹くまま
5月24日(日曜日)。☁☁☁。目が覚めたらもう8時過ぎ。ずいぶん良く眠った気分。毎日の生活リズムにはそれほどの大きな変化はないのに、どうして毎日の睡眠の質にこんなにもばらつきがあるんだろうな。ぐっすり眠ったり、3時ぐらいに目が覚めたり、ときにはトイレに起きたり、早朝に股関節がしくしく痛くて目が覚めてしまったり。それで思い出した。ゆうべは右肩が痛かったので、カレシにサロンバスを貼ってもらって寝たんだった。カレシも良く眠ったみたいだし、もしかして、あの匂いが効いたのかな。

先週の日曜日は起きぬけからエライ目にあったけど、今日は元気いっぱい。ほんとに、あれは何だったんだろうな。このご時世だから、一瞬もしかしたら?と思ったけど、セルフチェックの項目がひとつも当てはまらなかったので、コロナじゃなかったことは確か。友だちのロリーンが言うように何らかのアレルギーだったのか、それとも何かの弾みで自律神経系統が乱れたのか、それとも、それとも。人間は自分の身体の働きを熟知しているわけじゃないし、生まれてから死ぬまで同じ状態でいるわけでもないから、その点はまだあまりよくわかっていないコロナウィルスと似たようなものかな。アレルギーかもしれないよと言われて思い出したのが、20代の頃にときどき突発的に起きた高熱と関節痛。

朝から普通に元気だったのに急にざわざわっと寒気がして来て、1時間もしないうちに熱が39度まで上がって、震えが止まらなくなり、節々が痛み出して、いても立ってもいられない状態だったけど、症状はそれだけで、いつも1日かせいぜい2日で嘘みたいにけろっと治ってしまって、それが1年に2、3度のことだったから医者に診てもらうひまがなかった。たまたまオフィスにいたときに「ざわざわ」が始まって、わっと熱が出て来たので、即行で近くの医院に駆け込んだら、おじさん先生があれこれ質問した挙句に「人間には普通は悪さをしないウィルスに対してアレルギーを起こしたんじゃないかな」。ウィルスアレルギーなんて聞いたことがなかったから半信半疑だったけど、よく考えたらカナダに来てからは一度もなかったところをみると、あんがい本当に「ウィルスX」アレルギーだったのかもしれないな。

何かへのアレルギー反応で体温が下がって血圧が急上昇するという話は聞いたことがないけど、その辺にストレスの蓄積による自律神経の失調が絡んでいたのかもしれない。この2ヵ月半の間、毎日の生活そのものには変わりはなかったけど、カレンダーから「予定」というものが姿を消してしまったこと、つまりロックダウンでそれまであった人生の「メリハリ」がまったくなくなってしまったのがそのストレスの原因だろうと思うな。はて、ストレスに対するアレルギーなんてのも聞いたことないけど、人間の身体って持ち主が知らないことも多いから・・・。


リタイアをちょっと中断して営業再開する前に・・・

2020年05月24日 | 日々の風の吹くまま
5月23日(土曜日)。☁☁。もう土曜日。ついこの間大汗をかいてまじめに掃除をしたと思ったら、また掃除の日。急に体調不具合になったのはつい前の日曜日だったっけ。ずいぶんと前のような気がするけど、まだやっと1週間。ほんと、時間っていったい何なんだろうね。ま、今日の掃除、寝室はルンバ君におまかせして、後は先週デスクの下にもぐり込んでオフィスの徹底掃除をしたので、今日ははなぁ~んとなく手抜き。たまにはいいよね。

午後はミニチュア工房でバーのパーツの取り付け。せっかく掃除をしたのに、スツールの周りの床はすぐにゴミだらけ。でも、紙の切りくずや木っ端を床に落とすのって、けっこう気分がいいからおもしろい。誰にも叱られないから、遠慮せずにハラハラ、ポトポト。ときたまビーズのようなちっちゃぁ~いパーツが指先から飛び出すと、さっと床に四つんばいになって散らばったゴミの中を探し回るんだけど、見つけたときの気分の爽快なこと。ストレスなんか吹っ飛んでしまう。バーの壁にベッシー・スミスやビリー・ホリデイの写真を飾りながら、はて、このバーの名前はなんて言うんだろうな。ウィスキーの瓶やグラス、灰皿を棚やカウンターに糊付けしながら、あはっ、カレシご所望のバーだからカレシの名前に因んで「Jackal’s」。昔、『ジャッカルの日』と言う映画があったな。いくつかのフォントからカレシが選んだのを基に作った看板を取り付けて、Welcome to Jackal’s。
 

買い物に行くのに、きのう日が差したときにすごく暑くて着け心地が良くなかったので、今日からは店内でだけ着けることにした。ボニー先生も、(人から離れることと手洗いに「加えて」)に「公共交通、規模の小さい店内、美容室など」の人との距離を保ちにくい閉じた空間では飛沫を広げないマナーとしてのマスク着用を勧めているけど、道を歩いているときのことは何も言ってない。でも、これから夏が来て暑くなったら、今までマスクをして歩く文化を持っていなかった人たちのどれくらいがマスクをしていられるのかな。朝日には「熱中症のリスクもある」と書いてあったけど、ほんと、店内は冷房が効いていても外では暑いよね。それに、マスクをしてかんかん照りの中を歩いていたら顔の上下半分が色違いになってしまわないかな。おでこは真っ黒、ほっぺたは色白で、マスクを外したらみごとな「ツートーンカラー」の顔になってたりして。

さてさて、長かったロックダウンの解除が始まって、あちこちで閉じていた扉が開きつつあるという雰囲気になって来たけど、巣ごもりの穴から出て来る人たちに混じって、ワタシも「リタイア暮らし」の穴から這い出さないとね。めでたくリタイアしたはずのワタシが何でre-opening(再開)なのかと言うと、昵懇の元上得意クライアントの社長に「おい、ちょっとリタイアから出て来ないか」と声をかけられて能天気にオッケーしちゃったからで、あくまでも一時的。プロジェクトはおもしろそうなので、そろそろ送って来た資料を読んでおかないと・・・。


固定資産税を政府が立て替え払い

2020年05月23日 | 日々の風の吹くまま
5月22日(金曜日)。☁☁☀。何かぱっとしない天気だけど、ちょっぴり暖かくなったから、ま、いいかな。きのう、ミニチュアバーの天井にゲッソを塗るのに古臭いざらつきを加えようと思って、バルコニーのプランターから集めて来た細かい土をカップに入れて、消毒するつもりでバスルームにあった70%のアルコールに浸しておいたのがまだ乾いていなかったので、ミニチュア工房は開店休業。このアルコール、カレシが心臓手術をして退院してから家庭医のスラニナ先生に抜糸してもらうまで、毎日傷を消毒してあげるのに使っていた残り。あれからもう2年半経ったのか、それともまだ2年半しか経っていないのか。どっちにしても、こんな使い道があるとはまったく思いもしなかったな。今どきはなかなか手に入らないらしいもの。

今日の「やらなきゃ」仕事は固定資産税繰延べ契約の登録。BC州には持ち家に住んでいるシニアや福祉給付を受けている人たちを対象に、居住地の市町村の財源になっている固定資産税を州政府が肩代わりして払ってくれる制度がある。固定資産税の繰延べと言っても、要は州から借りたローンなので、制度を利用している間は残高が積み上がっていくし、毎年ちゃんと利子がつく。ちなみに、最近利率が上がって来て、去年4月から今年3月末までの1年の利率は1.95%。累積残高は持ち家を売るか、または契約主が死ぬかしたときに一括して返済すればよく、金利は単利だから雪たるま式に増えることはない。我が家は旧居のときも利用していて、家を売ったときにいったん清算して解約し、引っ越してから新居について改めて契約したので、残高は現在137万円。

おととい郵便で通知が届いていた今年の固定資産税は基本額が約46万円だけど、州の基礎補助金と65歳以上のシニアの補助金の合計額を差し引くと支払額は約37万円ちょっと。繰延べ制度は年齢などの基準を満たしていれば所得制限はないし、この先15年住んで毎年繰り延べたとしても累積額は現在の査定評価額のせいぜい数パーセントと思われるので、遺産を残す子供がいない私たち(相続人はArts Club)には便利この上ない。もっとも、契約更新と補助金の請求を毎年しなければならないけど、今回オンラインで登録して更新すれば後は毎年自動的に更新されるそうなので、ま、便利さ向上というところ。それにしても、この国はほんっとにシニアにやさしいな。

懸案事項が片付いたので、ランチは手元にあったヴェルミチェリを使って「ラーメン」を試作。調理のポイントを調べておいたので、重曹を入れたとたんに泡が盛り上がって来ても慌てないで済んだ。我が家のラーメンは豚肉か牛肉をほんの少しと青梗菜やもやしたっぷりをごま油で炒めて入れるのがほぼ定番。茹でているとラーメンっぽい匂いがして来て、カレシが「ラーメンの味がするよ」というものが出来上がった。ちょっと太めだから、今度はもう少し細いカペリーニを見つけて来て作ってみようっと。
 


自分でやれるというのは心強いね

2020年05月22日 | 日々の風の吹くまま
5月21日(木曜日)。☁☁☀。よく眠った気分。カレンダーを見たらもう木曜日だって。やっぱり時間のペースは速いんじゃないかと言う気がするなあ。オフィスのカレシの後ろのカレンダーはまだ4月。もう5月が終わりなのにぃと言ったら、「オレはいっつもわざと1歩遅れてるからストレスにならないですんでるの」。へえ、そうなの。朝のレッスンの準備をしているカレシの後ろに回り込んでカレンダーをめくってあげたけど、あのね、毎日の細々したことに遅れないようにがんばってストレスになってる人がいるんだってこと、忘れないでよね。

たしかに毎日毎日何かとやらなければならない細々したことがあるような気がするけど、もしも、もしもワタシが病気になって何週間も入院しちゃうとか、あるいはぽっくり逝っちゃうとか、何かしら異変が起きたら、どうなるんだろうな。もしかしたら、カレシがここは自分でやるしかないと腹をくくってやるのかもしれないけど、いつも1歩遅れていたらみんな滞ってしまいそう。いや、現実は一歩どころか、沿道に陣取ってマラソン選手が次々と走り過ぎるのを見ているような感じだから、急に走れと言われたって、まったくの練習不足で走れるのかな。それじゃあとっても病気なんかしてられないし、お先に天国へぇ~ってわけにも行かないじゃないの、ワタシ。

さて、ひとしきりミニチュア仕事をやって、ランチの後はBeyond Meatを使ったカレシが大好きなチリコンカーンの仕込み。植物ベースの代用ひき肉だけど、元々肉食を止めさせるのが目的で開発されたものだから、コレステロールがゼロなだけで、ベジタリアンであっても決して低カロリーのダイエット食品」ではない。でも、ハンバーガーは今いちだったけど、ひき肉は思ったより良くできていて、チリのようなスパイスの効いた料理だと本物の牛ひき肉よりもおいしくできる感じがする。どっさり作ったので、2回分のランチを冷凍しておけるな。

買い物に行ったら、ずいぶん久しぶりにベーキングソーダ(重曹)があった。ずいぶん大きな箱。殺菌効果があるそうだから、コロナ騒ぎでそっち方面の需要が増えて品不足になっていたのかな。これで細いパスタを茹でて代用ラーメンを作ってみるつもりで、どのくらい入れるのか調べていたら、おや、ヌードルメーカーでラーメンを作れるという記事。こっちでパスタメーカーと呼んでいる、うちにもあるあれだっ。あれで自分でラーメンを作れるのかぁ。おおおっ、大感激っ。この頃は(パン用の)強力粉もちゃんと売っているし、Campbell’sのポークラーメンのブロスもあるし、チャーシューのレシピもたくさんあるから、おうちラーメン屋さんをやってみようかな。うん、自分の手で作れる、自分でやれるというのはどんなときでも心強いよね。だって、人類が太古の昔からやって来たことだもの。


世の中が動き出したという感じがする

2020年05月21日 | 日々の風の吹くまま
5月20日(水曜日)。☁☁☁。5月も下旬になったというのに、朝方にヒーターが入るくらい寒い。おかげでバルコニーのトマトがふてくさっているみたい。ワタシは今日も朝から元気溌剌で、ほんとに日曜日のあれは何だったんだろう。FBに載せたら、バンクーバー島に住む友だち夫婦が連休の前に2日空けて次々とまったく同じ経験をしたそうで、もしかしたらアレルギーじゃないかと言って来た。考えたらアレルギーの季節だし、特にワタシは40年前に花粉やら埃やら何やらに片っ端からアレルギーになって、減感作療法で2年かかって退治した経緯があるから、それもあり得るかな。でも、咳や鼻水は出なかったけど。まあ、1日だけで済んだのは何より。

今日もミニチュア工房は大忙し。ピアノ、ドラムセット、カウンター、スツールの大道具の配置が決まったところで、次はバーに必須のウィスキー瓶や他のお酒の瓶、グラス、楽譜、壁のポスターや写真といった小道具を作る番。一番時間がかかるのはウィスキーの瓶に貼るラベルとポスターや写真の類を探して集める作業。ネット時代のありがたさで、適当なキーワードを使って画像をググりまくって、これはと思うものを片っ端からフォルダに保存。そこからいいなと思うものをワード文書に挿入して、それぞれ大中小の3つくらいのサイズに圧縮して印刷。小道具のうちで、吸殻が山盛りの灰皿は裁縫箱から出て来た金属のボタン、吸殻はわざと汚した白いツイストタイの針金の部分、落ちた灰は植木鉢からつまんで来た乾いた土を使って早くに作ってあったし、グラスはキットに入って来た太いビニールチューブを適当な長さに切るだけで、ビン類は出来合いのボトルの他にビーズの組み合わせ。ケッサクはカレシの発案で作った「萎れた花」かな。
 

きのうから経済活動の再開が始まって、ニューウェストミンスターの中心街ではどこが再開して、どこが準備中で、どこがまだ休業中か、日課のウォーキングを兼ねて偵察。マンションの地上階にある歯科と補聴器のクリニックは早々とオープン。6番ストリートの同じブロックにある床屋はきのうから入口にマスクを用意して営業再開。さっそく散髪してもらっている人がいた。同じ通りの反対方向のレストランWaffle Houseはテーブルをひとつおきに使ってオープン。ランチをしていた人たちは昔からの常連客かな。まだテイクアウトのみのところも、どうやら再開のためにテーブルを並べ直したりして準備をしている様子。行きつけのサロンのドアには6月2日から営業再開という貼り紙。(マスク着用必須なので、マスク大嫌いのカレシは「おうちサロン」で済ませるつもりらしい。)ワタシが一番先に行きたいバクラ先生の眼科はまだ休業中。コンタクトの収まりがあまり良くないので、早く診てもらってコンタクトを新調したいんだけどなあ。

でも、道路を歩いていると何となく街中らしい活気が感じられるのはいいもんだな。ラッシュ時の6番アベニューはショッピングモールの駐車場に入れる車線がなくなってしまって、右折、左折の車がいるとちょっとした渋滞が起きる。モール沿いの1車線を歩道の延長にしちゃったせいで、ドライバーには迷惑しごくかもしれないけど、歩行者が適度の間隔を保てるようにするためなので悪しからず。でも、接触の距離よりも接触状態にあった「時間」が感染するかしないかの決め手になるそうで、道路でただすれ違ったくらいでは感染の心配はほとんどないので、外では間隔を保っていれば特にマスクをする必要はないけど、屋内は「閉じた空間」だし、安全な間隔も取りにくいのでマスクをした方がいいらしい。ということで、再開した日常の行動様式が見えて来たせいか、みんなけっこうリラックスした感じ。このままうまく行くといいけどね。


ニューノーマルなんだかオールドノーマルなんだか

2020年05月20日 | 日々の風の吹くまま
5月19日(火曜日)。☀☀。ニューウェストミンスター市は静かな、静かな連休明け。今日から外出や営業の規制が少し緩むということで、長い在宅で注意力も緩みがちなのか、朝ラジオをつけたとたんに交通ニュースであっちで事故、こっちで渋滞。はあ、2ヵ月も幹線道路がスカスカだったもので、ぶっ飛ばしたりスマホをいじったりするのに慣れてしまって、交通事情が変わったことに気づかないのかな。マンションでは出勤などで留守になったユニットが多いのか、とにかくお湯の熱いことと来たら、蛇口をひねるともうもうと湯気が立って、気をつけないとやけどしそうなくらい。

コロナ後の世界は俗に「ニューノーマルの時代」になるそうだけど、世の中のスピードや便利さが何十年も昔に戻ったような感じになるとしたら、「オールドノーマル」の時代ってことじゃないかな。ワタシがまだ子供だった頃、十代だった頃のノーマルだよね。つまり、つい先日(のような時間)までのように、やっすい中国製がまだ幅を利かせていなくて、何でも安く買えるのがあたりまえじゃなくて、身の回りの必需品はどれも国産で、欧米からの輸入品は高嶺の花で、格安航空券なんて聞いたこともなくて、もちろんインターネットもゲームもスマホもスカイプもズームもなくて、海を越えての嫁入りなんか水盃ものだった時代の暮らしかな。今になって思えば、必ずしも悪い時代じゃなかったような気がするけどね。もっともいつの世でも昔は「古き良き時代」のようだけど。

ま、ほんの少し普通に近い週明けと言う気分で、今日はまじめにミニチュア工房で陣取って、大体イメージ通りになって来た「場末のジャズバー」の制作。ピアノ、ドラムセット、カウンターの主だったパーツが完成したので、いよいよ本体の組み立て。製造元の広州から届いてけっこう日が経つせいか、床と背景の壁の板が目に見えて反っていたので、作業にかかってからずっと重石をかけておいたら、どうにかまっすぐになった感じ。オリジナルのキットはこの2枚以外は側面、前面、天井すべてが透明シートで、飾っておくには見てくれがいいけど、場末のバーの雰囲気を出せないのが難点。そこで手持ちのバスウッドの板で側面と天井を作って、ドラムスを置く方の壁には外に鉄格子の入った高窓を付けて半地下風の感じ。壁3面を糊付けして、試しにパーツを置いてみたら・・・。
 
 

Facebookが最近アバター機能の提供を始めて、友達が次々とアバターを作ってシェアしているので、おもしろ半分にワタシも。基本的な顔を肌の色調、顔の形、目や鼻、口の形、目の色、髪型と色あい、眉の形、皺、体型などを選んで変化させて、最後に「これが自分」という服装(Tシャツ、ジーンズ、スニーカー)を選んで、アバターのできあがり。似てるかなとカレシに見せたら、「わりとキミらしくできてるよ」。うん、ワタシっぽくできてるよね。あはは。もしかして、いっつもワタシの頭の中でぺちゃくちゃとうるさい「イマジナリーフレンド」だったりして・・・。
 


少しずつだけど明日から経済活動再開や交流の制限緩和

2020年05月19日 | 日々の風の吹くまま
5月18日(月曜日)。☀☀。三連休の最終日で、ビクトリアデイ。目が覚めておそるおそる天井を見上げたら、あら、回ってない。起きてもふらつかないし、おまけにすきっ腹。うん、きのうは1日の半分の量しか食べなかったからね。おかげでなぁ~んとなく増え気味だった体重がみごとに1キロ減。朝ご飯を食べて落ち着いたところで体温を測ったら36.7度、血圧は128/68。うん、間違いなく元の元気なワタシに100%回復。それにしても、きのうのあれはいったい何だったんだろうなあ。スラニナ先生がオフィスに来られるようになったら一度チェックしてもらおうかな。そういえば健康診断、もう3年近くやってないなあ。

連休明けの明日からはいよいよ一部ビジネスの営業再開が始まる。でも、感染防止のための安全ガイドラインと言うのかけっこう厳しいので、休業命令を解除されたところが一斉にオープンすると言うことはないらしいし、業種によってはガイドラインの内容ではまだ不安があると言うことで再開に難色を示しているらしい。つまり、どこが開くかは、こう言っちゃ何だけど連休が明けてみてのお楽しみのような感じかな。レストランの場合は、テーブルの数を半分に減らして、テーブル当たり客6人までとか、サーバーとのやりとりはテーブルの端のプレキシガラスを挟んでとか、メニューは誰にも見えるメニューボードか使い捨てとか、要件がどっさり。要するに可能な限り接触を避けなければならないから、おしゃれなレストランでサーバーが大きなメニューブックを開いて恭しく「どうぞ」とやるわけには行かないってことだな。でもまあ、コロナが収束するまでの措置だろうと思うけどね。

先週だったか、東部のオンタリオ州やケベック州に比べてコロナ感染者や死者の数が極めて少なく、厳格なロックダウンもしなかったBC州をコロナ対策の「成功例」とする記事があって、改めて何かと幸運だったなあと思った。中国に近いという地理要素によるタイミング上の運もあったけど、やっぱり州のPublic Health Officer(公衆衛生局長)のボニー・ヘンリー先生が予防医学の専門家で、感染症対策にかけては百戦錬磨のベテランだったことが一番の幸運。毎日の定時会見での親近感の持てる物腰からはカナダ海軍の医務官だったとか、国連機関でイラクでの小児マヒ撲滅、ウガンダではエボラ熱対策の支援に従事したり、SARSや新型インフルのときはオンタリオ州の公衆衛生局で対策に当たったりした経歴は想像し難いけど、公衆衛生に関しては強大な権限を持っている人。12月に中国で未知の感染症が発生したと聞いて、これは危ないと直感して拡大防止対策を練り始め、感染者第1号が見つかったときにはすでに検査体制を整えていたと言うからすごい。

そのコロナ、アメリカのバイオ企業のワクチンの試験で摂取を受けた人たちにコロナに感染して回復した人たちと同じ抗体ができたのを確認したというニュース。少人数での試験だけど、1人が注射後が赤く腫れただけで、ほかは副作用は認められなかったそうで、7月には大規模な試験で最適な用量を調べ、直ちに量産にかかる計画とか。もしかして来年あたりは海外旅行にはコロナワクチン必須なんてことになるのかな。何か日本へ行くのに天然痘の予防注射が必須だった昔を思い出すなあ。


血圧が急上昇、体温は急降下って、何なんだ

2020年05月18日 | 日々の風の吹くまま
5月17日(日曜日)。☂☁☀。ぐっすり眠ったような気はするんだけど、目が覚めたら、わわわ、天井がぐるぐる。ベッドから降りたとたんにふらふらっ。首が痛いし、胃はヘンに満腹の感じだし、手足の指先も鼻先もやけに冷たいしで、タイヘンだ、どうしちゃったんだろう。何とか朝ご飯を食べて、しばらくじっと座って休んでから血圧を測ったら、げげっ、145/90。ワタシとしては前代未聞の高血圧じゃないの。カレシが自分のおでこをくっつけて「熱っぽいみたい」と言うから、体温計を持ち出して来て計ったら、これも前代未聞の36.2度。別の体温計を持って来て計り直したらやっぱり36.2度。平熱は37度近いのに、これじゃあ低体温症すれずれ。どうしちゃったんだろう。

カレシが「ウォーキングして来たら元気が出るかも」と言うので、6番ストリートを下りて行って、7番ストリートの坂道を上がって来る運動向きのルート。ふらつきも息切れもしなかったので、「心臓じゃなさそうだな」と(経験者の)カレシ。でも、ひと休みして血圧を測ってみたら143/87でまだ高いし、体温もまだ36.3度。めまいは少し治まった感じだけど、胃のもたれ感はそのままだし、手足の指先もまだ冷たくて、漠然と具合が悪いと言う感じ。どうにも食欲がないので、ランチはカレシにスープを温めてあげて、ワタシはスキップ。その後あくびが止まらなくなって、ソファで寝転がって本を読んでいるカレシの横にもぐり込んでうとうと。しばらくして並んで座って話をしたけど、どうしても眠くて、カレシが横になれとソファを明けてくれたので、ころんと横になって青空の白い雲をながめているうちに、うとうとすること何と2時間。

眠ったのかもしれないけど、起き上がったら、あら、めまいがなくなって、もたれていた胃は何となく空腹感。手の指は温かいし、鼻先も足の指もそれほど冷たくなくなっていて、ちょっと元気が出た気分で晩ご飯のしたく。カレシが「体調が元に戻るまでマティニはお預けだぞ」。うん、そぉだねよえ。まだちょっぴり肌がざわざわするしね。晩ご飯は体を中から温めるしょうがをたっぷり使って、でもワタシはいつもの半量。それでもちゃんと食べられたから一歩前進かな。ひと休みしてから、体温を測ってみたら36.4度。おお、いい傾向だとうれしくなって血圧も測ったら、はぁ?132/78だって。何だか狐につままれた気分でもう一度計ったら131/80。はあ?どうなってんだろう。カレシに報告したら「いったいどうして」。どうしてなのか知りたいのはワタシの方だってば。

体温の方は夜には36.7度まで戻して、ほんの少し頭が軽い感じはするけど、まあ平熱のレベルで、足の冷えもどうやら解消。鼻先はまだ何となくひんやりした感じだけど、ワタシの鼻、なぜか冷たいことが多くて、いつもカレシに「犬の鼻みたい」とからかわれるので正常の範囲と言えるから、降って沸いたような血圧と体温の乱高下も一応収まったというところか。たぶん自律神経の不調だったんだろうと思うけど、頭の中で感じていた以上のストレスが積み上がっていて、それが一気に崩れたということかもしれない。だって、普段とはまったく違うストレスを解消する機会すらないままで2ヵ月以上だもんね。「車のバッテリを交換してもらって、どっかへドライブしようか」とカレシ。うん、そうだねぇ。


悠長に構えていないとメンタルに良くないから

2020年05月17日 | 日々の風の吹くまま
5月16日(土曜日)。☁☂☁。何だかよく眠れ過ぎるのか、寝起きがパッとしないなあ。今日はビクトリアデイの三連休の始まり。普通ならそれっとばかりにアウトドアレクリエーションに繰り出す週末で、案の定バンクーバー島やガルフ諸島へ行くフェリーは(収容台数が半分にカットされていても)予約で満杯だし、けっこう窮屈な条件付きで再開して間もないゴルフ場もティーオフの予約がとっくにびっちりだそうだし、「おうちバケーションのススメ」はどうなっちゃんだろうね。これでピカピカの好天だったら、ビーチなんか人、人、人で安全間隔も何もあったもんじゃなかっただろうから、まだ非常事態が公式に解除されていない今年は、雨模様でちょっと肌寒いのは「天の恵み」かもしれないな。

カレシがレッスンをしている間に頃合を見計らってダスターで埃を払って、掃除機が吸えない隅っこの埃を箒でひとまとめにして、レッスンが終わったところで掃除機をオン。カレシがバスルームの掃除をしている間に、オフィスのデスクの裏側の掃除機が届かない窓際を、狭いところやデスクの下にもぐり込んで、隅っこ用のツールで一気に掃除。大汗かいたけど、気になっていたところがきれいになってすっきり。ひと息入れて、担当の掃除を済ませてソファに寝ころがって巣真保をいじっているカレシを横目にモップかけ。のんきに「オレ、邪魔かな」と聞くので、いえいえ、起き上がって歩き回る方がお邪魔虫になるから、そのまま、そのまま、ごゆっくり。あぁ~あ、くたびれたけど、今日はいつもよりちょっと念入りに掃除をしたので気分は爽快。

ランチの後でウォーキングをかねて、きのう通知メールが来ていた「小包」の引き取り。たぶんカレシが3月初めにアマゾンに注文した7冊の本の最後の1冊だろうと見当を付けて受取代行オフィスに行ったら、うわっ、歩道に4人が間を空けて行列。右隣の食べ物屋にテイクアウトのピックアップに来たのかと思ったけど、列は反対方向を向いているので小包のピックアップか。そこで待つのが苦手なカレシをウォーキングに行かせて、ワタシは順番待ち。狭いオフィスの中には定員の3人がいて、先頭がカウンターで何やら手間取っているらしく、さっぱり動きがなかったけど、やっと出て来た後はみんな受け取りだけなので行列はすいすいと進んで、カレシが戻って来たときにはドアの前。順番が来てマーナが小包を渡してくれるのに1分で受取完了。小包は見当通りに本。イギリスから郵便で発送して2ヵ月半近くもかかって辿り着いたんだから、行列20分なんて待つうちに入らないか。コロナ時間では何でも悠長に構えてないとやってられないもんね。

コロナと言えば、BC州政府が州民の生活への影響を調べようとオンラインアンケートをやっていて、ニュースでシニアからの回答が待たれているというので、よしっとアクセス。やってみたら、うわ、長い長いアンケート。個人的にどんな感染防止の努力をしたか、生活習慣や家計の収支、精神状態の変化などの質問が延々と続いて、最後にコミュニティでの免疫率を推定するための抗体検査を受ける気があるか、感染を追跡するアプリを使う気があるかどうかいう質問。追跡アプリに興味はないけど、抗体検査はこれからの防疫策に役立ちそうなので志願してやるか。一応は「高リスク」組のカレシがいたって元気だから、ワタシが知らずに感染していた確率はゼロに近いと悠長に構えて、検査実施の連絡を受けるためのメールアドレスと電話番号と医療保険番号を記入して、アンケートはおしまい。はて、どうなるか、興味津々・・・。