lainのなりゆき雑記帳

映画を楽しむための映画の感想。アニメの感想。日々雑感。愚痴も有り。小説も有り。

今年もあと少し

2005年12月31日 13時58分35秒 | 日々雑感
なんつーか、今年はケガと病気に苛まれた一年だったので、来年は健やかに過ごせたらいいなと思ったりしてます。しっかしなぁ、ブログちゃんと続くか自身なかったんですが、結構書きたいことってあるもんですねぇ。半分以上は愚痴?っぽい気もしなくもないですが(笑) それを読んで、しかもコメントまで頂けて、大変感謝しております。ありがとうございます。

とりあえず、来年もダラダラマイペースでやれたらいいなと思っています。あんまり不相応な目標を掲げても挫折するのは目に見えているので^^; そんなわけで、もしお暇がありましたら覗きに来てやってくださいませ。

とにかく来年は健康で過ごすことが第一目標です。すこし体動かして体力も付けないと、です。

良いお年をお迎えくださいませ。

ザ・コア

2005年12月27日 19時36分11秒 | 映画
12月25日 TV朝日系列で放送
コアの回転が止まってしまった地球を再生すべく、特殊な潜行艇に乗り込んで地球深部を目指すパニック映画。コアの回転が止まってしまったことで電磁場に異常が起こり、地表は太陽風の影響をもろに受けて人類はあと一年で滅亡する事が判明。各分野の科学者とスペースシャトルの選り抜きのパイロットが集められ、地球内部の高圧に耐えられる特殊合金製の潜行艇を使って地球コア内部で核爆発を起こし、コアの回転を取り戻そうと言う、トンデモストーリー(笑)

言葉で説明するとかなりアレな物語ですが、実際に映像で見せられても凄まじくアレです(笑) もう、科学的にどうだとか、理論がどうだとか、この際全部頭の中から蹴り出して「空っぽの頭で観る映画」…、なのかも? え~と…、でも悪い意味じゃなくて、荒唐無稽なあまり突き抜けちゃってます。完全にw 楽しめるんですよ。ホントです^^;

とにかく地球内部を潜行艇が進んでいく映像は理屈がどうとか言うことを忘れて見入ってしまう美しさです。実際にまだ誰も見たことのない世界だけに、CGの映像が活きてきます。「実際にどうか」と言うことより「どれだけイマジネーション豊かな映像を観客に見せられるか」に重点を置いてもっぱらそう言う方向で苦心してるのが伝わって来ます。なんだか趣としては古典SFの「地底探検」や「ミクロの決死圏」と言った冒険SF映画的要素が強いのではないでしょうか。実際に地球潜行のシーンをより多く見せる為に、他のシーン(パニックシーンや、人間関係のゴタゴタドラマなど)はホントに必要最小限。なので潜行艇が発進するまでのエピソードは割とテンポ良いです。(とっとと本題に入ってくれる、と言う意味です)

とにかくまず「アイディアありき」で、「こんなシーンが描きたい」と言う所から映画作りがスタートしてる感じ。リアリティよりも発想の面白さと豊かさで勝負してる映画なのかなぁと思います。マントルの中を漂う巨大な水晶の中の大空洞や、コア外殻内をやはり犇めくように漂って潜行艇の行く手を遮る巨大ダイヤモンドなど、もう科学的にあり得ないとか言うのはヤボとしか言いようのないイメージの世界です。

物語は…、不測の事態が起こるたびに一人また一人と乗組員の誰かしらが犠牲になり、そのたびに他のメンバーは苦渋の選択を迫られると言う形で進んでいきます。そんな中に良い台詞がありました。それは隔壁の中に閉じこめられ船のユニットの圧壊によって死亡したレヴォック博士を何故助けなかったのか、と船長代理であるベックに、レヴォックが持っていた家族の写真を突きつけてキース博士が詰め寄るシーン。「どうせ人類を救う為だと言うんだろ!」と吐き捨てるキースに、ベックが「彼の(レヴォック博士)の家族を守る為よ」と返すシーンはちょっと胸に迫るものがありました。(状況としてはレヴォックを助ける為に隔壁を開ければ、船全体がバラバラになりかねないため、ベックは隔壁を開けなかったと言う事です)

そんな訳で、有名な役者さんが出てる訳ではないんですが、ドラマ的にも見所はあります。地球潜行艇、もし止まってしまえば「そのまま棺桶」な訳で…、その辺の緊迫感は演出どうこう言う問題以前にかなりなドキドキものです。さらにこの手の映画には犠牲者はつきものですが、圧壊していくユニットの中で押しつぶされて死んでいくレヴォック博士に始まり、摂氏5千度の船外に、2千5百度までしか耐えれない耐熱スーツで油圧装置を操作に行くブラズ博士の壮絶な死など、全体的に死の描写は悲壮を極めます。まあ、もし失敗すれば、生きて地上に戻っても1年後には死が待っている訳で…、極限状態での究極の選択ってことなんでしょうね…。最後に生き残ったキースとベックの二人も、船の動力である原子炉の燃料を爆発の規模を上げるために使用してしまい、コアの中に取り残されてしまいます。果たしてここから脱出する術はあるのか…?って感じですが、…ここからがちょっとこの映画ダメダメで(笑)このエンディングに納得出来るかどうか、かなり意見は分かれそうだなぁ…と予想したりします。

PSUはキャラお着替え可能?

2005年12月23日 16時40分39秒 | ゲーム(PSO)
主人公のイーサン、ある程度ゲームが進むとお着替え出来るらしいです。コスチュームショップなんかもあって、お金貯めれば買えるって事なんでしょうか。

オンラインで使うキャラもいろいろコスチューム替えられるといいな、と思います。PSO時代は大枚はたいて着替えたはいいが、それっきりだったので。気分によっていつでもお着替え出来たら楽しそうです。マイルームにクローゼットとかもあったりしてネw

公式サイトにはイーサンのお着替えしてる画像が載ってるんですが、標準服以外よく見るとなんとも微妙なデザイン(汗) いろいろバリエーションが楽しめるはいいんだけど、なんか仮装大会じゃないんで、その辺はきっちり良いデザインの服も用意してもらいたいと思ったりして…。でもソニチのデザインセンスってどうなのか……?

PHANTASY STAR UNIVERSE

それでもエウレカセブン

2005年12月20日 21時29分10秒 | ドラマ、アニメ
やっとレントンくんが自分の意思を出すようになって、主人公らしくなってきました。以前よりも各キャラの心情とかも理屈じゃなくて感情として伝わってくるしで、ようやくまともに見れるレベルになってきた気がします。

以前レントンがKLFの残骸にバラバラになった死骸を見て、人殺しを実感するシーンがここに来て活きてるって事なんですね。まあそのレントンの経験があって、今回エウレカに「自分たちがやらないと何も変わらない」と説得するシーンが意味を持ってくると言うか…。ただしもう少しスマートに出来なかったもんかと引っかかる部分は多々ありますが。レントンに限らず、エウレカにしてもホランドにしても然りで、成長の過程の描き方が理屈っぽくて、書き手の許容量いっぱいっぱいな感じがしてしまうのが苦しいところ…。

それと時々難しい思わせぶりな用語とか出てきますが、これもなんだかチグハグな感じです。と言うかそう言うマニア向けなはなしなの?と思ってしまいます。全編にちりばめるって訳でもなく唐突だし。もし話に深みを出したいならやっぱり人物をまずキチンと描いてくれないと。描ききれてないその空っぽのキャラに思わせぶりな台詞を吐かれても、正直見ててちょっと辛いです…。大体この時間帯の視聴者層に配慮した内容とは言い難いところがなんとも中途半端で、この「吹っ切れて無さ加減」にはちょっとイライラさせられます。

そう言えば最初の頃は必ず番組のラストの方で「ねえさん~」というレントンのモノローグがお約束だったのに、最近はなくなっちゃいました。あれ、結構笑えて好きだったんですが。最近は話が殺伐として深刻になってきちゃったのでやりにくいっていうのもあるんでしょうか? あとレントン自体が自分でいろいろ考えて行動するようになった、と言う事あるのかも知れませんね。でもああ言う演出は結構好きでした。

前回あたりから登場してる謎の高僧のおっさん、このキャラ良いですね^^; 一応偉い人なんでしょうが、何とも俗っぽくて砕けた感じがミスマッチで良い味出してます。いままで「を?」と思うキャラがいなかったですがようやく個性的なキャラが出てきてちょっと嬉しい。

更に今のエンディングも割と好き。曲が好みっていうのもありますが、物語の中では散々な描き方されてるアネモネが、このエンディングでは可愛く描かれているのが良いです。メーテルがウサギ?のリュック背負って、シャボン玉飛ばしてる絵とかもなんか好きなんですよ。

それからエウレカの中で以前から良いなと思っているのは、最近流行の3DCGを使ってない事でしょうか。ロボットや飛行機をちゃんとセルで描いてる所に、なんかこだわりを感じてしまいます。特に一番初期のエンディングのアニメーションがその最たるものではないかと思うのですが、カメラが人物の間をぐりぐり移動して行く様子をCG使わないで手書き(おそらく)で描いてるヤツは凄いなと思ったり。最近こういうアニメーション本来の「味」にこだわった画面て、ほんとに見なくなってしまったので、この辺はBONSE買ってますヨ。

…と書いていて今気が付きましたが、私がエウレカにこだわる理由はまさにこんな所にあるのかもですね。お手軽なアニメ作り飛ばしてる会社ならいざ知らず、こういった何かしらのこだわりを感じさせる作品を作っている会社だからこそ、やっぱり期待してしまう部分もあるわけで…。なので、もう少しストーリーの方も「独りよがりでないこだわり」をもって、良い作品をなんとか作ってもらいと、願わずにはいられません。

コレクター

2005年12月19日 21時38分17秒 | 映画
12月18日 TV朝日系にて放送
モーガン・フリーマンですよ、良いです^^。ごひいきの俳優さんですが、作品内容はイマイチ。でも楽しめないかと言うとそんなことはなく、それなりの仕上がり。特に前半の雰囲気は良い感じです。

ストーリーはこの手の作品ではもはや古典的?な、自分の好みの女性を誘拐してコレクションの如く監禁し、逆らう女は容赦なく殺すと言うサイコサスペンスものです。モーガン・フリーマンは誘拐された女性の一人であるナオミの伯父、クロス捜査官(犯罪心理学に精通)として登場します。そのクロスがナオミの母からの依頼を受け事件の現場を訪れてから数日後、ケイトと言う女医が犯人のもとから脱走してきます。ケイトは精神的にショックを受けていたものの、すすんで捜査に協力。そしてケイトの証言から犯人が女性達を監禁している場所を絞り込んでいくクロスですが…。所轄の警察はまんまと犯人にだまされ誤認逮捕をやらかしたり、クロス捜査官自身も単独捜査で仲間の刑事に怪我を負わせてしまったりと、捜査は思うように進みません。どうやら犯人には共犯らしき人物がいて2人組であることまでは分かるのですが…。やっとの思いで突き止めた犯人アジトで一人は逮捕に至るものの、主犯とも言える男を取り逃がしてしまいます。
その夜クロスはホテルの部屋で集めた資料を眺めていて在ることに気づきます。犯人の筆跡とうり二つの筆跡の持ち主が自分の身近にいることに…。まさに同時刻その犯人は、ケイトの家に何食わぬ顔で現れるのでした。危うしケイト…!

こんな感じで割と展開が読めなくてハラハラはさせられるし、真犯人もちゃんと観客が見て「怪しいリスト」に入れられるように工夫されていたりします(微妙に怪しげな人、ってことね)が…。怪しい人出過ぎ!w 物語の中での犯人像も2転3転。でみんな怪しく見えるので、結局「え~こいつが犯人なのぉ?」という人が最後に真犯人だったりします^^; しかし犯人が2人組だったり、「引っかけ」の疑わしい人物が出てきたりで、ちょっと人間関係がややこしくて後半すごく分かりにくいです。この辺もう少し明快な展開にして欲しかったとつくづく思ってしまいます。クライマックスに向かって加速しなきゃならない所で、どんどんまどろっこしくなって減速してしまうので、後半の「もたつき」はちょっとイライラ。で、犯人の印象がまた薄っぺらいと言うか…、これは役者さんのせい? 悪役としてはちょっと弱いかなぁと、思いました。

「誰が犯人なんだろう…」と観客を惑わせたいの分かるんだけど、ちょっと凝り過ぎちゃって失敗しちゃったかなぁ…的作品に思えます。そう言う意味ではモーガン・フリーマンの存在感がないと、作品自体「もたない」かもですね。なので、この作品は「モーガン・フリーマンを見るんだ」と割り切って見るのが吉かも知れません。サイコサスペンスとしてもドタバタになちゃって、作品としての「キレ」がなかったです。

あ、あとケイト役のアシュレイ・ジャッドと言う女優さんはなかなか良かったです。

NANA 14巻

2005年12月17日 03時28分31秒 | 日々雑感
13巻の思わせぶりなラストを見て、14巻の頭に一山あるのかと思いきや、すか~んと肩すかしですヨ^^; 今回はいろいろ膨らませた伏線を収拾?するのに追われている感じで、淡々と話が進んでますネ。それでも最終的に14巻のラストに向かってグ~っともりあがって集約して行くあたりはやっぱり上手いです。今回はこのラストの為にまるまる一巻分使ってると言っても過言ではないような(笑) いよいよこれで、ホントの佳境に入った…、んでしょうか?

来年春、いよいよアニメ化らしいですね(喜) う~ん、でもパラキスの例もあるしで手放しでは喜べないんですが、まあ人気のある原作だし、悪いようにはならないと思う…と言うか思いたいです。日テレ系らしいので、予想が当たっていればアニメ制作は多分あそこかなぁ~と思ったりしますが、もしそうなってくれたらいいなと思います。ただ、問題は声優のキャスティングで、これはどうやっても誰かしらから不満がでるんでじゃないでしょうか…。とりあえず俳優さんは使わないくれ~!と祈る気持ちでいます。特にナナやレイラは、「バブルガム・クライシスTOKYO 2040」みたいにしゃべりのシーンの声優さんと、歌うシーンの歌手の人、みたいに分担してやってくれるといいんだけどなぁ。でも、キチンと原作を再現しようとすると、かなりな長丁場になりそうですね。ちゃんと作ってくれれば、長く楽しめて嬉しいんですが。どうなりますことやら…。

仰木監督

2005年12月16日 02時14分23秒 | 日々雑感
オリックスの監督だった仰木彬(おおぎあきら)さんが昨日の夕方亡くなられたそうです。70歳だったとか。今時の70といったらまだ全然若い年齢です。今期限りでオリックスの監督を勇退されていたそうですが、あまりにも突然の訃報に正直驚きました。

そんなに野球に興味があるわけではないんですが、TVのニュースやなんかでサングラスを掛けて指揮をとる姿は、何というかダンディで格好良かったです。イチローや野茂を育てた方ですよね。「仰木マジック」なんて言葉もありました。

昔ニュースステーションに出演した時には、小宮悦子さんを口説いていたり。気さくな方で、オリックスや近鉄のファンではなかったけれど好感の持てる方でした。

心よりご冥福をお祈り致します。

ゲド戦記

2005年12月13日 22時43分23秒 | 日々雑感
スタジオジブリの来年夏公開予定のアニメです。原作自体は名作ファンタージーとして有名らしいんですが、私自身はまだ未読。でも読もうと思って本だけは買ってあったりして^^; ただし一巻だけ…。全5巻なんですが、デカくて高いカバー付きのものしか無いようで、ずっと買うか買うまいか迷い続けていた本でもあります。たまたま一巻だけ別の出版社から文庫サイズで出たのを買ったんですが、最近読書から遠ざかってしまっていてなかなか重い腰があがらなかったりして…。

そんな訳でジブリでアニメにするのは大歓迎なんですが、監督は宮崎吾郎…って誰? 実は宮崎駿監督のご長男だそうで、聞くところに寄ると初監督…。なんか、雲行きが怪しいです。しかも、宮崎駿監督は始め、吾郎氏の監督就任には猛反対だったとか…。吾郎氏自身も設計コンサルタントやらジブリ美術館の館長といったお仕事をされてきた方で、アニメに関係した仕事はホントに初めて?なのではないでしょうか?(と言うか初めてらしいです) まあそんな訳で手放しでは喜べないゲド戦記アニメ化だったりします。

宮崎吾郎氏はどうやっても父である宮崎駿と比べられることをやはり気にしているようで、webに「ゲド戦記」監督日誌を開設して心境などを語っています。でも「先入観無しに観てもらって判断して貰いたい」と言うんなら、こんなサイト作っていろいろ語ってはいけないような気もしなくもないです(笑) あらかじめ言い訳しておくようなものですからネ。ただ、こうしたwebを使った宣伝を積極的に採り入れるのは宮崎駿とは対照的で、ちょっと面白いな、と思ったり。

過剰な期待は持ちようがないと言うか、ホントに来年蓋を開けてみるまでは全くの未知数でしょうか。まあその未知数な所にちょっとだけ期待したいと思います(ホントにちょとだけw)。とりあえず声優を使わずに俳優に声をやらせる父上の悪しき慣習だけはなんとか打破して貰いたいと、個人的にはそんな事を強く思ったり(願ったり)してますが…。

NHK大河ドラマ「義経」(最終回)

2005年12月12日 02時08分40秒 | ドラマ、アニメ
最終回ということでガマンできなくて本放送でみちゃいました^^; 全体として、今回の大河「義経」は割と見れたです。まあ細かいこと言い出すときりがないんですが、良いところも結構あって「楽しめた」と言うのが素直な感想です。歴史的に有名な人物も沢山でてくるので、そう言う部分で興味をそそられる、と言うのもあったり。またそう言った人物をどう描いて、役者さんがどう演じるか、とか、いろいろ楽しみ方があって最近の大河の中では割と良かったんじゃないかなと思います。あと、主役義経役の滝沢くんが雰囲気が良くて、嫌みの無いキャラですごく見やすかったし。このドラマの中の義経にはすごく合っていたと思います。更に弁慶役の松平健が最高で、もうあの犬っぷりには泣かされるし笑わされるしで、正直松平健見直しましたよ(マジで)。

で、あんまりほめてばかりだと私らしくないので^^;一応ツッコミも書きたいと思いますが、なんつっても最終回、義経主従が次々に倒れていくクライマックスを、台無しにしたのは誰!!?? …そう、それは南原さん!あなたですよ(笑)「芸」をやりながら死ぬなっつーの!w それまでに盛り上がっていた気分が一気にクールダウンしちゃったじゃないのさ!責任とってくださいよ!まったく…(ぶつぶつ)。あと弁慶等身大人形はワンカットの方が良かったです。2度目のカットで人形だとハッキリ分かってしまったので、ちょっと辛かったっす。そして義経最期のシーンで持仏堂の天井を突き抜けて光がどひゃ~と飛び出すシーンは、正直言ってあまりにも唐突で意味不明。義経の魂が天に昇っていく様を表現したかったのかも知れませんが、もっと別の演出でやって欲しかったです。せっかく役者さん達が頑張ってドラマ盛り上げても、ああいったイメージ先行のいかにも「CG使いました~」と言うシーンを見せられてしまうと、激しく興醒めな訳で(私的にはね)。地味でも「実」のある演出で役者さんの演技の流れを断ち切らないような方向で解決して欲しかったと、思ったりします。

それと最後に頼朝が一人で、亡き義経を思って涙するシーン、中井貴一渾身の演技なんですが、果たしてこれは必要なシーンだったのか?微妙です。腰越状の時に頼朝は自分の心情を吐露しているので、蛇足と言えば言えなくもなく、なんかサービスカットみたいになちゃったのがもったいない気がしました。

まあ、そんな感じで不満はいろいろあるものの、今回なんといっても義経主従の面々が本当に息が合っていて、何より楽しんで演技している感じで、そう言う雰囲気だけで見ていてすごく楽しめました。キャスティングすごく良かったと思います。ゲストの役者さんも、渋くて味のある人がひょここり出てきたり^^。思わずニヤリとしたのは一度や二度ではなかったですから。

どんなに破綻が無くて完璧なドラマ作っても楽しめなきゃ意味無いわけで、そう言う意味では今回の義経は「楽しめる」ドラマだったのでそこがすごく良かったです。でもね、屋外のシーンはやっぱりオープンセットやロケでやって欲しいと思っちゃいます。そう言う所にお金かけるんなら、視聴者も怒らないんじゃないでしょうか? どうでしょうNHKさん?

USB「あんどん」スピーカー

2005年12月09日 23時02分26秒 | パソコン(Mac)
果たしてこれにどれだけの意味があるのかよく分からない所が妙に気になる一品(笑) まあ、スピーカーはいいとして、何故「あんどん」なのか? 深く考えてはいけません^^;。「和」の心です。日本の灯りです。なごみます。

とは言っても豆電球だし、照明としての実用度はまるでナッシング。
ホントにぼんやり灯して雰囲気を楽しむぐらいしか使用法を思いつきません。

作っているのはサンコーと言う会社。例のエビフライ型USBメモリーのソリッドアライアンスと張り合ってる訳じゃないんでしょうが、なかなか良い勝負してます^^; ちなみにこのサンコーと言う会社他にはどんな商品を出しているかと言うと、「USB“あったか”スリッパ」「USBあったか手袋」「USBえんぴつ削り器」……、もう殆どこじつけと言うか無理矢理USBにしてるとしか思えないスバラシ過ぎるラインナップ(汗)

で「あんどん」ですが、でかくてじゃまだし(115×115×203)、特殊な設計で音がすばらしくいいとか言うんでもないし、ホントにこれどうしろと…。ちなみにお値段は4280円(税込み)…高っ!

パソコン周りに「和」と「なごみ」を求めるならこれです(ホンとかよ…)。ちなみに下記リンクのショップ、なかなかのおばかさ加減満載のコメントも見れてなかなか笑えますヨ

サンコー【レアモノショップ】