戦略コンサルティングの本質

戦略コンサルの本質 What's Strategic Consulting?  一戦略コンサルの個人的見解・徒然日記

行政サービスの明と暗

2017-01-05 | workstyle
マイナンバー制度。

自分には関係ない、と思っていたのだが、

自分でしなければならない確定申告において、
住基カードからの切替となった。

通知カード(緑色のアレ)は来ていたが、
カード申請をしなければならないとは!

幸い、ネットで申請ができることに。
この点、今まで行政ではなかったサービス(役務)。
時間は、
ネット申請から発行手続まで、1週間超と、やや長かったが、
準備ができ、近くの区役所まで取りに行くことに。
受取の予約もネットで出来るとのこと。

ただ、年末、
何故か、IDと生年月日を入力してもエラー。
年明けを待つことに。

電話での予約も可なのだが、
いくら電話をかけてもつながらない。
相当混んでいるのか、それとも、単なる怠慢なのか、
わからないが、
直接出向くことに。

「ネットか電話で予約してもらわないと、発行できません」
という旧態依然たる対応を密かに想定していたのだが、
それが、なんと!
即座に対応してもらえた。
すぐにマイナンバーカードを発行してくれると。
行政サービス(特に中央官庁ではなく、地方自治体)の質は
かなり向上したと感じた。


だが、一方で、縦割行政の悪例も!
カードリーダーにカードを差し込み、
個人認証を受けないと、確定申告の電子申請(e-tax)が使えないのだが、
確定申告自体は、国税庁(NTA、または税務署)で財務省管轄なのだが、
公的個人認証は、総務省の管轄らしい。

個人認証を受けるためには、JPKIという利用者ソフトをダウンロードしなければならない。
既にインストールされていたのだが、新しいバージョンの上書き(アップグレード)が出来ない。
結局、サポートセンターへTELすることに(有料)。
30分も状況を説明したのだが、
技術サポート要員と受付が異なり、伝言ゲーム。
結局、マイナンバーカード対応は、
バージョン3でないと対応できないらしい。
しかしながら、そんなこと、どのサイトにも書いていない。

新バージョンを個人認証のポータルサイトからダウンロードするも
結局、上書きできず。前バージョンをアンインストールすることに。
ところが、PCのコントロールパネルから通常のプロセスを経るも
アンインストールできない(アンインストールされました、とメッセージは出るが、
アプリが残ったまま。(再起動しても状況変わらず)


再度、サポートセンターへTELする羽目に。


最終的には、バージョン3へアップデートでき、
e-taxも使えたわけだが、
管轄を跨ぐと、こんなに手間がかかることを
身を以て体験したのであった。



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