50歳で始めた海外ひとり旅 と 自費出版

50歳にして「海外ひとり旅」の楽しさを知る。最近は野菜づくり、本づくりにも挑戦。

英国南西部への旅日記 No.16

2017年09月12日 00時21分53秒 | イギリス南西部へ

 Penzance その3 >

Penzance駅に到着。ちゃんと天井もあり、予想した以上に立派な駅だった。
駅舎から出ると、眼の前は港だ。右手に進むと メイン・ストリートに出る。左手を見るとShopやPUB、
レストランがあった。

 この日の宿の Whiteways Guest House は、歩いて100mもないくらいに、駅から近かった。
事前にWebで調べたとおりの、こじんまりとしたB&Bだ。一番外側のドアもは開いていたので、中に入り次のドアの横にあるベルを押した。
 すぐに、宿の主と思われる女性が出てきた。

名前を言わなくても、私のことは分かったようで、「Welcome 、、、」と普通のやり取りをした。
 直ぐに私の予約した部屋(2階)へ案内してもらった。
予想していたとおり、狭い部屋だった。私がこれまでの旅で泊まった宿の中では、一番狭いかな? と思えた。
 事前に調べたときに、部屋は狭いという情報は得ていたので、それほど驚かなかった。
食堂は、テーブルが4台あり、広さは十分だ。Resr Roomとしても使われているようだ。

 オーナーは、気さくな、私より少し年下と思える女性だ。一人で切り盛りしているみたいだ。それは、後で起きたハプニングのときにも感じられた。
 とにかく、ロケーションが良いことと、宿泊費がリーズナブルということで選んだので、私としては何も問題なかった。居心地の良さや、見晴しの良さを求める人には、お奨めできない。

 計画の時点から、この日は、何も行動予定を入れていなかった。というか、欧米諸国へ旅するときは
日曜日の宿泊をどこにするかは、とても大事だ。
 旅好きな方は、お分かりと思うが、日曜日は都市部でさえも、閉店が多い。金曜日は5時で閉店するデパートも多い。
なので、Penzanceには、夕方に到着するようにスケジュールを組んだ。

ということで、のんびりと、この小さな港町を散策して、運が良ければ Sea Foodレストランで食事でもしようかなと思っていた。が、予想どおり、殆どの店は閉まっていた。
 それで、 まさか、スーパー・マーケットも閉まっていたらまずいと思い、まず、駅前から西に続くMain Street を歩いてみることにした。本当にかなりの店が閉まっていて、少々焦った。緩やかな坂道を300mほど進むと、左手に開いているスーパーがあった。そして、閉店時間を確認し、まだ余裕があったので、駅の方へ引き返し、バスの停留所を捜すことにした。

事前のリサーチでは、駅前が Bus stationのはずだが、それらしき建物がない。

< 港の埠頭というか、駐車場みたいな場所 >




 でも、バスが待機していた。停留所らしきものが2カ所ほどあった。で、よく眺めてみると、何やら掲示板があり、
読んでみたら、Bus Station は、新たに建て直すそうで、元の場所は更地になっていたのだった。




で、駅前のBus Stopの時刻表を見ると、まだ St Michaels Mt の方面へ行くバスがあるようだった。
直ぐに準備すれば間に合うかもしれない。その時刻をメモして、一旦、宿へ帰った。

 当初の予定では、翌日、、Land's Endへ行き、その翌日にLondonへ帰る前に、St Michaels Mt へ行くつもりだったが、急遽、予定を変更して、この日のうちに、St Michaels Mtへ行ってみようと考えた。

 ただし、これから、St Michaels Mt へバスで行くのは便があるのだが、日曜日なので、帰りの便はないようだった。
そのことを、宿のオーナーに相談したら、いとも簡単に「歩いて帰ってくれば、いいじゃない」と言われてしまった。
 確かに、港の近くには、St Michaels Mtへ続く 遊歩道も整備されているようだった。距離も5Kmくらいだ。
まだ、夕方とは言え、空は明るい。行くことにした。

 その前に、スーパー・マーケットへ行き、夕食を確保した。
で、駅前のBus Stopへ行き St Michaels Mtに近い、Marazionへと向かった。
Firstというバス会社のバスに乗った。料金は 2.2£、時刻は 18時を少し過ぎていた。

  このエリアを運行する バス会社 は  こちらだ。  https://www.firstgroup.com だ。

 10数分で、到着。降りたのは、私一人だった。
広い駐車スペースがあった。そこを横切り、海辺へと歩いた。

 すごくいい感じだった。夕暮れにはまだ少し早いが、日曜日のせいなのか人も少ない。
左手の先の海にに St Michaels Mt らしき島が海の中に見えた。

 <海に浮かぶ St Michaels Mt >




近くに行くと 男女二人が島の方を見て、たたずんでいた。
 少し潮が引いていたが、まだ島への道は、おぼろげにしか見えない。
が、島の方を良く見ると、こちらを向いている人がいた。カメラのズームを使って見てみると若い男女が居た。
彼らは、意識的なのかは、わからないが、道が現れるのを待っているように思えた。



 私も、眼の前に居る二人、島に居る二人も、潮が引くのを知っていて、それを待っているのではないかと思えて来た。
 どうせ、私も、宿へ帰るしか予定はないので、潮が引くのを待つことにした。
 それに、少しずつ人が増えてきた。



<暫く待っていたら 潮が引き始めた。 >



  < 続く >
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