ゴリさんの出番が終わった時点でアタシの大河も終わったと思ったが、
なんだかんだ見続けております、濱田岳くん。 いえ、黒田官兵衛。 きゅうです ども。
9日目(発症7日目)
キンキンに冷えたビールのCMが 「旨そう」 と思えるまでに体調は絶好調となり、
全身の水疱もほぼ全て瘡蓋へと変わっていき、傷の治りかけ特有の痒さがアタシを襲う。
本来ならこの辺で一度ドクターの指示を仰ぎたいところだが、熱も無いのに内科へ受診しても意味が無いと思われ
ここはアタシが絶大の信頼を寄せる皮膚科のドクターに連絡を入れる。
顔の被害は少なかったとはいえ、顎から右へ輪郭に沿って、あと額全体の水疱の残骸は見るも無残。
痕を残さぬ秘訣として、“瘡蓋は自然に剥がれるまで絶対そのままに” とネットにでていたので それはそれは大切に身体中 勿論顔にもくっ付けてある。
カッチカチの赤黒い瘡蓋を顔中後生大事につけ、
「はい、わたすがこの歳で水疱瘡に罹った変なおばさんです。だっふんだ。」
と、言わんばかりのふざけた顔。
そんな変なおばさんでも一応恥じらいはあるので、額は前髪で隠しマスクはぐっと広げいざ出発。
皮膚科では看護師の皆さまから口々に 「大変だったねー」 と、労いと同情の声を掛けられ照れながら診察室へ。
見事に育てた勲章(瘡蓋)を見てもらおうと、勢いよくマスクを外し、変なおじさん いえ、変なおばさんを披露すると、ドクター第一声、
ありゃりゃー。
へ?
ド 「お薬何塗ってたの?」
きゅう 「カ、カチリですけど。」
ド 「........。(苦笑い)」
きゅう 「........。(つられ苦笑い)」
ド 「カチリね、あんま意味ないんだ。もうあれ塗らないで。今日からこれ(ゲンタシン軟膏)塗って。
これ瘡蓋が柔らかくなるから塗って早くとってしまわなきゃダメだよ。瘡蓋つけとくと余計痕になるからね。」
きゅう 「あ、あのー湯船っていつ頃つかっても....。」
ド 「ああ、お風呂? 入って入って、むしろ入って身体の瘡蓋ふやかしてとっちゃって。」
思い込んだら真実一路のアタシは、このドクターの言葉にキョトン。
帰ってソッコー風呂に入ったのは言うまでもありません。
本日、15日経過し瘡蓋も取れ、痕も随分薄くなってきた。
最初はどうなる事かと思ったが....。
病気も財産、苦しみは覚えておかねばならぬ。
幼い頃、水疱瘡に罹った妹と一緒に遊んでいてもうつらなかった経験から、
自分は生まれながらに免疫を持ってるんだという勝手な思い込みからこの事態を招いてしまった。とんだ不覚。
実は“おたふく風邪”もまだなので、今年は必ず予防接種をしておこうと思う。
まだ罹ってない方は、是非予防接種を受ける事をお勧めします。
これまで長々と綴ってきた水疱瘡記録、もしもアタシと同じく大人になって罹ってしまいこのブログに辿り着いたなら
ほんの少しの気休めにでもなれば幸いです。
ポイントは、水疱瘡か?と疑った時点で直ちに内科か皮膚科へ行き、48時間以内にバルトレックス錠を服用する事。
水疱瘡痕が気になるなら、必ず皮膚科も受診する事。
あとはひたすら高熱と闘うのみ。
健闘を祈る!
以上。
いよいよエピローグですね~
それにしても皮膚科に行って正解でしたね。
ゲンタシン登場かぁ~ うちにもあるぜ!
でも、やっぱ 最初はカチリをかっちりw
塗るのが正解なのかしら?
水膨れ状態からゲンタシン?
まぁ とにかく 跡が薄くなって 消えていくこと願うばかりダス。
新陳代謝だー!!!
いや~お付き合いいただきましてありがとうございます。
今では缶ビール片手に余裕の笑みを浮かべております。
ゲンタシンばんざい!
序盤大活躍したカチリにも、今となってはかっちりと(笑)お礼を言いたいです。
(皮膚科では水疱用のまた違う塗り薬があった模様)
ビタミンCとヒアルロン酸のサプリに毎朝トマトジュース飲んでる毎日でーす。