音響機器修理「京とんび」

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【パソコン修理】DELL OPTIPLEX 745 コンデンサ交換

2013年11月24日 | パソコン

  今回の修理は、「DELL OPTIPLEX 745(発売日:2007/4)」だ。2011年秋に中古で購入。年に一度の内部清掃をしたところ、マザーボード上のコンザンサ故障を確認した。

 特に使用上の不具合は感じてはいなかったのだが、意図しないパソコンの停止は避けたいので、直ちに交換部品を入手し、交換修理を実施した。

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 側板を外す。

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 各種ドライブとCPUクーラーを取外すと、マザーボードが現われる。

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 写真中央部の電解コンデンサが1個、頭部が膨らみ、防爆弁が動作しているのが目視できる。

これを含め、同種の電解コンザンサは4個ある。これらが近い将来故障することを想定し、必要数の交換部品を先行入手することにした。

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 取外した電解コンデンサを測定してみると、静電容量がほぼなしとの結果。

SANY0058.JPG

 同等の電解コンデンサに交換。

 マザーボードのコンデンサ交換は、ちょっとコツが必要(詳細は、検索すると丁寧な解説があるので、そちらを参照されたい)。

SANY0069.JPG

 取外したパーツを組み戻し、無事にBIOSとOSの起動、動作を確認。修理完了。

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【機器修理】DENON D-MG55DV DVD/MDミニコンポ

2013年11月17日 | 音響機器修理

 今回の修理は、「DENON D-MG55DV DVD/MDミニコンポ(発売日:2005/11」だ。 バーチャルサラウンド技術を採用し、別売製品の接続で2.1ch/5.1chサラウンドシステムに発展可能。DVD再生からMD録音まで対応した、コスパの高い製品だ。

IMG_0511.JPG

[DENON D-MG55DV DVD/MDミニコンポ]

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■主な故障と原因

  1. CD再生不可 → トラッキング用ピンオンギアの空転
  2. MD録音不可 → MD検出スイッチ接点劣化

■修理

 デノンやオンキョーは、音へのこだわりが実装にも現われているのか、往々にして分解に頭を使うことが多い。この機種も上下左右に電子基板を配し、限られた空間に数多くの電子部品を配置している。

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 分解してすぐに半田付けの劣化が目に飛び込んできた。どの基板にも同様の劣化が確認された。確認できる限りの半田付け劣化を補修した。

  DVD/CDドライブに辿り着くには、全ての電子基板の取り外しが必要だ。DVD/CDは、TOC(目次情報)は読み込むものの、演奏に至らない症状。 よくよく確認すると、トラッキング用のピニオンギアが空転していた(初めての経験)。取り付けミスのようだ。回転軸の奥まで押し込むことで復旧した。

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 CD/DVDドライブユニットは、韓国の「RMC社製 RL-S87」だ。

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 ピックアップは恐らく「SANYO SF-HD62?」と思われる。

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 MDはドライブごとシャープ製。ピックアップは「SHARP HPM312S」 、ATRAC ICは「SHARP LR37816A」だ。

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 MD録音不可の原因は、「PROTECTED」が表示されることから、MD検出スイッチの接点劣化と推測。接点復活材の塗布で復旧を確認した。

SANY0042.JPG

 その他各部のクリーニング、組戻し、点検。動作確認と修理後のエージングを実施し、作業完了。

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【機器修理】CMT-PX5LTD MDデッキ搭載オールインワンコンポ

2013年11月10日 | 音響機器修理

 今回の修理は、「SONY CMT-PX5LTD MDデッキ搭載オールインワンコンポ(発売日:2000/10/10)」だ。先行発売のCMT-PX5をベースに、高音質にチューンアップした限定バージョンだ。

 カーボン調ブラックボディを採用し、精悍さをアピール。また、スピーカーには、単品スピーカーにも採用される、口径12cmグラスファイバーコーンユニットを採用したウーハーを搭載し、音質特性を向上させているとのこと。

PICT0759.JPG

[修理を完了したSONY CMT-PX5LTD]

■主な故障と原因

  1. CDトレー開閉/CDチェンジ不可 → ゴムベルト劣化
  2. CD扉破損
  3. 塗装はげ

■修理

 この機種は、十中八九、CDトレーが開閉できない故障を呈する。原因は、ゴムベルトの劣化だ。

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 上の写真の状態から、底板ごとCDチェンジャーユニットをごっそりと取外すことができる。

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 同ユニット後部にゴムベルトが位置している。これを交換するには、CDチェンジャーを手動で少々動かす必要があるが、箱根寄木細工の秘密箱よろしく、ゴムベルトに到達するまでに頭を使う。

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 CDピックアップは、ASSY(ユニット)になっており、ピックアップのみの部品割り当てはないようだ。

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 私も、この機種以外でお目にかかったことがないASSYだが、調べると2000年前後に発売のMXDシリーズ(CD/MD一体デッキ)に採用されているようだ。

 因みにASSYの名称は「SONY BU-21」で、後ろには細かい枝番が付くようだ。

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 CD扉が破損し取れてしまった前面パネル(下の写真)を補修。

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 MDピックアップは、「SONY KMS-262A」 、ATRAC ICは「SONY CXD2662R」だ。

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 電源とアンプの基板に半田付け劣化が多い。他所も含めて全て補修。

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 スピーカーも前面パネルを取り除き、各ユニットをクリーニング。

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 傷の多かった本体ボディと、塗装はげが多かったスピーカー保護カバーのパンチグメタル部の再塗装を実施。

 その他各部のクリーニング、組戻し、点検。動作確認と修理後のエージングを実施し、作業完了。

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【DIY】SHARP UX-T7CL FAXコードレス電話機

2013年11月02日 | DIY

 今回の修理は、「SHARP UX-T7CL FAXコードレス電話機(1996年3月発売) 」だ。かれこれ17年間も、故障知らずで頑張ってくれている我家のFAXコードレス電話機だ。

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[SHARP UX-T7CL FAXコードレス電話機]

■主な故障と原因

  1. 送信原稿に縦筋が何本も入ってしまう → 原稿読み取り部(スキャナ部)の汚れ

■修理

  子どもの成長とともに行事が増え、FAXを使うことも多くなったため、原稿読み取り部(スキャナ部)にごみや汚れが付いてしまう事も多くなった。

 スキャナ部が、何とか手の入る箇所にあったので、都度汚れを拭き取っていたのだが、ついに取りきれなくなってしまった。

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 ここまで分解して表側に返すと、ボタン操作部を取外すことができる。

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 細長い黒棒状のスキャナ部を取外して確認すると、 やはり硬い黒い点々(インクなど)で所々汚れていた。無水アルコールでしっかりとクリーニング。

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 せっかく分解したので、各部を点検・清掃。

 電源基板が電源用ICの発熱で変色していた。動作時最大110W、待機時5Wの電力を常時消費するので、17年間も電源を入れっぱなしにしていれば、このようなるだろう。

そろそろ買い替えるた方が良さそうだ。

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 ともあれ、無事に復旧した。

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