★★★ 修理のご依頼 ★★★
ようこそ"『京とんび』"へ
「もったいない」をモットーにラジカセやミニコンポ等の修理を中心に更新 since 2009
音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪
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今回の修理は、「ソニー ZS-M37 MDラジカセ(発売日:2000/11/21)」だ。 広がり感のある「パノラマサウンド」とゲーム再生ポジションを装備した一台だ。 リッチになったゲーム音楽を意識した設計仕様が時代を映している。
機能仕様や内部構造を見ると「系譜 ZS-M30 → ZS-M35 → ZS-M37」と発展してきたようだ。
※【訂正】ZS-M3xシリーズは、「ZS-M35 (発売日:1999/10/21) → ZS-M30 (発売日:2000/10/21) → ZS-M37 (発売日:2000/11/21)」の順に発売されていた。
■主な故障と原因
■修理
CDレンズが曇っていた。これをクリーニングすることで、無事に復旧。
「パノラマサウンド」を実現するために搭載された2Way4スピーカー。通常再生でも、なかなか良い音で再生してくれる。
CD光ピックアップは、「SONY KSS-213C」だ。
MDピックアップは「SONY KMS-210B 【訂正】KSM-260B」、ATRAC ICは「SONY CXD2662R」だ。
各部クリーニングをし、組戻して無事に復旧。
今回の修理は、「SHARP SD-FX10 MDラジカセ(発売日:2003/10/6)」だ。当時流行した1ビットデジタルアンプを搭載した、Auvi(アウビィ)シリーズの一台だ。
このシャープの1ビットデジタルアンプは、△Σ1ビットデジタルアンプと称している。近所迷惑にならない程度の音量でも、音の解像度が高く、透明感のある音が個人的に気に入っている。
■主な故障と原因
従来主流のアナログアンプからデジタルアンプに変更したことで、小型化を実現している。内部もすっきりとした構造だ。
CD光ピックアップに発光がない。これを交換することで復旧。 CD光ピックアップは、「SANYO SF-P101N」だ。
MDピックアップは「SHARP LHPM312S」、ATRAC ICは「SHARP LR37816A」だ。
各部クリーニングをし、組戻して無事に復旧。
今回の修理は、「Victor UX-F70MD ミニコンポ(発売日:2001/6/1)」だ。 前年に発売されたUX-A70MDの後継機で、小型でシンプルなデザインを継承した一台だ。
■主な故障と原因
コンパクトにまとめてあるため、分解は立体パズルを解く感じで、ちょっと頭を使う。
スピーカーとヘッドホンへの出力不良は、出力段トランジスタの半田付け劣化が原因だった。
放熱器が付けてあるものの、繰り返し熱応力が働くため、半田劣化し易い。
CDピックアップは、「Victor OPT-725B1」だ。
前面パネルも分解してクリーニング。
MDピックアップは「SONY KMS-260E」、ATRAC ICは「SONY CXD2662R」だが、メカと制御基板はビクター独自だ。
TAPEはゴムベルトとピンチローラーを交換するも不具合に改善なし。 ユニット丸ごとを交換したところ、正常を確認。そのまま交換した。
ビクターのこのTAPEユニットは、ピンチローラーのみの部品の割り当てがなく、磁気ヘッドと一体化した「ヘッドマウント組み立て(1,500円-税別-)」としてのみ供給されている。
しかし、磁気ヘッドがもったいないので、同サイズの同社製ピンチローラー(300円-税別-×2個)で交換している。
操作スイッチは、劣化して電気抵抗値が大きくなったため、ICが押されたスイッチを正しく判断できない状態になっていた。すべて同種の交換。 ただし、新しいスイッチの方が0.5mm高かったため、基板取り付けの際、基板に下駄を履かせて高さ調整した。
今回の修理は、「Panasonic SC-NS50MD ミニコンポ(発売日:1997/2)」だ。5CDチェンジャーとMD、カセットテープを搭載した、多機能なオールインワンミニコンポだ。現在では、このような機種は発売されていおらず、正常動作するものは、貴重な一台だ。
[Panasonic SC-NS50MD ミニコンポ]
既にメーカーでは、修理を受け付けてくれない年代の機種だ。 思い出のある機種で、何とか修理できないかと依頼を頂いた一台だ。
■主な故障と原因
非常に分解し易い(組み立て易い)機種だ。
MDユニットは、初めて目にする形式だ。恐らくユニットごとSONY製と思われる。
同ユニットを点検するも問題はない。両端子とケーブルを確認したところ、ケーブル(FFC)端子が一箇所折れ曲がり、コネクタ側とのと接続が断になっていた。慎重に端子の折れを補修し、MDは正常に復旧。
出力系のトランジスタが2種各1個、故障していた。いずれも製造中止のため、特性の近いトランジスタで代替交換する。
2SC2001K(下の写真)は、2SC2120Yに交換。
2SB1238Q(下の写真)は、2SB1181Qに交換。
CDはレンズ清掃で音が戻ったものの、再生が安定せず、CDピックアップを交換することにした。
CDチェンジャーユニットを裏返す。
CD制御基板とCDピックアップトラバース部を幾つかの半田付けとねじを取り除いて分離する。
保守交換用のCDピックアップトラバースは、品番が「RAE0152Z-1C」に更新されていた。
今回の修理は、「CASIO WVA-300 ソーラー電波腕時計(発売日:2001年11月)」だ。2001年に発売された、世界初のソーラー電波腕時計だ。「時刻調整が不要!、電池交換も不要!」と喜んで入手したが、4年目くらいで充電能力が低下し、実用不能となった。
[CASIO WVA-300 ソーラー電波腕時計]
当時、最寄の時計店で修理の相談をしたところ、7千円ほどの見積額に修理を断念し、8年ほど書棚に放置保管していた。
■主な故障と原因
■修理
この機種は、既にメーカーが修理受付終了している。もう処分しようかと思い、今一度インターネットを検索したところ、二次電池の交換修理事例を多数発見。二次電池も手頃な価格で入手可能とのこと。修理に挑戦した。
裏蓋を外すと、ボタン電池ホルダーがある。一般的な腕時計と大差ない。
二次電池に貼付のシールには、「指定電池に交換後、指定箇所をショートしてリセットせよ」との旨の説明書きがある。
二次電池(Panasonic CTL1616)は、Amazon.comで入手(約1400円)した。このような保守部品は、日本国内では一般に流通していないので、本当にありがたい限りだ。
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