楢篠賢司の『人間とは』

人間とは何かを研究しています。現在は経済学を自分のものにしたいと目下勉強中です。

『エンデの遺言』の研究

2010-11-30 06:12:26 | Weblog
 エンデの遺言という動画を観て、それと私の考えとの比較を途中まで書いていたのですが、なんとブログから突然消えてしまいました。
 どのようにやったとしても復元はしませんでした。

 以前も何回かあったのですが、それを教訓としてワードに書き、コピーし貼り付けていたのですが、最近では復元できたところから今回は油断してしまいました。

 一時間以上書いたものが消えてしまうとは、力が抜けてしまいます。

 以上で今回はおしまいにします。

 ただ言えることは、エンデが私の書いたA・Eの関係を理解していたなら違う形で書いていたのではないでしょうか。

 いやむしろ私の頭の中にエンデの遺言があったからこそ、私は先へ進めることができたのでしょう。そしてできれば私がブログで書いたものを理解して、先に進めてくれる人が出てくるのを期待するということでしょうか。

 エンデは65歳で生涯を閉じましたが、私はそれよりか8年も長生きしています。

根源からお金を問う エンデの遺言から

2010-11-29 07:29:46 | Weblog
 現在の段階で私の考えが行き着いたところは、ドイツの童話作家ミハエル・エンデとシルビオ・ゲゼルになってしまった。
これらは私が貨幣について考えだした当時(4、5年ほど前になるが)研究していたものであり、考える上で参考にしていたものであった。

 やがてミハイル・エンデ、シルビオ・ゲゼルは私の頭の中から消えてしまっていたが、今まで貨幣を考えていた上で生きていたのだと思う。

 これらの考え方は数年前までは各地の地域通過というかたちで活発に地域振興に活躍していたが現在(2010年)の段階ではその姿をあまり見ることがなくなってしまった。

 その当時は各地の地域通貨を集めていたが、今は静かに眠ったままになってしまった。札幌があり、川越があり、秩父があり、あと数点の地域通貨を所持しているが、現在は使うことができない。

 なぜミハエル・エンデ、シルビオ・ゲゼルの考え方の進行が止まってしまったのかを、どこに問題があったのかをもう一度考え直してみたいと思う。

 エンデの遺言には地域通貨にとどまらないものがあったはずであるといえる。

 再度勉強しなおすということで短文ですが今日はここまでとします。

エンデの遺言--根源からお金を問う の動画検索結果
http://www.google.com/search?source=ig&hl=ja&rlz=1W1SUNA_ja&q=%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%87%E3%81%AE%E9%81%BA%E8%A8%80--%E6%A0%B9%E6%BA%90%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%8A%E9%87%91%E3%82%92%E5%95%8F%E3%81%86&aq=3&oq=%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%87%E3%81%AE%E9%81%BA%E8%A8%80


貨幣が持つ保存機能に問題があり

2010-11-27 06:19:33 | Weblog
 暫く用事がありブログから離れていましたので更新することができませんでした。
多くのコメントを頂き、逆に考えることが多くなりました。それは皆さんが一生懸命書いていただいたのにもかかわらず、それを真剣に読んで勉強をしていくのかということです。

 なぜなら、おおそれたことを書くようですが、それらは今までの経済学から書かれているということができるからです。私の目指している経済学は、これもおおそれたことを言ったようですが、今までの経済学とは違った新しい人間の経済学というものだからです。

 では今までの経済学とは何なのかということになります。
幾つかの言い方はあるかと思いますが、一番重要なこととしては、全ては貨幣が持つ保存機能の問題から来ているということです。

 金融という言葉、仕組み、そこから起こす行動、それらは貨幣の保存機能からの問題であり、未来社会においてはそれらを強大な力(人々の合意)によって制限していくことが新しい人間社会の経済学というものではないだろうかということです。

 それは何も革命を起こすことではないといえます。現在の保存機能に制限を加えればいいということになります。ただし既得権というかたちで、それらの保存機能から来る偏った貨幣所持者の反発があるかも知れませんが。

 でもそれらを通り越してこそ未来が開けるというものだといえます。

 保存機能から来る問題。一言で言うとすればそれは『カネがカネを生む』ということになります。現在の社会を見たときあらゆるところに、カネがカネを生ませる行為が発生しています。それらがある限り失業問題が起こり、デフレがあり、インフレにもなります。
 ただ言葉で書くのではなく現在のそれらから来る現象を書いていくことだといえます。

 今日もあらゆるところで労働で製品を作り、労働によって作られた物を交換する職業に従事する人、労働によって人々の生活を守る職業についている人々がいる反面、カネを増やすことに精力を費やしている人がいるということです。

 これらが当たり前となっている社会、保存機能に制限を加えることができる社会であるなら。偏った貨幣所持者は一掃できるのではないかと思います。

 あまりにも抽象過ぎてというおしかりを受ける文章になってしまいましたが、暫く文章から休んでいると頭がボケてしまうようです。

頂きましたコメントの最終回です

2010-11-20 06:27:47 | Weblog
21. 縄文ビト 2010年10月30日 22:22:32: egUyw5BLxswRI : g6DT8nixac
 私の経済学の原点となるものです。 
 皆さんから色々とコメントを頂きましたが、今まで私がブログで書いてきたことと重複していると考えますのでここに記事一覧を載せておきます。よろしかったら見てください。定義から外れているというご意見もありましたので、また定義自体が今までの経済学から来ているものと考えています。新しい?経済学として考えていけば当然古い経済学の定義から外れてもいいのではないでしょうか。
http://blog.goo.ne.jp/kyonmiku2000/arcv
http://blog.goo.ne.jp/kyonmiku2000/arcv/?page=2&c=&st=0
なお私の経済学の原点となるものは以下のタイトルのA・Eの関係です。
    『A・Eの関係』
2010-05-28 13:59:57 | Weblog 
 この『A・Eの関係)という言葉は私のブログで何回か使われた言葉ですが、これからの文章でも頻繁に使いますのでここに独立した項目として載せておきます。この関係を理解することでアダム・スミスの『見えざる手』が『見える手』になるかと思います。
注釈*見えざる手(みえざるて、英: invisible hand)は、アダム・スミスの言葉であり、国富論の第4編第2章に現れる術語であり、古典的自由主義経済における市場仮説を指す。 この言葉は『国富論』では一度しか出てこないが、あまりにも有名である。神の見えざる手(invisible hand of God)という名でも知られるが、『国富論』には「神の」という単語は無い。出典: フリー百科事典『ウィキペディア』
Aが自己の労働を1枚の貨幣(カネ)に換え、Bが作り出した商品と交換します。そこにはAが持っていたカネがBに渡ります。BはそのカネでCの持っている商品と交換します(つまりCの商品を買うという行為です)Aの所有していたカネがBを通してCに渡ったわけです。CはDの持っている商品を買います。DはEの持っている商品を買います。そしてEはAが持っている商品を買います。  つまりここでは簡単な例ですが最初にAが持っていた1枚のカネがB、C、D、Eを通してAに戻ってきて一巡したわけです。そしてお互いに作り出した商品が売れたということになります。
 さらにまたAがBの商品を買い、その関係がEまで続きAの元へ戻ってきたとします。そこにはAからEまで2回商品を製造しなくてはなりません。たった1枚の貨幣が2回の商品製造をさせたことになります。この関係がさらにAからEを通してAまで戻ってきたとき1枚の金が3回の商品を各自に作り出させたわけです。 
 このことが貨幣と労働との関係だと捉えています。ただし、そこには現実の経済社会では簡単なA・Eの関係ではなく複雑な貨幣と労働との関係が行われているということです。つまり1000万の購買があれば1000万通りの貨幣と労働との交換があるということです(そのことが今まで経済をわかりにくくしてきた原因です)働くことのない子供は物を買うために親から小遣いを貰うとか、老人では現在の社会では年金というかたちで貨幣を手に入れ貨幣と他者の労働で作られた商品と交換し手に入れます。
これが私の経済学の原点です。 

22. 2010年10月31日 01:03:01: QXVaulDOhs
通貨は日銀だけでなく、普通の銀行が“創造”している。
通貨には現金通貨と預金通貨がある。預金通貨は銀行が貸し出しの際に現金を渡さずに預金口座に貸し出した金額を追加するだけでいい。預金口座に追加した時その金額の現金が銀行の金庫に眠っているわけではない。だから数値を追加した段階で預金通貨が創造されているわけである。貸し出しの一定割合は準備預金として確保しなければならないことになっているが、これも現金を金庫に眠らせておくわけでなく、日銀の口座に準備預金すなわち数値として残されることを意味している。
こう考えると高額の取引や価値の貯蔵に現金が使われるのは、政治家や暴力団は使うだろうがむしろ例外である。

23. 2010年10月31日 01:28:22: mHY843J0vA
>定義自体が今までの経済学から来ているものと考えています。新しい?経済学として考えていけば当然古い経済学の定義から外れてもいいのではないでしょうか。
ダメです。
最低、きちんと再定義しなければいけない

25. 2010年10月31日 03:02:00: ShXWgL3wLQ
市場のデフレ予想は潜在成長率や人口要因もあるが
これまで日銀がデフレから抜け出す兆候が見られるとすぐに引き締めて不況に
逆戻りさせたことがあるからではないだろうか。
中央銀行の金融政策が市場に信用されていない。
ここ最近の日銀の情報発信と市場の動きを見るとそう感じる。

27. 五月晴郎 2010年10月31日 13:39:50: ulZUCBWYQe7Lk : AnPH8ZXDmM
マネーを持っている企業や個人が使わないから、市中というのが日本国内だとしたら、日本国内で使わないから、消えてしまって(見えなくなってる)んじゃないの。これに尽きると思いますけど。
デフレも、マネーがないからデフレになったんじゃなくて、持っているところが使わないからデフレになっているわけで、市中銀行の信用創造を調節する日銀の金融政策でデフレを脱却出来ないのも同じことかと。
日銀は確かに引き締めてなくユルユル(笑)だと思います。
28. 五月晴郎 2010年10月31日 13:50:08: ulZUCBWYQe7Lk : AnPH8ZXDmM
市中の人間はよく言うじゃないですか。カネはあるところにはある、と。この「あるところ」って銀行のことを指して言ってないと思いますよ。

29. 縄文ビト 2010年10月31日 16:59:06: egUyw5BLxswRI : g6DT8nixac
 五月晴郎さんどうもです。
 当然金は銀行にあるわけはないといえます。ただ銀行は危険を伴う貸し出しには消極的だと思いますよ。金利が高いときでしたら、預金で集めた金を運用する必要がありますが、現在のような低金利では必要としている中小企業にはなかなか貸し出しをしない。
 先日テレビのニュースだと思いますが円高の今、海外企業の買収をするという企業が紹介されていました。多分そこには銀行が集めた預金が使われていたのではないでしょうか。
 企業がそれだけの資金をプールしているわけはないと考えられますから、世界的な金余り(紙幣の刷りすぎ(国債も入れて))の中で銀行は金利の支払いはともかくとして預かった金の中から人件費、他を稼がなくてはならないですから何らかの形で運用していると思います。
30. 地には平和を 2010年11月01日 01:46:33: inzCOfyMQ6IpM : QamwsXOioc
お金持ちの口座に巨額の預金がありそれは使われないから市中のお金が減少しているんだと思いますよ。つまり、お金持ちは金儲けをするが使わないって事が問題なのです。お金をバキュームするだけして使わないんです。お金を退蔵する事に対して税金を掛けるなどをしなきゃ無理でしょう。そういうお金持ちはフェティシズムの権化であり強制しない事にはお金を吐き出しませんて。

31. 縄文ビト 2010年11月01日 07:12:45: egUyw5BLxswRI : g6DT8nixac
 地には平和をさんコメントありがとうございます。
 今までのコメントを読ませていただいたことで、私が続きを書くことが無くなってきたような気がします。
 ただ、今の社会システムでは完全な形の貨幣を通した労働の交換社会にはほど遠い気がいたします。
 システムぜんたいを変えないことには、本来の理想とする人間社会は来ないのかもしれません。つまり根本から変えない限りです。
 では根本から変えるにはどうすればよいのかということになります。
 それにはまず多くの人が「貨幣とは何か」を知ることだといえます。
そしてその次には貨幣を全体にどのようなかたちで配分し、保存機能を社会が許す範囲での最小限に抑制することの合意を得ることだと言えます。
 今まで隠れていた「真実」を明かしていくことです。
 まずはそのようなかたちの社会を、理論付けをしていくことだといえます。

32. 五月晴郎 2010年11月01日 10:21:47: ulZUCBWYQe7Lk : AnPH8ZXDmM
>>30
それって、貨幣に食品商品のように賞味期限をつけろ、って言ってるのと同じですよ。
理論的には可能でしょうけど、今でさえ複雑なシステムが、より煩雑になって人類はそんなもんに対応出来ないと思う(笑)というか、その賞味期限のついた紙幣だかを買い取ったり売ったりするビジネスが出てくるだけで、だったら今でも外為がそうじゃないですか。
それも無くせということだとしたら、世界統一貨幣、世界政府無しには有り得ず(爆)何かを目論む秘密結社の一員みたいなことを言うのは、ちょっとどうかと。
酒の席での冗談みたいで、おもしろいですけど。

33. 縄文ビト 2010年11月02日 06:38:46: egUyw5BLxswRI : g6DT8nixac
五月晴郎 さん初めまして。 私がシステムを変えればと書いたことは。貨幣の使い方を変えればということです。
つまり人間の社会は、人々の合意の中で形成されるものです。人々がどのような社会を選ぶかということから、政治体制経済体制も変わってきます。これが「民」が主になっている民主主義だと思っています。間違いですか?
 その中で人々が選んだ社会が貨幣を平等に分ける。貨幣を交換機能を主 体とした使い方に制限していく。ということを全体の合意の中(多数決もあるでしょうが)で決まれば、なおそのような社会になるような理論を作っていけば、本来の人間社会ができるのではないでしょうかと書いたわけです。
>酒の席での冗談みたいで
J これが冗談に聞こえているとしたら、多分あなたが相当酩酊していたのかと思いますが。
 また秘密結社ということを書いていますが、どこが秘密結社なのか教えてください。あなたが一杯飲む酒にも貨幣が使われていく、その貨幣を何なのかを知ろうということが秘密結社?
 
34. 縄文ビト 2010年11月02日 06:46:03: egUyw5BLxswRI : g6DT8nixac
五月晴郎さん。何か間違いたようで >30の方に書いていたのですね。すいませんでした。

35. 五月晴郎 2010年11月02日 07:29:59: ulZUCBWYQe7Lk : AnPH8ZXDmM
>>34
そうです。30の方にです。


 
 縄文ビト

 ここでコメントは終わっています。コメントを下さった皆さんありがとうございました。
ここから整理し、未来に向かった文章が書いていけると考えています。
現在考えられることは。貨幣から保存機能を離し、純粋な交換機能を主体としたものを世界共通の法的ルールを作っていくべきではないかということです。

現在の貨幣のあり方は交換機能と保存機能が一体化している。保存された貨幣は、保存されていたにもかかわらず、即、交換機能として使える。

貨幣の初期は物の交換から変化したものであり、その物とは保存が利くものではあるが大量に保存できるものではなく、交換には時間がかかったはずです。

現在の貨幣はいくらでも保存ができ(億万長者)、その価値として即交換に回せることから、偏った貨幣所持ができる社会になってしまい、それが当たり前になってしまっている社会。最終的には破綻する、または崩壊する社会に向かうと考えられます。
後は時間の問題だけです。

途中番号が飛んでいますが不自然さからカットされたものだと思います。

頂きましたコメントの続きです

2010-11-18 06:43:10 | Weblog
『以前書いた貨幣はなぜ市中から消えしまうのか Ⅲ に対し頂きましたコメントです』
 
 なぜここに以前書いた記事のコメントを再度貼り付けるのかということで疑問に思う人がいるかとは思います。

 それはこの私のブログを20年30年後に見てくれる人がいるのではないかという意味で貼り付けているわけです。当然そのときには私は消えている、つまりこの世(あの世はありえないが)に生まれてくる前の状態(違いは生まれてくることはない)として永遠の時間の中のわずかな時間があるわけです。

 しかし、まかり間違えであれば私の文章は、私の死後も残っていくかもしれません。このブログを管理者が消さない限り。

 そのようなわけで一つだけ頂いたコメントを私の活動した歴史として残したいわけです。

 続きを載せます。

10. 縄文ビト 2010年10月30日 12:12:25: egUyw5BLxswRI : g6DT8nixac
egUyw5BLxswRI : g6DT8nixac さんへ追記
>中央銀行なる組織が、調整と称して不要な分を引き上げているから通貨が減ってしまうというのが正解。
 このことはインフレ時には正解かも知れませんが、現在のようにデフレ時においても流通する貨幣が逆に少なくなっていく。やむなく景気対策として紙幣を増やしても景気は一向によくならない。その結果、金余りから希少資源に金が殺到していく。円高の状況の中では企業はますます苦しくなるだろうと予想して株が値を下げていく。それがさらに不景気に拍車がかかることになるのではないでしょうか。

11. 2010年10月30日 14:37:33: FmUE017k2U
>>03. IqDrSmvKOo
また、まやかしに来たのかwつうか、あんたいつも同じこと言ってるが、矛盾に満ちた詭弁でしかないw あんたの言う、「誰でも自由貨幣発行制度」では、もはや貨幣など何の信用も無いし、永遠の借金も自由だし、不便極まりないし、大手金属企業、金貸し屋、宝石屋、不動産屋、株屋、問屋、小売屋、個人、がそれぞれ好き勝手に「代替紙券=貨幣」を発行し、「自由競争に勝つ為」に無から有を生じさせ、「投資=ケインズ」し、その中で儲けた奴が次々と貨幣発行する会社を買収し、結局、貨幣発行会社が寄り集まり、貨幣統一(ユーロ等)になり、米FRBと瓜二つの「私有銀行が国家を名乗り」勝手に貨幣を刷り、挙句の果てに、借金帳消しという「業務拡張の為」ミサイルぶっ放し戦争で焼き払い、資産家と一部の奴隷だけが生き残り、また”原始時代”からやり直しとなる。 金銀だけが貨幣?w「価値を永久に保存する」?だとwしかも自由社会でw 大体「自由社会」で、金に異物が入ってるかどうか、個人や企業が一々検査など出来ないし、もちろん法律など有るわけがない=信用できない=ゴールドも信用できない(ローマ)。
金というのは結局人。だから適度な競争も必要だが「人が互いに信頼できる社会」を作らなければダメだということに、我々はもう気づき始めている。
だが、ユダヤ資本=白人マラノキリスト教マフィア暴力団=アメリカ欧人が、暴力でそれを阻止しようとする。では暴力に勝るものはあるか?ある、 「外交」が平和、繁栄、発展を可能にする。が、ここでも「人間」としての信頼という問題が出てくる。そう、間違ってもユダヤ資本式「民族」や「血族」だけの信頼独占社会などではない。だが世界中の多くの人々はその「巧みな構造」を知らない。日本の政治家もそうだ。だが知っている人々もいる。誰か?
小沢一郎である。小沢こそが、その「陰謀」を見抜き、この社会、日本、アジア、そして世界をより良い方向へ導くことが出来る、数少ない人物なのである。私利私欲だけに毒された、市場原理主義的思考オンリーでは、人類はまだまだ、猿のままである。
12. 2010年10月30日 16:35:55: IqDrSmvKOo
「誰でも自由貨幣発行制度」は、誰にも受け取りは強制できない制度に過ぎないのだから、信用の無い物は市場で排除されるだけの話だw
この話は、実際の金塊所有者が、それをコイン状に加工して相手が交換に応じるなら、なぜ国家が妨害するのかということだよw
お前の間抜けな妄想は、自由市場の前では寝言だw
誰がお前の「紙幣」を受け取るかw
隣のガキの子供銀行券と交換してろw
それすら拒否されるかもw
「永遠の借金」を夢見ているのは、現在のシステムだろw
この国家の借金を裏付けにした「貨幣」が永続すると思っているんだからw
兌換できない紙幣は、歴史的に100%、数十年で破綻するw
さて今回の皆が見ている白昼夢が醒めるのか見逃せないから、お爺ちゃんに長生きしてねって言ったんだよw
どんな歴史上の帝国よりも規模がデカイだけで何度やっても同じだろとw
>もちろん法律など有るわけがない
はぁ~?w
「自由社会」ってのは『法の支配』ですよw
そして、たいていの「自由社会」支持者は、国防、警察、裁判所を国家機能として認めているのw
っていうか、それだけを担当しろとw
たとえば、金地金にタングステンを入れたら詐欺で捕まるのw
>個人や企業が一々検査など出来ないし一々検査する必要がないように、そういうサービスが市場で生まれるってのw
今でも民間会社が検査して刻印して保証してるってのw
民間では詐欺で捕まる行為を「合法的」に行うのが国家だw
信用できないのは、ゴールドではなく、ローマだろw
「人が互いに信頼できる社会」=信用できない人たちが排除される社会
すわなち、自由市場の自由社会w
「市場原理主義的思考」は、交換を人に強制してはならないという思想だw
騙してはいけない、盗ってはいけない、奪ってはいけない。
双方の合意での交換は相互利益であるという思想だw
てんで理解出来ていないから、お前は、猿のままだから、「自由市場」を否定するんだよw
人の命を奪い、人の財産を奪い、人の人生を破壊する道具として国家を隠れ蓑にして利用している連中が最も嫌うのが「自由市場」なのにねw
13. 2010年10月30日 16:59:56: IqDrSmvKOo
>金銀だけが貨幣?w「価値を永久に保存する」?
「金銀だけが貨幣」だなんて俺は一切言っていないw
俺は、
「市場が決めるものであり、交換と保存の用を足す品物に過ぎないw
 それは、歴史的に金銀であるw」
また、
「保存機能が高いものが好まれる」
と書いたw
この意味は、貝殻やら煙草やら、時代によっていろいろなものが「貨幣」(交換と保存の用を足す品物)として使用されてきたが、金銀が代表的だと言う意味だw
それから、「価値を永久に保存する」なんて、俺は口が裂けても言わないw
もしも大量の金銀が見つかれば、当然需要と供給の関係で「価値」は下落するw
もしも科学技術が進んで複製可能になったら根本的に社会が変わるw
しかし、これまでの人類史では金銀が信用を勝ち得てきたというだけの話だw
14. 2010年10月30日 17:11:06: K582KxQR8o
>縄文ビトさん。 日銀が調整と称して流通通貨を吸収してしまう手口についてこれから書かれるそうですから、大いに期待してお待ちいたしております。 現在流通している通貨が74~75兆円しかないことに気付いて驚いた次第です。 以外に流通通貨が少ない、或いは少なくなっていると気付いて、その原因が何処にあるのか考えていたところです。 なんとなく流通通貨の減少が長期にわたる景気沈滞の原因では無いのかという気がする訳です。 ご高説を是非承りたく、お願いいたします。 N.T
15. 2010年10月30日 17:44:43: IqDrSmvKOo
>04
現在の貨幣の保存機能がどれほどのものなのか体験できるよ。これは歴史的に重大な意味を持つw
もともと価値の保存に優れた品物が一般的な交換媒介物になったんだよw
それを「貨幣」と呼んでいるだけでw
その貨幣を王様や国家が取り上げて、ワシが独占的に作る!、ワシが作った貨幣の受け取りを拒否したら死刑!って決めただけw
すると、王様に仕える知識人たちが、王様は、一番信用できるから、それがイイ!って提灯を振り回したのw
一番信用できないのが王様と国家だってのw
減価通貨教信者が泣いて喜ぶ減価が始まりましたw減価の終端が価値ゼロですw
限りなくゼロに近づいた通貨は、歴史上たくさんあるw
今回は、どの辺まで行くのか、お楽しみw
すると、また価値を保存できると信頼されるものが、結局、貨幣になるだけw
だから、金銀だとw

貨幣がいらなくなる社会は、社会が無くなった時でしょうね。
お爺ちゃん一人だけが生き残ったとかw
狸が相手じゃ、金を渡しても食べ物を分けてくれないと思うしw
貨幣は、文明の基礎です。

貨幣が貨幣たるゆえんは、「希少性」ですw
これから「金本位制」を拾い直さざるを得ない事態(貨幣の信頼喪失)に成るだけです。 デフレは、経済悪化の原因じゃないです。結果ですw
デフレは、その前の膨張に対する治癒反応ですw
膨張時に経済内に蓄積された異変が清算されるだけです。
紙幣を注入してそれを妨げれば、一番の犯人たちが温存されて、さらに経済の悪化が長引くだけですw
それがいつまで持つのか、ただいま実験中ですw
生産性が上がって、大衆の生活水準が上がっていくのが、市場経済です。
それを妨げる政府の活動が経済内で大きくなりすぎているという意味です。
それが、この経済悪化を長引かせている大きな原因です。
16. 2010年10月30日 18:12:14: mHY843J0vA
>10. 縄文ビト さん
>デフレ時においても流通する貨幣が逆に少なくなっていく
貨幣は経済においてあまり重要ではないのでM2などを着目した方が良いと思うが
基本的に増加基調です。
デフレ不況と強く相関して、重要なのは銀行からの貸出残高の減少です。
http://www.stat-search.boj.or.jp/index.html
http://www.stat-search.boj.or.jp/ssi/cgi-bin/famecgi2?cgi=$graphwnd

17. 縄文ビト 2010年10月30日 19:40:32: egUyw5BLxswRI : g6DT8nixac
mHY843J0vAさんどうもです
>>デフレ時においても流通する貨幣が逆に少なくなっていく
J この意味は貨幣は使われて初めて交換財の役割をするという意味で使いました。市中に多くの貨幣があったとしても死蔵、退蔵(死蔵と同じかな)していたのでは何にもなりません。例えば銀行に預けてもほとんど金利が付かない状態ではタンス預金になってしまいます。これは流通貨幣とはいえないのではないでしょうか。
 現在の状態はまさにこれです。
本来の意味としては「流通 - 本来の意味は「滞りなく流れ通ること」である。」
とネットで出ていました。
18. 2010年10月30日 21:08:26: mHY843J0vA
縄文ビト さん
>流通貨幣
上にも書いたように、言葉の定義を明確化すること、
定量的なデータに基づいて、何が問題であるのか?
それに対して、具体的な対策は何か?等を明確化しないと
生産的な議論はできないと思います。

>銀行に預けてもほとんど金利が付かない状態ではタンス預金になってしまいます。
これはデフレ期待(マイナスインフレ率予想)があるからであり、
その主な理由は、企業の投資収益率の期待値がマイナスであること(潜在成長率の低下)、
結果として海外へと投資マネーが流れ、国内への実物投資が行われず、雇用や所得が伸びないためです。
さらにその理由は、
人口要因(人口減少、高齢化)、
規制や量的緩和、中小企業補助などで、非効率な生産力(零細企業)が淘汰されず、より必要な産業へと資本・人・資源が移らないこと
労働規制が厳しく、企業にとって新規の雇用リスクが高いこと
欧米のバブル後BS不況で通貨安競争に陥っていること(円高)
など多様です。
これらの要因がスパイラル的に働いて、慢性的な低成長体質から抜け出せなくなっている。


以前書いた貨幣はなぜ市中から消えしまうのか Ⅲ に対し頂きましたコメントです

2010-11-17 07:14:23 | Weblog
 既に読んだ方もおられるかと思いますが、幾らか老人ボケしている私ですから、読み返し頂いたコメントで勉強したいと考えここに転載します。

 そこで頂いたコメントの中から幾つかのコメントを紹介いたします。またそのコメントに対し充分に答え切れていないものを、このブログで補足していきたいと思います。
コメント
01. 2010年10月29日 18:36:07: IOzibbQO0w
http://www.boj.or.jp/theme/currency/okane/index.htm
貨幣は、日本銀行ではなく、政府が発行しています。貨幣は、独立行政法人造幣局が製造した後、日本銀行へ交付されますが、この時点で貨幣が発行されたことになります。
貨幣も銀行券と同様に、日本銀行の取引先金融機関が日本銀行に保有している当座預金を引き出すことを通じて、世の中に送り出されます。
http://www.boj.or.jp/theme/currency/stat/index.htm

02. 縄文ビト 2010年10月29日 21:38:05: egUyw5BLxswRI : g6DT8nixac
IOzibbQO0wさんコメントありがとうございました。
 ただ私が書こうとしていることは、簡単に言えばこのような貨幣の仕組みがなぜできたのかということになります。そこには長い時間をかけて現在の仕組みまで到達してきたということです。ただそのような仕組みだけでは片つけられなくなっているのが今の経済情勢ではないのでしょうか。
 私が考えていることは根本から貨幣を考えることによって、どのような使われ方をしていけばいいのかということです。
 また何かありましたらコメントを入れてください。


02. 2010年10月30日 01:39:35: IqDrSmvKOo
お爺ちゃんは、もう少し長生きして待ってれば、「貨幣はなぜ市中に溢れてしまうのか」と嘆いて、「貨幣に保存機能があったら、人間社会はうまくいっていたはずである。」とか言う羽目になる事態に出会えるよw
今「貨幣」だと多くの人が思い込んでいる福澤諭吉を印刷した紙片と通帳上の数字に実際に保存機能があるのか、歴史的体験ができるよw
それで、そのブログの主張は一行目から間違えていたことを痛感することになるよw
もちろん、二行目以下は言うまでもないw
その「貨幣」は、お上(おかみ)が発行したという信用だけが頼りのものだw
そのお上が何十年も借金を重ねて飲む打つ買うの放蕩三昧をしてきたのが現在だw
しかし、今まで下々(しもじも)は、景気が悪くなれば、お上がそうすることで不景気をしのげるんだというケインズ様の教えを信じ合ってきたww
しかし、不景気は深まるばかりだ。
戦後最長の景気と言われた時期にすら苦しむ者は多かったw
邪教だと気づくには遅すぎたw
長らく信心してきたその教えが邪教であると見抜いた者は、この島には今も少数しかいないw
墺太利(オーストリア)の福音の伝来を知っている者は、わずかだw
実際にはケインズよりも遡って百年以上前から邪教を操る者たちに経済学が支配され始めたw
神器の一つ「貨幣」の本体がすり替えられていたのだw
貨幣は、お上が決めるものではなく、市場が決めるものであり、交換と保存の用を足す品物に過ぎないw
それは、歴史的に金銀であるw
保存機能が高いものが好まれるのは当然だw
長期計画が可能になり文明が生まれるw
それを「規制」で取り去るというアイデアは文明の否定だw
まさしく、このお爺ちゃんは、旧石器時代に憧れているw
ブログで自分の意見を発信できるのは、文明のお蔭なのにw
それどころか、その年(70歳代)まで生きれないw
生産性が下がって実際の富(資本)が減少しているうえに、お上の御乱行に費やされて、さらに経済は悪化しているw

お上にさらに御乱行して頂けば「ギャップ」が埋まる!、お上の借金から「貨幣」をもっとたくさん作り出せばいい!と邪教を説く者たちが叫き立てているw
その自滅的な教義をオウム返しする信者たちの扇動が日に日に高まっているw
お爺ちゃんが待ち望む日(貨幣が保存機能を失う日)がさらに近づくw
そして、「自身の労働を貨幣に換える」機会も奪わた者が続出しているのも、お上が決めた「規制」があるためだw

04. 縄文ビト 2010年10月30日 06:30:59: egUyw5BLxswRI : g6DT8nixac
IqDrSmvKOoさんコメントありがとうございました。
>お爺ちゃんは、もう少し長生きして待ってれば、「貨幣はなぜ市中に溢れてしまうのか」と嘆いて、「貨幣に保存機能があったら、人間社会はうまくいっていたはずである。」とか言う羽目になる事態に出会えるよw
J 現在の貨幣に保存機能が無く、将来保存機能を持つということですか?

>今「貨幣」だと多くの人が思い込んでいる福澤諭吉を印刷した紙片と通帳上の数字に実際に保存機能があるのか、歴史的体験ができるよw
J この文章もひじょうに関心が涌く文章です。つまりは貨幣がいらなくなる社会ということでしょうか。

>貨幣は、お上が決めるものではなく、市場が決めるものであり、交換と保存の用を足す品物に過ぎないw
それは、歴史的に金銀であるw
J 金銀、それは量的に限界があるものです。そして現在でも金銀が高騰しているのも希少性ゆえです。もし金銀を貨幣にしていれば、現在よりまして市中に出回る量の不足から輪をかけたデフレになりますよ。それを嫌気して金本位制を捨て、紙幣の発行にしたことではないですか。 IqDrSmvKOoさんには解りきったことでしたが。
>生産性が下がって実際の富(資本)が減少しているうえに、
J 人間の労働から離れてロボット等が生産する商品としては、確実に生産性は上がっていますよ。そのことによってインフレにならなくなっているのが現状ではないですか。
 また>資本が減少している。これは株が下がったことを言っているのですかな?
もう少し続けられたらコメントを通して続けてください。できればもう少し解りやすく書いていただければ、理解できる人が多くなるはずですが。でも久しぶりに考えさせられました。


5. Monster 2010年10月30日 09:40:52: rnKrp.8thaSuQ : vObzQxM5Pc
お金は何のために造るのか。それは生産を引き出すためであると越前福井藩の三岡八郎は知っていました。
だから坂本龍馬が江戸幕府を征伐する軍資金がないといったときに、金はあると言ったのですな。
金は信用があれば造り出すことができるが、その担保は生産力である。そこで、三岡八郎は、この供給余力を引き出すために政府紙幣を発行すればいいと提案します。
坂本龍馬は頭のいい人でしたから、すぐに理解しました。
金は生産力からうまれると。
そこで、三岡八郎を西郷、大久保に強く推薦しました。
慶応三年から慶応4年(明治元年)、鳥羽伏見の戦いの軍資金から国家財政の2年間ぶんの95%を政府紙幣でまかなったのです。
だから政府紙幣がなければ明治維新はなかったと言われるのです。
現在の日本もデフレギャップが500兆円ほどありますから、それだけ発行すれば閣議だけで発行できて、1年で高度経済成長が達成できるでしょう。

06. 2010年10月30日 10:07:55: ZTceO6aYDc
Wを多用する03はこの手の話になるといつも出てくる御仁だと思われるが、自説の結論だけ言って何故そうなるかの説明がほとんどない(できない)のはいつものとおり。縄文ビト氏もお分かりのように、文章自体が支離滅裂ですから突っ込むだけ無駄です。たぶんデフレギャップの概念が理解できないのでしょう。

07. 2010年10月30日 10:14:20: K582KxQR8o
貨幣は信用のしるしでしょう。 ケインズより遥かな昔から取引の仲介として使われてきた。 金や銀が好まれたのは、何時までも光っているところが嬉しかったのでしょう。 定型化されて単位が生まれてさらに使いやすくなった。 もとが信用だから取引の規模と頻度が拡大すれば金や銀が不足する。 だから現在はただの紙ッ切れになった。 自然発生的に生まれたものだが、時の権力者が貨幣の発行権を独占している。 実際には時の権力者と裏口で取引した金融業者が紙幣発行の権利を持っているということ。 本来は物とサービスの交換のための補助的な機能だったはずの金融業が、権力と結びついて支配構造の中の重要な部分を占めるに至ったのでしょう。 取引が拡大するには貨幣も増加しなければならないが、取引が減少すれば流通通貨も減少するのは当然のこと。 通貨や信用自体が取引されるようになれば、物理的な通貨の存在は必要でなくなる。 ブッキングだけされてあれば良いのだが、取引の証拠として証券が出来てこれも通貨として勘定には加算される。 貨幣は何故市中から消えたかという設問であれば、取引の減少や価格の逓減によって流通通貨も減少するということでしょうな。 一般的には景気が悪いという状態だから流通通貨も減ってしまう。 様々な形態の資産勘定があり、一応はそれらが通貨の単位で計られているから、経済の規模を示す数値は大きくてもそれが物流に関係の無い信用取引の部分が大半であれば、流通通貨は不要であるといえるでしょう。 中央銀行なる組織が、調整と称して不要な分を引き上げているから通貨が減ってしまうというのが正解。 日本のGDPは大雑把に言えば500兆円だが、流通通貨の合計は75兆円程度の筈です。 これを増やせばインフレになり、さらに減らせばデフレがひどくなる。 多少のインフレの方にシフトしたければ消費と投資(投機ではない)を増やせば良い。 それを実現するのには権力者に対する一般の信認が必要だろうと思います。 経済は人間の心理的なファクターが大きく影響するので、権力者(総理大臣だけのことじゃなくて、社会の支配者)に対する信用が薄ければ沈滞するのでしょう。 N.T

08. 縄文ビト 2010年10月30日 10:44:10: egUyw5BLxswRI : g6DT8nixac
rnKrp.8thaSuQ : vObzQxM5Pさんコメントありがとうございました。
 確かにおっしゃることは解ります。紙幣はある意味政府の信用力にかかっていると言えます 。ある意味というのは他に交換財としての貨幣に変わるものがないという意味です。それゆえになんとしても一国一通貨を守ろうとするわけです。他の通貨に対しては偽札になるわけです。
 >だから政府紙幣がなければ明治維新はなかったと言われるのです。
J その時代だからできたのです。庶民が交換財として流通する貨幣が欲しかったからと、信用力があったからだと言えます。
 ただそれだからといって、政府発行紙幣を増刷すれば確実に信用力のある通貨を使いたがるでしょう。そのとき信用力のない通貨は交換においてその価値を減じてしまいます。
 つまり信用力のある通貨は現在の基軸通貨としてのドルに例えられます。ドルは大量に増刷した結果信用力を失い他の国の通貨に対し価値を減じてしまいました。でも交換財として変わるものが無ければやむなく使っているのが現状ではないですか。

09. 縄文ビト 2010年10月30日 11:00:27: egUyw5BLxswRI : g6DT8nixac
K582KxQR8o さんコメントありがとうございます。
>貨幣は何故市中から消えたかという設問であれば、取引の減少や価格の逓減によって流通通貨も減少するということでしょうな。
J これをこれから書こうということです。おっしゃっている意味は貨幣を通して交換の回数が減ってしまったということではないのでしょうか。
>中央銀行なる組織が、調整と称して不要な分を引き上げているから通貨が減ってしまうというのが正解。
J 問題はどのようにして引き上げるかと言うことになります。中央銀行が強権力で引き上げるわけではありませんし、銀行が抱えている通貨を理由をつけて引き上げるわけだと言えます。そのとき銀行に集まった通貨はどのようにして集めたのかと言うことになります。
 ここからは私がブログで書いていくことになりますので…

まだコメントは残っています野で次回紹介いたします。

世界経済はどこへ行く。コメント欄から転用します

2010-11-15 19:42:31 | Weblog
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/185.html 阿修羅コメント欄

 01. 2010年11月15日 02:21:27: 7dOo99gM3s
円高はせいぜい続いて2012年か2013年までですよ。来期はオバマさんではなく、サラ・ペイリンさんが大統領でしょうから、少なくとも就任一年目はご祝儀相場、アメリカの景気は回復し、ドル高になるでしょう。


 7dOo99gM3sさんコメントありがとうございました。

 ただ推論ではなく具体的になぜ景気が回復するのかを書いていただければ私の勉強の足しになりますが。

 2010年11月14日の朝日新聞朝刊にこのような記事がありました。見出しは『ドル・元への不信交差』『G20閉幕。』『ドル機軸改革機運も』
 ドル不信は深刻化する恐れがある。(中略)FRBが更なる緩和に踏み出してドルが一段と下落した場合、新興国が「基軸通貨の価値の決定を米国に任せておけない」と、一段となって国債通過体制の抜本見直しを米国などに迫る可能性がある。

 上記は新聞記事からの一部引用です。
 もし機軸通貨からはずされた場合、もしくは通貨としての信任を失った場合、米国通貨は更なる値下がりに追い込まれるでしょう。その時米国債を持っていることは自国通貨に換算した時、資産の減少になるわけです。競って米国債を売るのではないでしょうか。つまり額面が下がって、国債金利上昇を招く。

 現在金融緩和によって景気上昇ムードになり、株価が上昇したとして、実態経済に何の影響も現れないとしたなら、一時的な株価上昇に過ぎないと見ますが。

 なにせ、市中にカネをばら撒いているわけですから、それも一国ではなく数カ国が同時にやっているわけですから、地球上に印刷した貨幣が溢れていることになります。

 紙幣の刷りすぎ、労働と貨幣の関係からいけば、交換に使う紙幣量が多くなれば労働の価値が上がる、これは歴史上当たり前の話です。当然その次に来るのはインフレです。単なるインフレではなく不況の中の物価高というスタグフレーションだと考えますが。現在の状態は異常だと見ますが、異常だと思いませんか。

 そもそも金融緩和とは何なのでしょうか。朝日新聞の記事の中に『バーナンキ・FRB議長はデフレを防ぐためならドルをどんどん刷るのを辞さない構え。理事だった2002年には講演で「為替政策がデフレに対して有効な武器だったことがこれまであった」と発言。議長にとってドル安は望むところだろう』
引用終わり。

ドル札を印刷してその次はどのように市中に出すのか、まさか貧乏人も入れてタダで渡すわけではないですね。銀行を通して貸し出すわけです。その時、銀行は困っている人には貸さない。不良債権にならないために困っていない人に貸すわけです。その困っていない人はどのようにお金を使うのかということです。更なる利益を求めてキンに投資をする人もいるでしょうし、株に投資をする人もいるでしょう、さらに悪いことには保存の効くものならば資源であれ穀物であれ、貧乏人のことは考えないかたちで投資を繰り返すでしょう。

市中に下りた貨幣は決して量を減らすことはありません。繰り返し物(株であれ、キンであれ、穀物であれ、資源であれ)との交換に回るわけですから、買えば上がる、上がれば買うを繰り返します。

唯一市中に下りたカネを減らす道は、銀行に預金されたカネに対し、貸し出すのをストップするしか方法はないわけです。「預金準備率の引き上げ」しかし現在あまりにも大量に出たカネを吸い上げるには無理があると思いますが。

 私もお金があればキンを買っときたいのですが。そのカネもありません。不況を何とかお偉い人が知恵を絞って抑えてくれることを願っています。あなたも入れて。

阿修羅という掲示板に同じ文章を投稿しました。そしてコメントをいただきました

2010-11-14 06:19:47 | Weblog
 このブログではコメントは貰えませんが、阿修羅という投稿サイトでは幾らかのコメントを貰っております。

 全体的には匿名性が高いため、賛同するというコメントはないに等しいのですが、私なりには勉強になります。

『貨幣に対する理解不足が、現在及び今後の事態を招いてしまう』
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/186.html
上記アドレスを張っていただければコメント欄も見ることができます。

 私の感想といたしましては、貨幣についてを、より多く書かなくては理解されるのは難しいと感じた次第です。

貨幣に対する理解不足が、現在及び今後の事態を招いてしまう

2010-11-13 10:03:14 | Weblog
世界的なカネのだぶつきから来る、保存できるものへの投機熱。今までの時代であれば一国ですむものが、外国為替という変動相場制のもとでは世界が一つの通貨で結ばれてしまった。

 貿易収支で赤字になれば通貨の売り買いからその国の通貨が売られ、下がっていく。だが本来輸出で稼げなかった国であるため、通貨が下がったとしても(例えばギリシャ)輸出を伸ばせるわけではない。逆に輸入物価の値上がりでその国は債務超過に陥ってしまう。

 また日本のように貿易収支の黒字が通貨高を招き国内輸出が困難になる。
ただ世界から見ればこれからの日本の状況はまだ恵まれているのかも知れない。なぜなら穀物投機から来る、毎日欠かすことのできない食料では、円高の影響から、世界的食料価格の高騰でも、輸入物価の値上がりによる過大なインフレに見舞われなくて済む。

 貨幣の本質を理解できなかったため、今までの経済観測はその場しのぎの繰り返しでしかなかったのではなかろうか。 

 貨幣を金属(金本位制)に求めた時代から。やがてキンでは希少性ゆえ保存されてしまったのでは、市中に出回る貨幣量不足からスムースな交換ができなくデフレ状態になってしまった。そこから貨幣への理解がないままに、金本位制を放棄し、紙に印刷した紙幣という貨幣によって労働の交換を促そうとした。だがそれには基準になる通貨が必要となるが、世界的な合意もないまま一国の通貨を基準通貨としてきたのが現在の状況である。

 基準通貨として貿易決済に不可欠なため、世界に出まわらせなくてはならない、それには通貨(ここではドル)を世界中にバラまかねばならない。ただ(無料)で通貨を世界に渡すわけにはいかない。そこで最短の方法は基準通貨としてのドルで世界から買い物をすれば相手国に渡せることになる。

その結果紙幣を世界中にだぶつかせてしまった。

また次会はこの次を書ければ書きます。

 世界経済はどこへ行く

2010-11-13 07:23:14 | Weblog
 米国及び日本も過大な金融緩和というかたちで、貨幣を市場に供給している。その結果現在のところ自国の通貨高を抑えることができていると判断しているようだが、市中には有り余った紙幣が投機資金へと向かい、金(キン)銀等他の貴金属、穀物、原油、金属資源、また中国では綿花にまで資金が流れ込んでいるという。

 このような状況の中で先の時代を読むとしたら、世界的な政策(政治家)が当てにならないとしたら、どのようなかたちで身の保全を保つのかを考えなくてはならない。

 市中の中で取引された貨幣は決して減少しない(A.Eの関係から)お金は人から人の手を際限なく渡っていく状況になる。その間投機対象物になった保存が効く製品は際限なく値上がりしていくことになる。

 まさにインフレが世界を駆け回ることになる。現在はその入り口に当たるのかも知れない。

 このような状況の中で輸出を伸ばすかたちの通貨安競争はどのようになっていくのだろうか。

 通貨安競争で勝ち残ったとしても、例えば米国であり、中国であり。はたしてそのことが正解といえるだろうか。

 別の角度から見れば自国の通貨安は逆に輸入品にとっては高いものを買うことになる。保存が利き希少性のある物、農産物に当てはめれば、ある時期にしか取れないかたちの希少性であることから、人々が日々暮らす食料の高騰になることは、輸出頼みに頼っていれば、やがてその恐怖が来ることになる。

 かろうじて日本は円高という輸入品(食料自給率の低下)では値上がりしてもさほどの影響は受けないと考えるが、それはなぜか、つまり自給率の低い穀物、蓄肉等の一部は日本で作れることになる。

 日本は今、じっと耐えていく時期ではないか。インフレを通り越して、スタグフレーション(不況の中の物価高)に世界は突入して行くかもしれないのだから。

 人間社会の中で経済が行き詰れば、戦争しかないがそれだけは回避したい。

 これらは年寄りの寝言であって欲しい。