草の葉

高山村にある、緑に包まれたギャラリー

1月31日

2011-01-31 20:13:15 | 山の暮らし
1月31日は、
泣きたいくらい寒かったぁ~
今冬最低かな。朝-10℃。



1月31日は、
朝からモンブラン食べて。
いつもと違うチョー高級のモンブラン。
熊本産の特別の栗だって。



1月31日は、
弁当作って、お菓子を持って。
6時間、寒い中、座りっぱなし。

体の芯までブルブル凍えて帰宅すると____




ウェルザーメスト率いるウィーンフイルと、
欲しかった、
小澤征爾さんの
ニューヨークでの復活ライブ、ブラームス交響曲第一番のCD。
早速、髪が真っ黒だった頃の小澤さんのソレと聴き比べなきゃ。
そして、
なかなか取れない辻井伸行さんのチケット。
それも、おそらく、いや絶対自分では買わない(よね)19000円の席ときた。




     1月31日は、
     キャッホーキャッホーキャッホー
     泣きたいくらい。。





HB、我が家に来る。

2011-01-30 14:03:47 | 山の暮らし



HB?
ついに?!やってきたホームベーカリー。
何と2年越し。


昨年の誕生日プレゼントに要望したのだが、
あれやこれや考えているうちに____
音がうるさそぅ。
狭いウチには置場がなぁーい。
そして、
そう、決定打は____
めんどくさがりのワタシのこと、
買った方が早いやーってことになりそうで、

「や~めたぁ」


今年も、母から、
「誕生日プレゼント、何がいい?」

またしても、
一年ぶりに頭に浮かんできたのは、
消えたはずの・・・・

こうなりゃ、使ってみるしかないか、
というところまで来たのだが、
今度は、メーカー選択であっちこっち。
ネットで散々調べるが、一長一短。
最終的には、味が決め手で、コレに。
なんてったって、毎朝食べるわけだし。





         ::::




早速、
基本の食パンを焼いてみる。

材料を入れたら、
ガッタンガタガタとダ~ンマリを繰り返しながら4時間。
手間いらずで出来上がる。
早速食べてみる。
う~ん、なかなか
色々アレンジ出来るまで、いや、してみようと思うまでは?
どうなるやらだけど。
食パンだけなら、長続きしそう

だが、しかし・・・・




     粉に、こだわっちゃってるからねぇ。
     ウチから、車で1時間かかるスーパーにしかない、
     生産者名の入った国産有機小麦粉。
     500g入りじゃあ一斤しか焼けず、
     これじゃ、ちょこちょこ通って、
     普段数個しか置いていない店のものを、買い占めることになってしまいソー
     かといって、
     パン屋じゃあるまいし、
     ネットで10kgとかの袋で買うのもねぇ


薪集め

2011-01-26 12:56:57 | 山の暮らし



このところ、薪集めに精を出している。

ただ、薪のある場所が遠くなもので、
せいぜい、一日に一往復。
行くのに1時間。
現場は雑木林。
伐採した枝や幹が混在していて、
分け入って、下にある大きめのものを引きずり出す。
車が止められる場所まで、一本一本、担いだり抱えたりしながら運び、
軽トラに積み込むまで約2時間。
そして、帰りが一時間。
フーッ。。

と言っても、
やはり、心地よい疲労感である。
なんといっても、
薪が増えて行く様子には、
言いようのない
つつましくも、満たされた心が付随するのだから。



6号までの薪小屋がいっぱいになって、
「あー、コレでしばらくはいいかな」
と、ふくふくとした気持ちになったのは、夏の一瞬。

今冬は、
今のところ雪は少ないものの、
寒さは厳しい?
タップリ詰め込まれていた薪棚は、見る間にスカスカに。
今、使っているのは、
そう、アノ薪。
3年前、
筑波まで、2トントラックをレンタルして、
廃園になった梨の木をもらいに行った。アレ。
思いのほか、細めのものが多かったようで、
持ちがあまりよくないようだ。

2年分くらいは確保できているとはいえ、
2年間、しっかり乾燥させなければならないことを考えると、
今、この時期には、
3年先の薪を用意しておかなくてはならないわけで。

コツコツ集めるしかない。
あちこちにアンテナを張り巡らしておいて、
「木を切ったよー」という声をキャッチしたら、
多少、遠くても、
たとえ、わずかでも、
その上、細くても、
即、軽トラ出動ってなわけ。





        苦労して集めたものを、
        チェーンソーで切って、
        薪割りして、
        そして、
        小屋に積み上げて・・・・と、

        鋭い冬日に、
        爽快な汗が、待ち構える。
     

中くらいの雪だよ~

2011-01-16 13:22:12 | 山の暮らし
とうとう降ったワ。
今朝は、
昨夜から降り続いた雪が10cm弱。
今冬一番。

ちょっと驚いた。

というのは、
地域の人たちとは、
「今年は雪が少ないね~」
町中の人には、
「今年は雪が少ないよぉ~」
が、あいさつ代わりだったから。


日本海側の方々に言わせると、
これしきの雪、
降ったことにはならないでしょお。
申し訳ないくらいなんだけど・・・・

『寒さは厳しいけれど、雪は少ない』
が、取り柄のココ。
その上、天気予報が「降る降る」と言いつつも、
ちょっと舞うくらいで終わっていた今冬。
「小雪の年かな」
なんて、勝手に期待していたワタシにとっては、
若干ショック。


今日は、一日、
音楽の中、籠っての読書でいいけれど、
明日は、
山を下り、また、ひと山登っての通院日。
雪を見越して、
日中の予約にはしていただいているものの、
あの山も手ごわいのだ。

早く溶けてくれるといいが・・・・




          あっ、そういえば____
           昨夕、橋を渡って、我が村に入った途端、
           いい気持ちで聴いていた、ヴェルディのレクイエムを遮って、
           タララララララ~
           どこからか、マの抜けた星に願いを、が聞こえてきた。
           そういえば、アスファルトを掘り返し、工事をしてたっけ。
           車が通るたび、音楽?が流れるように道路に細工したらしい。

           まあ
           こんなのが、ムダなことだと思うんだけど。。

おっかいもの。。

2011-01-10 12:36:50 | おでかけ


コレ、コレ。

1年ほど前から気になっていたコレ。
ネットでも買えるのだが、
どうしても自分の目で見たいと思っていた。

東京で、実演販売があるというので、
12日に行く予定だった。が、
週間天気予報では、なんと南関東に雪だるまマーク。
それなら、10日の方にするかなと思ったら、
ウチのほうが雪模様。
で、
仕方なく、実演見学はあきらめて、
昨日、車で行ってきた。


車といっても
ワタシが運転するわけではないので、
ラクチンのはずだが・・・・

初売りの、あきる野市の真木テキスタイルを皮きりに、
頼んであったマガジンラックを取りに日本橋。
そして、
本目的のこの茶筒は南青山。
ついでに、
セールになっている愛用の服を見に池袋へと、
首都高速を、あっちこっちに走ったので、
隣に座っていただけでも、ホント疲れた。
ナビがあるから、まあそこそこ移動できたものの、
車の波に運ばれて、モー大変。
「あら、またさっきと同じところ!?くるくる回ってるよ」
「どうも、こっちじゃないよね。間違えた!」
「あれ、信号赤だよ。どこ見りゃいいんだろ?」
「えっ、どっち、どっち?」
後ろから、どんどん車が来て、
考えるひまなんかないんだから。
一瞬で、右か左に行かなきゃならない。
神経は張り詰め、
止まることもできず、フー疲れた。



創業明治八年の京都の開化堂の茶筒。
手作りで、しかも気密性がいいらしい。
ブリキ、真鍮、銅と3種類あって、
何十年と使い続けることで、色が変化する。

どれも、捨てがたかったので、
珈琲、お茶、紅茶用にとそれぞれを購入。

ワタシの生きている間に、
どのくらい熟成するか、た・の・し・み。



  
         そして、
         こっちは、
         今月誕生日の、自分へのプレゼント。
         以前、小皿を買ったことのある井上枝利奈さんの、
        「ゆらぎ」と名付けられたガラスのブローチは、
         奥から発する鈍い輝きが、
         アクセサリーを着けないワタシにも活用できソー。


   



新年会

2011-01-08 11:39:52 | 山の暮らし


1月7日、午後1時は、
我が集落、恒例の女衆新年会。


ワタシの参加も4回目となった。
が、
相変わらず、話にはついていけない。
方言もさることながら、
〇〇ちゃん、△△ちゃんと名前が飛び交い、
「えっ!誰のこと?」
「「えっ!何のこと?」
その上、他の集落の人の話に飛んだりして・・・・
声がする方に、首を右に左に向けながら、
炭火のコタツの上のお菓子や果物、
そして、みなさん持ちよりの自慢の手料理を
つまみながら、
時々相槌をうつ。

昔話に花を咲かせ、
大いに笑い、
同じ場所で、
同じ時代を生きてきた人たちの新年会は、
3時間余りでお開きに。

どうも、
40年以上続いた女衆の新年会は、今年が最後らしい。

みんなが年老いて、
役や参加が困難になってきたためらしい。
今回も、約半分の10人ほどだった。




50年以上前、
一緒に入植した人たち。
困難な時を、
支え合い、助け合いながら、
この地で暮らしてきた人たち。
その絆はとても強いようだが、
80歳近くともなれば、
体力、気力とも弱くなっていくわけで。

数人いるはずの次世代の女衆は
さっぱりしたもので、こういった会には参加せず。
結局は、
ここいらで、「オシマイに」となったわけだ。

新参者のワタシとしては、
最初の頃は、多少は嫌だな~という気持ちもあったが、
ここに住む以上、
地域の人たちと
せめて、一年に一度は顔を合わせて挨拶をと思っていたわけで。
    
     





     
      ひとつの場所に
      一枚の紙を敷いた。

      ケンリの上に家を建てた。

      時は風のように吹きすぎ
      地球は絶え間なく回転しつづけた。

      不動産という名称はいい、

      「手に入れました」
      という表現も悪くない。

      隣人はにっこり笑い
      手の中の扉を押してはいって行った。

      それっきりだった
      あかるい灯がともり
      夜更けて消えた。

      ほんとうに不動なものが
      彼らを迎え入れたのだ。

      どんなに安心したことだろう。

           _____石垣りん「土地・家屋」__
   





お一人お一人の
顔や手に深く刻まれた皺の、
その奥を、
もちろん、ワタシは測り知ることはできはしない。
しかし、
逞しさと哀しさ、
そして、
いくらかの羨ましさを感じつつ、
曲がった背中に、
「ご苦労様、お元気で」とつぶやきながら、
三々五々散っていく人たちを見送った。


祝!

2011-01-05 16:16:48 | 山の暮らし
いや~カイテキ、カイテキ。

ついに!
昨日、高山の我が家にもが来たぁ~
3時間以上かかった工事のあと、
早速やってみたが、
速いのなんのって!

今度は、
途中で席を離れることなんかできやしないワ。


早速、
2011年の重大ニュース候補。




これからは、パソコンの前に座る時間がぐっと短縮。





で、あとはのんびり、の~んびり。。かな?

              

明けましておめでとうございます。 そして・・・・お知らせ。の 変更。

2011-01-01 18:25:19 | ぎゃらりー「草の葉」



明けまして、おめでとうございます。


大荒れの天候との予想に反して、
これまでになく穏やかな元旦です。
先の見えない道ではありますが、
ゆっくり歩いていこうと思っています。

よい年でありますように。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。





      ::::




今年も、恒例の
1月1日、午後1時から、
この集落の男衆新年会。
女である世帯主のワタシも例年通り出席。
そのあと、
家族5人がわずか4時間だけ揃う。
ホントに久しぶり。
夜はご馳走を。
賑やかさがなによりのご馳走。。





      ::::




さて、
新しい年のぎゃらりー「草の葉」の営業は_____
1月8日(第2土曜)となります。
尚、諸事情により
しばらくの間、第2、第4土曜日のみとさせていただきます。

常設作品についてのお問い合わせ、ご注文は、
常時、電話、ファックス等で承っております。
よろしくお願いいたします。
   


   



      ひとばんのうちに
      すべてのみちがきえてしまった!
      おおきなみちもちいさいみちも
      まっしろなゆきのしたに

      みぎもないひだりもない
      まえもなくうしろもない
      どんなみちしるべもちずもない
      どこまでもひろがるしろいせかい

      どこへでもゆけるそのまぶしさに
      こころはかえってたちすくむ

      おおぞらへつづくひとすじのあしあとを
      めをつむりゆめみながら

         _____谷川俊太郎「みち
」___