beatitude

好きなことだらけさ…

ナショナル・シアター・ライヴ 2018 『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』

2018年07月31日 | 映画 洋画

去年、生田斗真&菅田将暉主演でシス・カンパニーの舞台がありました。
チケ取りに参戦しましたが、まったく取れず早々に諦めた舞台です。
その本家舞台をナショナル・シアター・ライヴで上映していたので、観てきました。
こちらはハリーポッターのダニエル・ラドクリフとジョシュア・マグワイア。
イギリスの劇作家トム・ストッパードの戯曲で初演は1966年。
1990年にはストッパード自身の監督で映画化。
その時の主演はゲイリー・オールドマンとティム・ロス。

「ハムレット」の中の端役で登場する学友二人を主人公にした喜劇。
舞台上には常に二人が登場している後ろで、
本ストーリーの「ハムレット」が進んでいきます。
先王亡きあと王になったクローディアスに
ハムレットが正気じゃないらしいと呼び出され、
王宮に向かう途上の場面から始まります。

物凄いセリフ量で、字幕を追うのに必死!笑う余裕がないww
後ろの席で爆笑してる方がいたので、
こ、これは英語をちゃんと理解できる人じゃないと笑えないのかも…。
言い回しの面白さとか、韻を踏む面白さとか、まったく追い付かないw
主演二人がボケとツッコミをやってるのは分かる。
分かるけど・・・とにかく字幕を読んでました~
言語が違うと笑いは難しいかもなぁ。
それでもクスクス笑う所は多々ありましたよ。
狂言回し的立場で旅芸人一座の座長が、いかにもな感じで面白かった。
あの大仰な台詞回しはシェイクスピアっぽいぞ~w

最後は「ハムレット」の原作通り二人の命はないんですが、
そこに至るまでのすったもんだと状況を理解できていない二人を
人は己の意思とは無関係に生まれ死んでいくという命題も含まれているような…。
そんな気がしました。



『ボリショイ・バレエ 2人のスワン』

2018年07月27日 | 映画 洋画

ロシア国立ボリショイ・バレエ・アカデミー。
貧しい炭鉱町出身で伸びやかな身体と才能を持つ
ユリア(マルガリータ・シモノヴァ)と、
お金持ちの家に生まれ美しく気高い容姿を持つ
カリーナ(アンナ・イサエヴァ)という2人の少女が入学する。
カリーナの優雅で完璧な踊りは生徒の中でもひときわ輝き、
講師陣はエリートとしてプリマ候補に期待する。
一方、かつて伝説のプリマで講師のガリーナだけは
ユリアの隠された跳躍力や表現力を見抜き、
才能を伸ばそうと手を差し伸べる。
境遇もスタイルも全て正反対の2人は、
過酷なレッスンに耐えながら恋とバレエで競い合い、
最大の親友でありライバルとなる。
ユリアとカリーナ、最後に主役の座を掴むのは……。
(MovieWalkerより)

久々にル・リッシュ見たわ~w
ル・リッシュのジークフリート王子に涙しながら観たのは
パリ・オペラ座2006年日本公演とき。
今はスエーデン王立バレエの芸監らしいですね。

境遇が真逆の二人の少女がバレエ学校に入り…って
往年の少女マンガみたいだけど、なかなか良かったです。
もっとドロドロに二人でやり合うのかと思ったら、そうでもない。
カリーナのママがお金の力で娘をなんとかしようとするけど、
当人二人は良きライバル関係を貫いてる感じでした。
見せ場のバレエシーンが本物ってのが安っぽさを回避してる。
ユリア役のマルガリータ・シモノヴァはポーランド国立バレエ団の
現役バレエダンサーだし、
カリーナ役のアンナ・イサエヴァは現在は講師だけど、
ボリショイ・バレエ・アカデミーを優秀な成績で卒業後、
クレムリン・バレエ劇場、ロシア・ナショナル・バレエ劇場で
古典演目全作品に出演という経歴だそうで。
それにしても二人とも演技上手いです。ちゃんと女優さんでした。
ユリアの誰に対しても粗暴だけど、まっすぐ言い返す口調が
そんな口きいちゃうんだぁと、けっこう面白いw
カリーナは心が曲がってないお嬢様。
二人の子供時代を演じた子役の女の子も上手かったです。

最後の最後、主役オデットを手に入れるのは…
後味のいい映画でした。




猛暑の中、行って来ました~w

2018年07月24日 | 絵画・展示

銀座松屋のイベントスクエアで開催中の
「羽海野チカの世界展~ハチミツとライオンと~」と
「絵本のひきだし 林明子原画展」観てきました。


「羽海野チカの世界展」は2016年の夏に
池袋西武ギャラリーでやってたのと同じものだけど、
あれから全国周り、新しい展示原画も増えて東京に戻ってきたって事らしい。
暑さのせいか、そんなに混んでなくてゆったり観れました。
「ハチクロ」「3月のライオン」だけじゃなく、
児童書の表紙の仕事なんかもあって、いろんな仕事してるなぁと。
「3月のライオン」は原作、アニメ、実写映画とブースが分かれてて充実したました。
アニメのエンドカードの原画もずら~り。
う~ん、3期の放送あればいいなぁ。切希望!!

会場の外にあった立て看板。

そして今回もグッズで散財w

新しい商品もあり、高いけど買ってしまうんですよ。
で、物販コーナーの外、最後の壁に

手描きのありがとうメッセージ&イラストが。
パノラマで撮りたかったけど、ほかのお客さんもいたから、
部分撮りで無理矢理繋いでみましたw



もうひとつ「林明子原画展」

入口は

こうなっててカワイイ。
 
「はじめてのおつかい」や「こんとあき」が有名だけど、
うちの娘等が小さい時、読んであげてたのは

このセットと
 
この2冊。
これらは実家のジイちゃんチョイス。
ちょうどその頃、保育園の経理の仕事してたので、
本屋の売り込みも強く、まあ孫のために買ってきたわけで。
けっこうボロボロになるまで読まされた記憶がw

こちらはグッズは買わずに、図録だけ買ってきました。

懐かしいです。



暑い…w

2018年07月22日 | 瑣末な日々

火曜日に新青森駅に到着して駅には

小さいねぶたが飾ってあって、これは毎年の事。
下に降りたら

巨大ピコ太郎が…ワロタ
い、いや、ピコ太郎あんまり好きじゃないんだよなー。
かかしロードにあったものらしい。
にしてもデカ過ぎだろw

それはいいとして、土曜に実家から戻りました。
いやあ、東京暑いわ。もう笑うしかないww
実家も暑かったけど、比じゃない。夜も29度はキツイわ。

前回は2台ある冷蔵庫の徹底掃除をしたけど、今回は電子レンジ。
なんで、こんなに汚いまま使ってるんだぁ!!と
ちょっと怒ってしまったw
レンジ掃除は冷蔵庫2台よりはラクチン。

それより今回はエアコン設置の段取りつけてきたー!
実家に着いた日は雨で23度。ひぇ~涼しいと思ったのもその日だけ。
翌日からグングン気温上昇で帰る日は34度でした。
もう家に着くなり「エアコン買いなさい!」と言い続けやっと承諾。
出入りの電器屋さんに電話してカタログ持ってきてもらって、
設置できる場所を決めて、電気屋さんに連絡。
アンペアを上げなきゃいけない。
エアコン専用のコンセントも新しく付けなきゃいけない。
雪が積もるから室外機の場所もちゃんと確保しなければならない。
この辺がベストだねという場所には、石が山積み。
石好きのジイさんが、若い頃からせっせと集めた石が…。
初めの頃は台の上に並べてたんだろうけど、
その台も朽ち果て、ただの石の山w
一日かけて石を移動してきました。
いやもう次の日は筋肉痛で体がバキバキでしたwww

最短で火曜日に工事できると言われ、
自分、いなくなるけど、よろしくお願いしますと頼んできた。
あさってにはエアコンつくはず。
34度もあるのに、そんなに暑くないよと言ってるばあちゃん。
あぶない、あぶない。熱中症になっちゃうよ。
これで、この夏は快適に過ごせるでしょう。
やれやれだ。

今日は一日中洗濯機回してた~w



明日から

2018年07月16日 | 瑣末な日々

まだ7月だというのに、連日ホントに暑いですね。
ここは東京都心より確実に1度は高い23区ww
ベランダ開けると暑さの壁が立ちはだかってます。

そんな中、今週は親の様子を見に実家へ行って来ます。
青森は猛暑ではないけど30度越える日もある中、エアコンは無し。
水飲んで扇風機にあたってるしか手はないw
昔は本当に暑い日って1週間くらいで終わってたから、無くても大丈夫だったけど、
今は暑い日が多いし、年取ってるからね~。
エアコンつけて快適に暮らしなよと言っても、そんなものはいらん!という父親。
まあしょうがないね~
熱中症で倒れてないか、まめに電話しておかないと。
腰も痛くて背中の調子も悪そうだから、
病院いくなりしてきまーす。



甲府に行って来ました。

2018年07月13日 | 瑣末な日々

東京からだと車があると日帰りですよね。
うちは無いので、1泊旅行。
水、木と娘と二人で行って来ました。

なぜ甲府か…それは娘の聖地巡礼のお供w
このクソ暑い中、甲府なんか行きたくない~家でエアコンにあたってる~
って言ったんだけど、
アイマス仲間とは休みが合わない。
そりゃあ社会人ともなれば、自由になるお金はあっても時間は限られる。
「お母さん、桃食べに行こうよぉ」に釣られ、
友人からも「娘と旅行とか、この先無いかもよー」なんて煽られ、
ええっ、旅行って程でもないじゃん…とは思ったけど行ってきました。

甲府駅に降り立って、なんもないじゃんと思ったら、
駅前の繁華街は反対側だったw
しかし、娘の目的地はこっち側。

山梨文化会館に貼ってあるポスター。
会館の中にもボードにたくさん貼ってありました。
せっせと写真を撮ってた娘、同じように聖地巡礼に来た人が
チラホラ増えてました。
自分は興味ないんだなぁ。
あ、でもこの山梨文化会館は「傷物語」の忍野メメが寝床にしている学習塾跡のモデル
らしいんですが、よく分からなかったw
道路挟んだ県立図書館にもアイマスポスター。
こっちは貼ってある場所がなかなか見つけられず、
カウンターにいるお姉さんに聞いたら「おまえもか…」的な顔されたらしい。
そりゃそうだろうwwww

その後は電車に乗って長坂まで行き、駅からタクシーで

この和菓子屋さん。ここは北杜市w
タクシーの運転手さん(女性でした~超安全運転でした♪)に行先言ったら、
ポスターですか?と速攻言われたwwww
この和菓子屋さんの2階がギャラリーになってて、

ありました、ありました。
他に油絵の作品もあったので、自分はそっちを観てました~
建物自体がなかなかカッコ良く、サイトを見たら
明治35年から営業で、かつての旅籠屋を改装したとありました。

(サイトから写真を拝借)
ギャラリーも梁をむき出しにした素敵な作りになってました。

脇の方に昔の足踏みオルガンやレジスター、教科書があって
(オルガンの上には蛇の目傘)

こっちの方に興味津々w
展示してるわけじゃなくて、
触れるような場所に置いてあるわけじゃないけど、写真は撮れました。

再び甲府駅に戻って次はイオンモールwww
バス時間まで町を見ると

ビルのむこうは山!
なんか懐かしい風景w 自分の実家もこんなもんだよなぁ。
ビルのむこうは海w

バスに乗ってわざわざ甲府のイオンモール~
その中にあるサン宝石っていうファンシーショップ目指して。
そのショップにも興味ない自分は、なんでも売ってるイオンモール~で、
普通にウロウロ。100均入ったり、夏バーゲンのぞいたり~。
納得いくまでほっといて、また甲府駅に戻り遅い夕食。

娘は馬刺し定食 食べてた。
自分は普通に天ぷら定食(えび天抜き)w
悲しい事に、えび食べるとお腹痛くなるんですよー

そこから山梨駅まで移動してやっとホテル。
温泉入って、夜中にお菓子食べてゲームダラダラ三昧w

真っ暗になってからホテルに入ったから分からなかったけど、
やたら夜景が綺麗だなぁと。
朝見たら、眺めのいいフルールパーク富士屋ホテル。

 
わざわざ山梨のホテルにした目的は桃~
お店はホテルにあるカフェ・ベラヴィスタ

朝食は食べずにいきなり桃スイーツ!

娘は「ルージュ」っていうフルーツティーを頼んでました。
紅茶の中にキウイ・苺・りんご・パイナップル・あんず・いちじく
オレンジピール・ ハイビスカスが入ってました。

来たぜ、ブリュッセル
ワッフル!

その次は桃パフェ~これでお腹いっぱい!
コーヒーは1回頼むとお替り何杯でもで、5杯くらい飲んだようなw
うまいコーヒーだったなぁ。
ホテル周辺にはフルーツ農園もいっぱいあったみたいだけど、
暑いからイヤなんだよねーw 快適なホテル空間で桃じゃ。

このあと外見たらどしゃ降りw
少し待ってからホテルを出てまた甲府駅へ。

甲府は降ってなくてテクテク歩いて山梨ジュエリーミュージアムへ。

展示はこれ。
娘は早速ポスターはどこ?と聞きに行き、
またしても「おまえもか…」って顔をされ、中にw
ジュエリーは昔の物も数点展示してあって、綺麗でした。
どういうふうに作られるかの動画も見ることができて面白かったです。
子供の頃、石好きな父に連れられて石屋に何度も行った事を思い出しました。
石屋のおじさんは研磨の機械で石削ってたなぁ。
思わぬ所で懐かしいものを見た気がします。
そんな事はどーでもいい娘はポスターに喜んでました。

そこから移動した商店街はよくあるシャッター商店街。
それでもその中にある店にアイマスポスターが。
やれやれこれで最後。さあ帰るぞ!!って雨降ってきたーww
甲府駅前のアニメイトちょっと寄ってから帰って来ました。

快適ホテルで桃スイーツ食べた旅行でした~。



ポーチ作りました。

2018年07月10日 | ハンドメイド

ほんとに久しぶりにポーチ作りました。
独身時代に何個か作った記憶が…www
娘が「ペコちゃん生地で作って~」と言ってきたもんで。

14cmのファスナーにマチは4cm、高さは11cmくらいだったかな。

中袋も付けました。
家にあった間に合わせなので、表地と合ってるのか?と言われてしまうと
いや、ちょっと…スンマセンw
赤い生地の方が合うと思うけど、無いんだなーこれが。
まあ、これで我慢してもらおう。



『レニングラード・ホテル』

2018年07月07日 | 舞台(演劇・音楽)

2018年7月5日(木) 開演19:00 スパイラルホール

去年の7月に公演した舞台の再演です。
たぶん手直ししてるところはなかったんじゃないかな?

─Story─
雪深い山の頂、湖のほとりに佇むレニングラード・ホテル。
優雅で美しい支配人と寡黙なスタッフによりホテルは営まれていた。
外界の混乱はホテルの随所から感じ取れたが、
その美しく静謐な空間は支配人によりなんとか保たれていた。

アル中で退役軍人のドアマン、
新人をいびることだけが生き甲斐のポーター、戦争未亡人のメイド。

湖に張る氷のように、彼らは堅く結束しているかのように見えたのだが…。

"ダンスにマイム、ジャンル無用のフィジカルシアター"と銘うってる
なんとも面白い舞台。
始まりと終わりがサスペンスフルなんだけど、中はコミカルなんだな。
支配人姿のカッコつけた首藤さんがまた観れるんだ!!とチケ取りました。
去年はサイド席だったので舞台を真横から観る状態でした。
正面からのフォーメイションが観れず、ちょっと残念でしたが、
何と今年は真正面の席でした~
それも1列目で、フロアにパイプイス並べてる状態なので、
いやいや、役者さんたちが目の前。観てる方が緊張するわww
カッコ良く動く首藤さんを堪能~。
表情もよく見えて面白かったです。
キャストは去年とほぼ同じ、
ハッサン役が金田一央紀さんからコンドルズの山本光二郎さんに変わってました。

〈キャスト〉
支配人・・・・・・・・・・セルゲイ:首藤康之
副支配人・・・・・・・・・イワノフ:黒田高秋
ポーター・・・・・・・・・ニコライ:藤代博之
ドアマン・・・・・・・ドミトリー:細身慎之介
ページボーイ・・・・・・・アレクセイ:澤村亮
ハウス・キーパー・・・カテリーナ:田中優希子
宿泊客・・・・・・・・ウラディミル:丸山和彰
宿泊客・・・・・・・・・ハッサン:山本光二郎

作・演出:丸山和彰



暑いぜ!冬スカート(;^ω^)

2018年07月04日 | ハンドメイド

いやはや、これ冬スカートでござるw
なんというか、いつものごとくというか・・・
冬に夏バッグ仕上げ、夏に冬スカート仕上げる自分って・・・
言い訳は、12月には手をつけてたんだけど、
1月にジイちゃん亡くなってバタバタして放り投げてました~
季節はどんどん進み、チャコで付けた印も薄くなり(ほとんど無かった)
それを横目で見ながら夏の帽子を編んでたんですなw
東京は早々に梅雨明け、猛暑日が続き、これはいかんと終わらせました。

ええ、ネット通販のポイントがいっぱい貯まったんで、
半値で購入したボディに着せてますが、ウエストにはタオル巻き巻き。
9号サイズのボディのウエストと自分の腹回りは・・・・
そのまま着せるとスカートが落ちる~wwwのでタオル。
じゃあ11号買えば良かったじゃないというけど、
11号だと肩幅が広くなるっていうか、バストサイズが・・・
9号バストに11号ウエストという最悪な体型w
ま、9号にしとけば娘の服もいけるかと。


ポケット無しのシンプル台形スカートですが、
冬物ですから、裏もちゃんと付けました。


コンシールファスナーは思ったよりきれいに付けられたんですが、


裏地に四苦八苦。底の部分が上手くいかない。
最初、自分のだし、表にひびかないからこのままでいいかぁとは思いましたが、


やはり、少し直しました。
ちょっとはマシになった と思う。
コンシールファスナーの裏地付きは何度やっても上手くならない。
けど、懲りずにまた挑戦するだろな。



東京バレエ団 ブルメイステル版『白鳥の湖』全4幕

2018年07月02日 | バレエ

2018年7月1日(日) 開演14:00 東京文化会館大ホール

宮川君、沖さん、プリンシパルとして初白鳥でしたね。
沖さんのオデット、初々しかったです!!
儚げな感じがよく出ていました。
3幕のオディールとの踊り分けもしっかりできていて、
あ~頑張ってるーってのが伝わってきました。
彼女は目が大きいので表情が読み取れて舞台映えしますね。
お相手の宮川王子はノーブルさはなかったけど、
彼はしっかり踊れる方だったんですね~。
残念ながら自分の好みではないもんだから、脳内ストーリーが
オデットとジークフリード王子が出会い、
オデットが「ええ、何この人ぉ。寄らないでよー」と思いつつも。
「んーでも、ひょっとしてこの方が呪いから救ってくれるかも~」
「この際、彼でいっかぁ。王子みたいだしぃ。裏切らないでねー。」になってしまったww

今回のロットバルトは弾君。
6/29にジークフリード王子踊ってるのにロットバルトもやっちゃうんだ!
隈取り激しくかなり怖い形相。あそこまで怖くせんでもいいのにww
そしてブルメイステル版の面白さは3幕。
遅れて登場のくせに
嫁決めパーティーをガッツリ仕切るロットバルト。
各国の踊りは全てロットバルトの息のかかった面々。
オディールを出し惜しみしながら、王子の前にチラつかせて煽る煽る。
まんまと乗せられるジークフリード。
ここが面白いんですよねー。今回テンポも良くて、楽しめました。
その分4幕のコールドは文句ないんですが、
ジークフリードvsロットバルトのシーンが、ちょい間延びした感じがしてまいました。
最後はハッピーエンドのブルメイステル版。
愛の力に負けたロットバルトってとこが弱いかな。

この日の公演、1幕から全員の気迫がありました。
有名ゲストダンサー呼んで、彼(もしくは彼女)がいるから大丈夫じゃなく、
みんなが舞台成功させるぞ!って勢いがあって、良かったです。
道化を踊った池本君、彼はKバレエにいた方なんですね。
バリバリ踊ってました。
後ろの方から「おおっ!」って声が聞こえてきました。

〈主なキャスト〉

オデット/オディール: 沖香菜子
ジークフリート王子 : 宮川新大
ロットバルト : 柄本 弾

【第1幕】
道 化:池本祥真
王 妃:山岸ゆかり
侍従長:永田雄大
パ・ド・カトル:吉川留衣金子仁美樋口祐輝鳥海 創
アダージオ:三雲友里加

【第2幕/第4幕】
四羽の白鳥:金子仁美秋山 瑛安西くるみ足立真里亜
三羽の白鳥:二瓶加奈子三雲友里加波多野渚砂

【第3幕】
花嫁候補:三雲友里加加藤くるみ榊優美枝柿崎佑奈
四人の道化:海田一成後藤健太朗昂師吏功山下湧吾
スペイン(ソリスト):奈良春夏
スペイン:安楽 葵鳥海 創芹澤 創南江祐生
ナポリ(ソリスト):秋山 瑛
チャルダッシュ(ソリスト):岸本夏未中川美雪岡崎隼也樋口祐輝
マズルカ(ソリスト):伝田陽美森川茉央

指揮:ワレリー・オブジャニコフ 
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 
協力:東京バレエ学校