beatitude

好きなことだらけさ…

『みんなのミュシャ ミュシャからマンガへー線の魔術』観てきました

2019年09月21日 | 絵画・展示

まだまだ暑かった8月のお盆中に行きました。
たまたま、郷里の友人が東京で働く娘さんのところに来ていたので、
一緒に行って来ました。
(暑過ぎて眠れないって言ってたw)

2017年に新国立美術館でやった「ミュシャ展」とは違い、
今回のは大型の絵画作品ではなく広告デザイン、ポスターに特化した展示。
みんなが思い描くミュシャです。





一部撮影OKでした。
綺麗には撮れなかったけど、一応撮ってきましたw
 




人物の後ろに光輪のように丸いデザインが入っているのが特徴ですよね。



丸に衣服の裾が垂れ下がる構図がQ型方式」と言われている物ですね。
巧みに目線を誘導させる構図です。
グラフィックデザインの世界ではお馴染み。

「鏡によって無限に変化する装飾モティーフ」と題された
このデザインが面白かったなぁ。

ミュシャ没後、カウンター・カルチャーに与えた影響として、
レコード・ジャケットやロック・ポスターの展示。
そこから日本のマンガへ繋がっていきます。
水野英子、天野喜孝、山岸涼子、松苗あけみ、花郁悠紀子、波津彬子、出渕裕
数は少なかったですが、錚々たる面々。
マンガ見てると他にもいろんな人がミュシャ使ってますよね~。

東京は今月29日まで。
その後、京都、札幌、名古屋、静岡、松本と巡回展です。




「高畑勲展─日本のアニメーションに遺したもの」観てきました

2019年09月20日 | 絵画・展示

夏休みも終わり、ゆったり観ることができました。

会場の入口は「かぐや姫の物語」の感じで和風でした。
中はもちろん撮影不可です。
先に進むと高畑勲の逆年表が。
亡くなった日から始まり遺作となった「かぐや姫の物語」が最初に出てくる形です。
どんどん懐かしいアニメが並びます。

展示は4章に分かれていて
第1章 出発点 アニメーション映画への情熱
「ぼくらのかぐや姫」
「安寿と厨子王丸」
「わんぱく王子の大蛇退治」
「狼少年ケン」
「太陽の王子 ホルスの大冒険」が並びます。
自分の記憶にあるのは「狼少年ケン」からかな。
学校給食が始まっていない小学校低学年の頃の弁当箱がホルスだった。
サリーちゃんのが欲しかったのに、
母親はマンガなら何でもいいと思って買ってきたのを
いつまでも文句言ってたのを覚えてるww

第1章と2章の間に高畑が翻訳したジャック・プレヴェールの
「鳥への挨拶」に使われた奈良美智のドローイングが展示されていて
これはうれしかった。

第2章 日常生活のよろこび アニメーションの新たな表現領域を開拓
「パンダ コパンダ」
「アルプスの少女ハイジ」
「赤毛のアン」
「母をたずねて三千里」
この辺りから誰もが知ってる作品群が続きます。







ハイジの巨大なジオラマは撮影OKでした。

第3章 日本文化への眼差し 過去と現在の対話
「セロ弾きのゴーシュ」
「じゃりン子チエ」
「柳川堀割物語」
「火垂るの墓」
「おもいでぽろぽろ」
「平成狸合戦ぽんぽこ」

第4章 スケッチの躍動 新たなアニメーションへの挑戦
「ホーホケキョとなりの山田くん」
「かぐや姫の物語」
山田くんの映画はホント好きでした。
あの水彩画タッチは驚きでした。

もちろんそれぞれの作品の画を描いているのは原画、作画の方々。
高畑本人は脚本、演出、監督として細かい指示を出しまくってる。
企画書、絵コンテ、メモ、走書き、実に緻密に念入りに。
狭いであろう業界の中で、誰とどこでどんな作品を世に出すのか。
いろんな軋轢があっただろうことは推して知るべし。
彼の残した足跡は大きい。

会場を出たところに

ハイジの山小屋が再現されてました。
等身大っぽい大きさでした。



『トールキン 旅のはじまり』

2019年09月19日 | 映画 洋画

幼くして父を亡くし、12歳で母親も失ったトールキンは、
母の友人だった神父の後見の下、上流家庭の子らが通う
名門キング・エドワード校に通うことに。
奨学生で孤児のトールキンは孤立するも、
3人の芸術を愛する少年と出会い秘密クラブ「T.C.B.S.」を結成し、
かけがえのない絆で結ばれていく。
一方で、トールキンは下宿先の3つ年上の女性、エディスとも惹かれ合っていた。
しかし、時が流れ大学生となったトールキンや仲間たちに、
第一次世界大戦の影が迫り始める。
(MovieWalkerより)


戦場で友人を探すトールキンから始まります。
「指輪物語」「ホビットの冒険」の
ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキンってこんな生い立ちだったんですね。
彼の想像力の源は苦しい生活の中でも
楽しむことを忘れなかった母親のおかげなのかも。
両親亡きあとも名門校に通う事が出来たのは
幸運だったのではないでしょうか。
戦場での戦闘シーンですら想像力を発動する彼。
彼が生きて帰ってくれたおかげで、
我々はかの物語を読むことが出来たわけですね~。




『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝ー永遠と自動手記人形-』

2019年09月18日 | 映画 アニメ

……大切なものを守るのと引き換えに僕は、僕の未来を売り払ったんだ。
良家の子女のみが通うことを許される女学校。
父親と「契約」を交わしたイザベラ・ヨークにとって、
白椿が咲き誇る美しいこの場所は牢獄そのもので……。
未来への希望や期待を失っていたイザベラの前に現れたのは、
教育係として雇われたヴァイオレット・エヴァーガーデンだった。
(公式サイトより)

3週間限定上映だったので早めに行ったけど、
4週目以降上映決まりましたね~。

TVシリーズでヴァイオレットの生い立ちと彼女の心のもちようを描き、
(もちろんBDに録画保存済み)
児童手記人形として成長した彼女の新たな仕事、教育係。
今回も人の心を届けようと手紙を書く彼女。
とてもやさし気持ちになれる作品でした。
作画も美しい。
ベネディクトのヒールの後ろ姿がたっぷり堪能できますw

そしてやっぱり泣けるんだなぁ。
今回は京アニ事件があったせいで、尚更であります。
エンドロールに制作に関わった全員の名前をクレジットということで、
これが最後の作品になってしまった方々の名前もありました。
とても残念でなりません。

年明け公開予定だった「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は
"鋭意制作中"になってますね。
時間がかかっても待ってます。"鋭意応援中"です。



久々で~

2019年09月16日 | 瑣末な日々
長らくの更新さぼりです。
何てことなく、いつも通り暮らしてますw

8月は「けむりの軍団」やロイヤルの「ロミ&ジュリ」見る前に
渋谷Bunkamuraで「みんなのミュシャ」も観に行ってます。
9月に入り映画「トールキン」を観に行き、
東京国立近代美術館に「高畑勲展」に行き、
映画「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」も観てきました。

その合間に増税前の家電購入w
10年くらい使ってる洗濯機と掃除機を買い替え。
電器屋回ってカタログ集め実物確認し、
ネット検索で値段を比べ、気に入ったものが買えました。
さらにその間に家に4台あるエアコンのうち、
寝室のエアコンから水漏れ~。
Panasonicのエアコンだけどググったら結構水漏れあるらしく、
いろんな人が書いている。
まあ同じような状態だなと思い、さっそく電話。
ここは正規のパナ修理ご相談窓口へ。
ここでケチって安くやってくれるとこ探して失敗すると
あとで気分悪いからね~。
日を決めて来てもらい無事終了。
12,000円くらいかかりました。
さらにさらにその間に実家に帰る新幹線取って
秋分の日から1週間ほど行って来ます。
今回は途中から娘も行くそうで、久々に孫の顔も見せられます。

そんなこんなの日々。
最近何にも作ってないなぁ。
暑さのピークも終わったみたいなので、何かしたいなぁと思いつつ、
ついついソシャゲ~