長さんの築きノート

日々の小さな反省、気づいたことを記録し、なりたい自分を築くために

トランプ大統領に出された「但馬牛」とは・・・。

2017年11月08日 | 丹波篠山観光
牛肉好きで知られるトランプ大統領。

日本へ到着した直後の昼食こそ、アメリカンビーフを使ったハンバーガーだったようですが、その日の夜。

銀座の「うかい亭」(ミシュラン★)で提供されたのは、なんと但馬牛だったそうでっす。



但馬牛は、もともと兵庫県において、水田耕作や輸送のための「役牛」として飼われていました。

しかし、牛肉を食す習慣が生まれた明治期以降、その資質の高さが注目され、交配も但馬牛同士でしか行わないなど、純血を保った改良が行われ、ブランド化が進んでいます。

今では、定義が狭められ、兵庫県内で飼育される黒毛和種を但馬牛としているようです。

現在、但馬牛の資質の高さは評判となり、様々な地方で育てられるブランド牛の素牛(もとうし:生後半年で出荷される牛)として、全国に広まりました。

「松阪肉」「近江肉」をはじめ、あらゆるブランド牛は、例外なく但馬牛の血を引いているといわれています。

ちなみに、「神戸ビーフ(神戸肉)」も、実は但馬牛なのです。

もちろん、全ての但馬牛が「神戸ビーフ」になれるわけではありません。

「未経産牛・去勢牛」「肉質等級:脂肪交雑のBMS値No.6以上」「歩留等級:A・B等級」「枝肉重量:450kg以下」といった厳しい基準があります。

つまり、もともと高級ブランドである但馬牛の中でも、さらに選りすぐった上質のもののみが「神戸ビーフ」と名乗のることができ、最高級牛肉「神戸ビーフ」としての名誉が与えられているのです。



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