ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

どんなふうに死ぬかが「自分の人生」総決算

2017年10月15日 08時18分35秒 | owarai
幸福な人は、死に方も幸福である。

落語に独特のスタイルをつくりだし
た、林家三平師の陽気な高座・・・。

「体にだけは気イつけてくださいよ」
を、話の合いの手に終始のように
使っていたのに、

五十代半ばの若さで逝ってしまった。

私は、つぎの話にはもっとも心を
打たれた。

出棺すなわち、霊柩車が出てゆくと
き、夫人がニコニコしながら大きな
声で、「いってらっしゃい!」

と手を振ったというのだ。

霊界(あの世)の事情に通じる霊能
者によれば、縁者の死を悲しみ、
涙をもってこれを送るのは、

死者の霊をかえって苦しめ、

涙をもってこれを送るのは、死者の
霊をかえって苦しめ、迷わせる、
誤った態度であるそうだ。

死は、亡びではなくて、もう一つの
生への出発であり、かつ”元”の
世界に還ることなのだから、

まさに三平夫人がなしたように、
祝福の心でもって送りだすのが、
真に死者のためになるのである。

故人の生前の人柄に、そのように
させるものがあったにちがいない。

死に方と送られ方は、生涯の生き
方の決算なのであろう。

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