経済産業省は、本日午前の「東京電力福島原発問題委員会」で、
福島第一原発の廃炉・損害賠償・除染にかかる費用を21.5兆円とする試算を正式に示したそうです。
「兆円」などといっても、ボクには全く実感のない世界ですから、(笑)
21.5兆円は全く分かりません。
マア、web調べですが、
平成28年度の一般会計予算は約96.7兆円だそうですから…、
一企業(東電)に、全国民の負担やべらぼうな税金を投入することになります。
先月、11月29日に市川グリーンスタジオで開催の
「原発・放射能汚染とエネルギー政策を考える集い」に出かけました。
講師の小出裕章さん(元京都大学原子炉実験所准教)が廃炉費用にふれて、
「20兆円レベルでの話ではなく、100兆円を超えるでしょう」とお話していました。
ボクは、政府側の試算より、小出裕章説を信じています。
国会では、年金やTPPの議論を深めるために会期を延長したはずが、
いつの間にかカジノを含む統合型リゾート(IR)法案の強行採決を目指しているようです。
とんでもないことです。
ボクは、この国の課題は、
*脱原発・エネルギー問題。
*人口・食料問題。
*教育・子育て問題。
だと考えています。
ですから、モノ・カネ優先の安倍政権には反対です。
東京オリンピック開催にも反対です。
政府は、「観光立国」などとほざいていますが、
「観光」で「立国」ができるはずがありません。
「観光ブーム」は、一時のことだと承知しています。
お隣の韓国。
国民のエネルギーを背景として、朴大統領の弾劾訴追案が可決されました。
国民が、政治に反応するところは、日本国より素晴らしいですね。
ボクは、評価しています。
日本国民は、「お上」に従順なお人柄のようですが、
そろそろ、政治に目覚める時だと考えます。
難しいことは分からなくても、「関心」をもつ。
アベ某氏の、無責任なプレゼン用語に騙されてはいけませんね。
「数の力」が、国民生活にマイナスに働いています。
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