昨日、午前は、【くりのみ会】。
午後、築地本願寺で開催された仏教文化講座に出かけました。
講師は、愛知専門尼僧堂堂長・青山俊董さん。
講題は、「一つ生命に生かされている兄弟」
草笛老師・横山祖道さん、内山興正老師、「いのちの教育」・東井義雄さん、ノートルダム修道会シスター・渡辺和子さん、キリスト教詩人・八木重吉さん他の方々との交流やエピソードを中心にした内容でした。
青山さんは、八木重吉の次の詩を紹介して、
みんなで いちばんいいものをさがそう。
そして、ねうちのないものにあくせくしないくふうをしよう。
「みんなで」の後に、「みんなの」を挿入して、「みんなで、みんなのいちばんいいものをさがそう。…」として味わっている由。
「みんなの」は、人間だけでなく生命あるもの全てとのこと。
話はとびます。
八木重吉と登美子には、桃子・陽二のお二人のお子さんがいました。
重吉は、結核で29歳で亡くなり、お二人のお子さんも父と同じ病で次々に亡くなります。
独りになった富美子は、後年、歌人の吉野秀雄と再婚します。
お伝えしたいのは、次の二冊のお勧めです。
吉野 秀雄著 『やわらかな心』 講談社文芸文庫
吉野登美子著 『わが胸の底ひに ー吉野秀雄の妻として』弥生書房
仏教文化講座の報告から、脱線してしまいました。
青山俊董様の講演会は私も伺いたかったのですが
所用で断念しました。
他宗の寺院でのお話でどのような内容なのか
気になっておりましたが、先生の記事で知ることができました。
ありがとうございます。
多岐にわたったお話だったようで、拝聴できず残念です。
また「歎異抄と現代」は存じませんでした。
書店でテキストを探してみます。
次回の道元コースもよろしくお願いいたします。
青山俊董さんのお話、なかなか面白かったです。
道元教えを基本に、幅広くいろいろな話題をお話してくださいました。
高史明先生は、以前、くりのみ会に2回お越しいただいたことがあります。
NHK第二ラジオで10月からの放送になります。
お仕事で聞けないようでしたら、録音してお届けできますよ。
10月21日、お持ちしています。
放送は明日からのようですね。
予約録音が失敗しなければ聴けるものと思います。
くりのみ会には色々な講師の方を招いておられるのですね。
21日にはまた色々とお教えください。