イコールの橋 くれはやし・しゅん

生きていくことの大切さを多くの若者に伝えたい!
そして、一緒に平等の橋を渡りたい・・・。

多文化教育の方向性について

2005年11月28日 | 身辺雑記篇
多文化教育の方向性とは何か?
これはむずかしい定義である。
多文化の中に、いろいろな意味が込められている。

ただし、大阪大学の平沢安政さんの「多文化教育の定義」はフに落ちるのであるが・・・。平沢さんは言う、
「多文化教育とは、反差別と自由拡大のための教育である。」と。
私は、自己の社会的な立場を自覚せざるして、多文化教育の推進はあり得ない、と思う。
「多文化教育のねらいは、単に『世界中にさまざまな文化が存在することについて』教える教育ではなく、マイノリティー集団が社会参加や教育への機会を奪われ、文化や生き様を否定されてきた歴史に対して批判的にふりかえりながら、その文化やアイデンティティが肯定される未来に向けて挑戦しようとするものである。したがって、多文化教育は啓蒙主義的教育ではなく、エンパワメントと社会変革のための教育である。」

この世界には、さまざまな文化がある。その文化を単純に、認めればいいという話ではない。そのことの自覚なしには、「多文化教育」または、「多文化共生教育」への展望はないのである。

春日保育園 熊本市

2005年11月24日 | 身辺雑記篇
30年ぶりに、この春日神社の中の保育園に足を運んだ。よく麻雀をしていた、亀田産婦人科院は古い病棟は、そのままで、その横に、息子さんであろうか? 新しく建った病院がある。
大学の5年目は、実家からの送金はストップ。奨学金は、ゼロ。

この春日保育園で、夜間警備をしながら、卒論を書いたのであった。
園長は当時、図子先生だったか? 厳しく、やさしい先生であった。
私は、熊本市の臨時の職員であった。

今は、セコムの警備になっていた。時の移ろいは、はやいもので、近くに高層マンションが建っていた。