済州島紀行（遡行的）11

ここは、大侑射撃場。

キジの肉も食えるが、友人たちは、射撃場に行く。

友人は、回転式拳銃で６発。自動拳銃で６発。２００点満点で６４点。

もう一人の友人は、回転式拳銃で、２００点満点中１８点。

１発ピストルを撃つのに、２００円程度かかる。まあ、２０発くらい撃って、５０００円程度。

私は、平和主義者であるから、ピストルなどは、大の苦手。見学をしていた。

済州島紀行（遡行的）１０

民族の怒りと祈りを、そのまま表現したような紺碧の海に、済州島の周り、大小６８個ほどの島が浮かぶ。韓国も島がおおい。
そのうち６２個くらいは、無人島である。

まだ、公害で汚染されていない綺麗な海は、私たちの眼を撃つ。

ここが昔、配流の島であったということも、チャングムを待つまでもなく、なにか納得のできる話であった。

人は、都から遠く離れたこの島で諦念を静かに受感するしか無かったのであろうか？

済州島紀行（遡行的）９

済州島はミカンの島。基幹産業は、農業と漁業と、観光である。

ミカン農家は、せっせとソウルへ仕送りをして、子どもを大学に通わせている。

工場がない、公害もない。タクシーの案内役の、林さんは、水もとってもおいしい所よ、と説明してくださる。

親切な果物屋の親父さんから、ミカンをタダでもらう。食べてみると、糖度が高くおいしい甘いミカンである。

マンゴーも、とれます。

写真は、ロッテホテルの正面入り口に、飾ってあるマンゴーの熟実。

食いてー、そのまんま。

済州島紀行（遡行的）８

ロッテホテルはオールインの舞台になったところ。

そこの喫茶室より天井を見上げる。

インド人らしいご夫婦が、ピアノとバイオリンを奏でる。

天井は吹き抜け。豪華絢爛である。

友人の私のホモフレンドが、演奏者にチップを渡す。

冬ソナのメロディー。

異国情緒を満喫する。だせー、男どもと来るところではない。

済州島紀行（遡行的）７

ロッテホテルのレーザーショー。

なかなか見応えがあるが、光を、ひかりでとらえることは難しい。

百聞は一見にしかず。ぜひ、オールインの舞台で、堪能してください。

水中の中から、ドラゴンが勇壮に躍り出てくる。

済州島紀行（遡行的）５

２日目、８月２５日は土曜日で、快晴。

潜水艦に乗り込む。ホテルから１０分ほどの港に行くと、波戸があり、艀に乗って、潜水艦に乗り込む。

５１０００ウオン。日本円で６５００円程度。

初めての潜水艦体験で、ハッチを降りるときもドキドキである。

済州島紀行（遡行的）３

オールインの舞台　ロッテホテルの入り口。

けっこう、韓流映画の中で、何が好きかと問われたならば、「オールイン」と答える人がいるものである。このホテルの近くには、食べ物やんさんが、一軒しかない。

日本人が多い。トライアスロンがあるからである。

済州島紀行（遡行的）２

オールインのロケがあった、ロッテホテルに行く。（８月２４日　夕方）

カジノはこの近辺では、ここだけ。

あまり流行ってはいない。金曜日の夕方、早い時期だったからか？

イビョンホンになったつもりで、ルーレットをする。

３０００円ほど負けるが、勝負の勉強になった。

以後、負けないような気がする。ここがホントの勝負師ではないところ。

すぐに、増長する。っははは。

夜になると、レーザーショーが、中庭で始まる。見応えがするが、いっぱい１５００円のコーヒーはやはり、高い。

２０分の距離を、タクシーで走って、１１０００ウオン。１５００円くらいだから、けっこう安い。

ガソリンはレギュラーが、２００円近いとか。鉄道のない島では、ちょっと、痛い出費であろう。

済州島紀行（遡行的）１

８月２４日（金）福岡空港を出発して、あっという間の、４０分。

チェジュ国際空港に着く。先日来の中華航空の事故で、友人は、飛行機に乗るのが、「気色わるい」とのたまう。

大学時代の友人３人組で、今回は、済州島探訪と相成った。

HISに頼んで、割安にしてもらっても、それでも２泊３日の旅は、しめて６８０００円なり。週末は高い。JTBは、平日は２９８００円で、２泊３日で行ける。

友人Aは、無職、今や、株の専門家。株の売買でメシを食っている。友人Bは、現在、福岡市の某私立大学の教授。

ホテルは、西帰浦KALホテル。西帰浦は、カタカナで書けば、サーギッポ（カルホテル）、と呼ぶ。
僕の先っぽ軽いと覚えたらいいと、株のトレーダーは淫靡に笑いながらのたまう。
なんでも、毎日、パソコン画面とのにらめっこで、たいそう、目が痛んでいるということで、目薬は欠かせないとか？！

１日、１００万円をすったもうかったの世界に生きているので、今回は、ロッテホテルでの、カジノ遊びが目的なので、５０万円ほど、輪ゴムで縛って持ってきている。

写真は、私たちが泊まったホテルのベランダ。きれいな海が見える。はるか彼方に五島列島があるらしい。
この西帰浦市は、だいたい人口が８万人くらいの小さな街である。国際空港から７０分ほどかかるので、初心者は、島のこの南地帯ではなく、空港のある済州島北部のチェジュ市を宿泊地にした方が、遊びやすい。ちなみに済州島全体は、５７万人くらいの人口で、ほとんどが、このチェジュ市に集中している。

南地帯は、わざわざ、ワールドカップの競技場のために、ホテルなどを作ったので、赤字であるらしい。
W杯後遺症で、丁度行ったときは、Uー１７のFIFAワールドカップがあっていたが、競技場経営は大赤字らしい。

中文観光団地の中に、ロッテホテルはあるが、周りには大衆的な酒場も、歓楽街も何もないので、素人はまずチェジュ北部に行くべし。