倉敷界隈(かいわい)

「今の倉敷」と「今の私」の記録です。

待たされる

2007年09月30日 00時23分20秒 | 写真

駅前に行く時はいつもこの踏切を通る。倉敷は田舎だからそう電車の数も多くない。開かずの踏切になったりはしない。だけどこの日はえらく待たされた。電車はそばまで来ているのだけどゆっくり徐行しながら進んでいく。遅れたため構内に入る時間を調節しているのか、私は何となく信号機不良のために待たされていると感じた。

ふと見ると遮断機を直していた。背中のばってんの人がテープを巻いていたので、車が遮断機の棒を折ってしまって修理しているんだなと思った。事故でもあって遅れているのか。そうも思ったんだけど、結局はわからなかった。

倉敷はいいな、待たされてもこの程度。ランチを食べに行っていたんだけどだからといって焦る気持ちはなかった。都会はせわしない。スピーディでスリリングという言い方もできるだろうけど、今の自分には興味はない。若い時には都会に、年をとったら田舎に住むのがいいと思っていたのだけど、実は逆に若い時は田舎で年をとったら都会がいいそうだ。

若い時は車に乗れるし病気にもならない。田舎の大きな家に住んで、週に一回大量の買い物をして、自然の中で遊んで過ごす。病院に行くとしても車で大丈夫。そもそも行かないしね。

年をとるとそうはいかない。歩いて何でもすませられるところでないと無理。歩いて買い物ができて、公共交通機関で病院にも行けるのは都会。もう多くのものはいらないから、小さなマンションに住んでいたらいい。セキュリティもしっかりしてるし。理由はそうらしい。

それはなるほどその通りかも知れない。でも流れる時間が問題だろう。速すぎる。最近、野球をTVで見ているのは50代が中心だそうで、確かにあのゆったり(ぐずぐずか)したスピードは老人向きだ。

もう一つは友人だろう。年とって誰も知り合いのない都会では老人は生きていけない。結局元々住んでいた場所にしか人は住めないものなのだろうか。

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