倉敷界隈(かいわい)

「今の倉敷」と「今の私」の記録です。

宝物を見る人

2009年04月29日 10時49分56秒 | 写真

皆さんに宝物はありますか? 自分は何かなぁ、、、家族、まぁこれは当然か、、ものは、、、強いて言えばカメラかなぁ。ふと気づくとどうしてもと言う宝物はないような気がする。

年取ったせいかも知れないけど、最近余り執着がなくなった。もちろん解脱してるわけじゃないから人並みに欲はある。お金はあるに越したことはないし、絶対にえらくなりたくないと拒否しているわけでもない。だけど、そんなことより今の状態を穏やかに過ごす方がいい。人を押しのけてまで命を削る仕事をしたいわけではない。実際自分の身体の具合からそんなことも出来ないけどね。

若い人が色々欲しがったり、情熱を持ってたりするのを見ると微笑ましく、応援したくなる。自分はファミリーカーでいいけど、こういう車を買いたいって思うなら、とってもいいじゃないかと思う。

こんな風景を見られるならちょっと出かけてみようか。今は阿智神社の藤がきれいなんじゃないだろうか。今年はあけぼの藤が花を付けるかな? 5月には知り合いの娘さんが奉納演奏するはず。それには絶対に行かなくちゃね。

日記@BlogRanking


お手伝い

2009年04月28日 23時06分22秒 | 写真

5月は家人の誕生日だ。

同い年なんだけど、自分は七つ上がりなので一年近く年下だったりする。どうもそれはイヤなようで、自分だけ早く年を取るような気がして誕生日の話をしても余り喜ばない。それでもケーキだけは忘れないのは家人の家人たるところかな(笑)。

ほんで、今までだったらどこかに食べに行ったりプレゼント買ってたりしたんだけど、今年はなんか別のことするかって計画している。子どもたちと自分とでね。どなたかいいアイデアありませんか?


近所におじいさんがいて、たぶん年は70を越えているんだけど、まだ娘が結婚してなく、息子も遅く結婚してつい最近初孫が出来た。それまでは毎日のように犬を散歩させていて、その姿だけ見ていたんだけど、最近は孫を抱いてあっちこっちを歩いている。

「たぶん孫が自慢で、嬉しくて仕方ないのよ」

家人の言葉は的を射ているのであろう。

私たちは若くして家族になったので、若くして家族が増えるだろう。田舎の親たちも元気なうちに曾孫が見られることになる。それが何よりのプレゼントなのかなぁと思っている。


孫がじいちゃんの手伝いをしていた。この日は結構暑い日で、おじいさんはタオルを濡らして顔でも拭きたかったんだろう。孫が背伸びをしながら水を出していた。

こう言うのが幸せな写真なのかも知れない。これを見て嫌な気分になる人もいないだろうしね。

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なくなる

2009年04月26日 18時08分05秒 | 写真

久々に駅前に行ってきました。

この時期は毎年忙しいのですが、今年は職場が変わったこともあり、行事続きで本業もままならない状態でした。先週の金曜に初めて職らしい職をしたのですが、それも午前中に3時間だけ。午後からはまた別の行事でさすがに少し不安になってます。ホンマにこの状態でよいのでしょうか…。

まぁ職も始まったと言うことで、久しぶりに駅前にも行ってこようかと。踏切を渡るとそこに家がない。あれぇ、いつの間にこうなっちゃったの??

チボリは着々と壊されてます。ホンマに残念。もったいない。なぜ使い切れなかったのでしょうか。人間は愚かだなぁ。

 

今日はとても寒い日で、ここ倉敷でも半袖じゃぁ風邪を引く。私は長袖Tシャツに分厚いカメラマンジャケット+帽子といういでたちでしたが、帽子が暖かくて気持ちいい(笑)。北海道の方は雪でしょ、すごいよね。

散歩の途中で雨がぱらつき始め、寒いからもう帰ろうと駅前に行って老夫婦に呼び止められた。

「倉敷の方ですか?中央病院にはどう行ったらよいのでしょうか。」

実は私、正確な道を知らないのです。

普段からぶらついているから場所は知ってます。が、散歩なのでいい加減に歩いていて、気づいたら着いているなんて感じ。おかげで最短のルートなんて知らない。

「やっぱりタクシーでしょうか」

おじいさんは言うのだけど、そんなに遠くはないはず。ただ老人の足ならどうかわからないけど…。

「私も行きますから途中までお教えしましょう」とそれっぽい方向に歩き始める。大きな建物だから近づいたら見えるだろうし、多少間違っても訪問者には不案内なのを気づかれないだろうと。まぁいい加減なんです、私。

確かこっちのはずと歩いて行くと、どんぴしゃりの最短のルートらしかった。

最後までつきあうと恐縮しそうだから、工事中のクレーンの見える場所で別れました。思ったより近かったですね。倉敷を訪れた人にほんの少しのサービスが出来たかなと思ってます。

しかしホントにたどり着けてよかった。ホッとしてます。また誰かに訊かれても今度はちゃんと答えられますから、倉敷にお越しの皆さんで困った時はカメラマンに尋ねましょうね(笑)。

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沖縄の台所

2009年04月22日 15時57分24秒 | 写真

沖縄に行ってました。そこで是非行きたかった沖縄の台所に行ってきました。公設市場としか聞いてなかったけど、第一牧志公設市場と言うのが正しいようだ。

「庶民の台所として戦後の沖縄の家庭を支えてきた。400もある店にはチラガー(豚の顔)やイラブチャー(アオブダイ)など沖縄ならではの食材が所狭しと並んでいる。正月や旧盆に肉や魚を求める客で通路が埋まるのは恒例の風景。店のおばちゃんとも気軽に会話できるので、交渉によってはまけてくれるかも…」

ネットで調べるとこんな文字が見つけられた。

そんなに有名だと観光客だらけでもう庶民の台所ではなくなっているのかと心配していたけど、やはり地元の人も多いようでそれは案外な驚きであった。とは言っても観光客だらけであることは間違いないけどね。

こう言うところには必ずこんなおばちゃんがいる。なぜかわからないけど全国共通であるな。ある意味、これも驚きだ。

たぶんみんな撮っているから慣れているんだろうし怒られないんだろうけど、やはりレンズを向けるのは勇気が要る。これらは全てノーファインダーで撮った。気づけばこのおねえさんはすごく美人だよね。

やはりこう言うところでは話しながら買えるのことが楽しい。ただ話しすぎて買いたくない物まで買わされてしまったけど(笑)。豚舌のスモーク。400円。安いと思うけどどうなのかなぁ、相場を知らないからわからない。

沖縄では豚は「鳴き声以外は全部食べる」そうで、豚舌から豚足、しっぽまでどの部位でも売っている。おでんにも入っているそうだ。それは見てみたい。

バスガイドさんも言っていたけど、有名な飾りらしい。店のお兄さんもこんな感じの人だった。

だけど私にはこっちの方がいい。

「もっと低くなって目の高さから撮ってご覧なさいよ、笑っているように見えるから」

店のおばちゃんに言われた。撮り終えるとなんやかやと試食させてくれて、結局買う羽目に。巧いもんだねぇ。上述の豚舌はここで買った。そう言うのも市場の楽しみなのかも知れない。

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行く春

2009年04月18日 10時00分00秒 | 写真

皆様いかがお過ごしですか、倉敷の花は散りました。

先週の日曜は散り初めのころで、時折強い風が吹くとぱぁっと花びらが舞う。きれいですね、桜の花はどんなときも美しい。

ここは美観地区を見下ろす寺の境内。たまたま立ち寄って帰ろうとしたとき老婦人が二人境内に入ってこられました。その瞬間に風。薄ピンクの花びらの乱舞を見てまぁきれいとおばさまたち。撮れるかなと思いながらレンズを向けたのがこの写真。一瞬の美。

私の好きなアラーキーは桜の花の下で楽しむ人をよく撮ってます。

桜はきれいだ。その下の人物は笑顔になる。いい写真になるに決まっていると。確かにそれは間違いない。

アイビースクエアの横裏手、ここには桜の老木がずらっと並んでいる。その散った花の上に座って花見をするのは幸せだろう。カラーのほうがいいだろうな。だけどこの普通の市民の姿はモノクロで残すに限る。

 

明日から仕事で遠くに出かけてきます。といっても3日間だけ。倉敷とはまったく違う気候のところですから変わった景色が見られるでしょう。そこの人たちの生活が撮れるかもしれません。そんな出会いがあるといいなと思ってます。しばしのお別れです。

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桜川

2009年04月12日 19時08分28秒 | 写真

長い間放置してました。

やっと少しだけ心の余裕ができ、本当に久しぶりにカメラを握りました。気づけばもう4月の半ば。新しい職場に通う道には桃の花が満開で、出来るなら写真を撮りたいなぁと思いながらも休日はずっと家に引きこもる毎日。部屋を片付けることも出来ず、次の休みを心待ちにする日々、、、やっと少し暇を見つけ髪を切りに行ったり美観地区にカメラを持ち出したり…。もう春は過ぎて行ってますねぇ。

満開の桜は散り始め、倉敷川にはピンクの帯が出来てました。全国的に初夏を思わせる天気で、私も今日は半袖で十分でした。

久々に来た美観地区はいつもの通り。観光客が川辺を歩き、アクセサリ売りの人たちもいつもと同じ。違うのは桜の花びらだけ、、かな。

もうあっという間にGWですよね。今年もハートランド倉敷でにぎあうのでしょうか。いつもあの頃って暑いんだよね。さぁ私もこれからはいつも通りで行きましょうか。

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