ウツウツ記

毎日の生活で感じたことを書いています。

謝罪は難しい、そして社会も人権意識は薄かった。

2023-09-08 13:07:08 | 日常
本日は曇り空です。
台風13号は上陸するようですね。
大雨の被害が出ないことを願っています。
こちらは日曜日から次の台風の影響で雨が続くそうです。
秋空はいつになったらお目にかかれることやら。

昨日は思わず、ジャニーズの記者会見を長々と見てしまいました。
見るつもりはなかったのにな。
なんというか・・・
東山新社長があまりに演技っぽく見えて
遠山の金さんとか刑事ドラマの役を演じているようで
この人はいつもこんな言葉遣いで話すのかな?とか
沢山練習したのかな?とか色々思ってしまい
つい、長く見てしまいました。
貶めるつもりは全くありません。
ただ、真摯な態度も程度問題なのかな・・・と感じました。

というのもですね。
これはネットでも評価されていましたが。
井ノ原さんの方が、正直な言葉、素直な態度で
御自分が思われていることを、相手に伝えたいという思いがより伝わってきました。
過去の自分を反省していることもわかりましたし
これから、どうしたいのかということも理解できました。

難しいですね。
謝罪というのは。

ただ、新社長が言葉汚く創業者を断罪したのは
ちょっと違うのでは・・と思いましたね。
だって、性加害の現場にたとえいなかったとしても
噂でしか知らなかったというのには無理があるし
側近であったのは事実なのだから
断罪する権利はないと思いました。
自分も、ハラスメントのお先棒を担いでいた自覚がないのだなと
私は感じましたね。
まずは、自分も問題視しなかった点を反省することが一番で
次に、創業者批判をするべきでしょう。

なんだかビッグモーターと似ています。
外部の人には社長を断られたのでしょう。
だから、一蓮托生の側近を社長に据えた。
一見、凛と見える態度や淀みなく発する言葉は信じそうになるけれど
さて、これからどんな未来が待っているのか。

私はフォーリーブスの活躍も知っている世代です。
同級生でファンの子もいました。
だから、北公次さんの脱退や手記も記憶にあります。
ただ、当時はまだ子供でしたし
今のようにLGBTという言葉もなく、性加害への報道もなかったので
正直、よくわかりませんでした。
世間一般が、多様な性やハラスメントの認識すらない時代でした。

ジャニー氏が加害を延々と続けられた背景には
メディアの無責任も大きいと思います。
報道されない、陰の部分として見なかったことにする。
責任は大きいと思います。
なので、昨日の会見で
声高に事務所側を責める記者の態度にも、違和感を持ちました。
まさに、どの口が言う?

今回の件を受けて、CM契約解除の動きも出てきました。
が、一方では、同事務所のタレントが主役となるドラマも始まります。
タレントに罪はないのだから、当然とも思いますが
なかなか大変な船出となりそうですね。
メディアはきちんと報道してほしいです。
事実以上に貶める必要はないけれど、事実は報道する義務がある。
それが、メディア側の反省だと思います。

新体制の会社は、諸々の課題に真摯に向き合うことが
タレントを守ることになると思います。
ファンの情に訴えるだけではなく
会社の態度がタレントを守ると自覚するべきでしょう。

謝罪って難しいな、とつい長く見てしまった会見ですが
背景にある社会の認識の甘さも実感しました。
私が育った時代って、人権意識がとても薄かったのだと
思い知らされた感じです。
私の肌で感じた子供時代は、学生運動とかベトナム戦争とか東西冷戦とか
平和平和・・・と騒いでいましたが
あの時代・・・人権意識ってとんでもなく薄かったんだ。。。
逆に言うと、今は人権意識が高まってきたけれど
世界はより混沌として、平和は遠くなったように感じる。。。

取り留めなくすみません。
雑感でした。

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