
快晴、しかし寒空のもと、13人の参加。本当にご苦労さまでした。総合工作芸術家・だるま森+えりこや二瓶治代さんが来てくれて、にぎやかでした。二瓶さんは東京大空襲戦災資料セン
ターにボランティアにいっている方で、8才の時に東京大空襲に遇われた方です。国立高校に受験に来た中学生たちもピンポン玉投票をしていってくれました。 次回『かわら版』は、表が「東京大空襲」(二瓶)、裏「卒業式入学式」(宗像)。パネルは「卒業式・入学式の君が代」
。次回ピンポン玉投票は「君が代不起立で先生が処分されることは→当然だorおかしい」。
まちかど世論調査(ピンポン玉投票)
沖縄戦教科書検
定問題で文科省の出した結論は
沖縄の思いを受け入れていると思うか?
思う0 思わない18
沖縄の思いを受け入れていると思うか?
思う0 思わない18
平和の木(あなたの平和の思いを、紙に書いて貼ってください)
- 青い空は希望と平和。この青空を孫たちにつなごう。平和はみんなでつくるもの。
- 今日(1/27)は、国旗制定記念日…!?って、いったい誰が勝手に決めたのさ!!
- 憲法9条は日本の宝、そして世界の宝。世界中の国が戦争を放棄しよう。
- 環境汚染の最大の原因は戦争だ。これだ丈技術の進歩した時代では戦争してはダメだ。
- 米軍に給油する油があるならウチに灯油をちょーだい!
- もうアメリカについていくのはやめようよ。日本独自の道をさぐって平和で安全な国をつくろうよ。
- 大阪も八王子もまともな首長が選ばれてくれー!!
- 9条の会は6千7百を超えたそうです。輝け!9条
『かわら版』102号より(500部配布)
沖縄戦教科書検定問題は終わらない
昨年暮れ、文部科学省は沖縄戦「集団自決」教科書検定問題についての結論を出した。日本軍の「関与」があったと。これを受けて、沖縄以外(以下はヤマト とする)の報道はいずれも「良かったね、これで沖縄の人たちの思いが受け入れられた。」という論調であった。しかし、沖縄では「県民の思いは受け入れられ なかった。」というものであった。なぜこんなにも違うのだろうか。順を追って振り返ってみよう。
昨年3月、高校教科書について文部科学省は「沖縄戦について誤解するおそれがある」という教科書検定意見を付け、「集団自決」に関する日本軍の「強制」 の文言を削除させた。これに対して、沖縄では6月県議会で2度にわたって「教科書検定意見撤回」の決議があがり、全41市町村でも同様の決議があがった。 そして9月29日、11万6000人の県民大会が開かれた。歴史の事実を事実として後世に伝えることが私たちの責務であるという強い意志と捨て石にされた 怒り、肉親を手に掛けなければならなかった悲しみが全国に伝わった。前後して、ヤマトでも府県区市町村議会で決議をあげる動きがみられ、12月時点で50 になった。文科省は「沖縄の思いを重く受け止める」と言っておきながら、検定意見は撤回しなかった。そして、教科書会社に訂正申請を出させ、その訂正も 「強制」と言う文言を入れたところはこっそりと書き直させ、今回の「全社の訂正受け入れ」としたのである。結論が「受け入れ」で、日本軍の「関与」を認め たから、「良かったね」と誤解した人も多い。よく考えてみよう。検定意見は撤回されていないのだ。日本軍の「強制」は削除されたままなのだ。沖縄の報道の ほうが実態をきちんと伝えていることが分かる。
今回くらいの頑張りではダメだったのだ。改めて、戦争に向かおうとする力の大きさを知った。沖縄の「集団自決」は、軍隊は民衆を守らないことを如実に示 し、戦争準備には都合が悪いから削除しようとしていたのだから。でも、良かったこともある。教科書の記述が詳しくなったこと、「集団自決」に対する認識が 広まったこと、沖縄がまとまったこと、ヤマトの市民が動き始めたこと。「従軍慰安婦」と「南京大虐殺」はあっさりと教科書から抜かれてしまったけれど、 「集団自決」はそうじゃなかったこと。教科書はもう印刷に入らなければならないが、教科書検定をめぐる闘いはまだまだ続く。検定意見撤回、記述の復活、検 定制度の廃止・改正を求めて、諦めずに声をあげ続けよう。(沖縄戦教科書検定意見撤回を求める市民の会・東京 阿部ひろみ)
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