最高裁判事・国民審査
カ行・マ行の3人以外の
6人(竹内・竹崎・涌井・櫻井・田原・那須)に
「×」(不信任)を
衆議院選挙と同時に行われる最高裁判事(裁判官)の国民審査(信任投票)。就任後1回きり、しかも適当な裁判官に「○」をつける信任投票ではなく、不適当な裁判官にのみ「×」をつける不信任投票、無記入は無効票ではなく信任票になってしまうという、大変不十分な制度ですが、せっかくの制度ですからきちんとチェックしたいものです。
制度に対する抗議の意味を込めて、あるいは9人全員それぞれ過去に問題のある判決を出していることから、全員に「×」をしてもよいのですが、不信任に達する可能性はほぼゼロならば、9人の中で×の数に差をつけて、「より悪い」裁判官が浮き彫りになるようにしたいものです。
そこで、個人的に検討した結果、以下の6人の裁判官に「×」をすることをおすすめします。(文責&分析:ちば)
竹内行夫 外務事務次官当時、イラク派兵を推進した張本人
イラク派兵「憲法違反」高裁判決の確定後に、麻生首相がわざわざ最高裁判事に任命した
竹崎博允 問題ある裁判員制度導入を強行した張本人
最高裁判事就任と同時に異例の最高裁長官就任は裁判員制度導入のご祝儀か
涌井紀夫 住基ネット裁判で住民側逆転敗訴判決
旧日本軍の中国人連行・監禁・強姦の戦後賠償裁判で上告棄却(原告被害者敗訴)
NHK従軍慰安婦報道改編に対する損害賠償裁判で原告逆転敗訴判決
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櫻井龍子 中国残留婦人の国家賠償裁判で上告棄却
田原睦夫 「君が代」伴奏強制裁判で、強制の職務命令を合憲と判断
那須弘平 「君が代」伴奏強制裁判で、強制の職務命令を合憲と判断