男子ポイントレースが終わり、放心状態。凄まじいレースだった。こんなの観たことがない。N○Kの世界選録画放送でポイントレースがなかったら泣くよ、ホント(でも、やっぱりない気もする…)。
男子スプリント決勝を挟んで、ポイントレースの表彰式が行われる。
「くまたろう、下に行って表彰式見てこいよ」
「いいよー。ここで」
「だめだめ。ちゃんと近くで見て、写真を撮るんだよ」
「うーん…」
我々の席は、フロントストレート側の“アッパー”という上段の前方で、発売された席ではまずまずいい場所だ。バンクに近いブロックはほとんどが“UCI席”という関係者席で、まあUCIらしいというか何というか(薄笑)。アッパーと下段の間の通路が一般人が最もバンクに近づける場所だが、立ち見していると、係員がやって来て、礼儀正しくやんわりと席に着くように促される。
そんな訳で、突っ立っていると注意されるので、存在感を消しつつ、通路を右往左往した(涙)。
ところが、スプリント決勝のボジェ vs ケニーは、審議に入って何やら揉めている。フランスのルソー監督が抗議している様子が大画面に映し出され、ケニーの降格に場内騒然のブーイング。スプリントの観戦は捨て、心ここに在らずな私の身にもなってくれ。早く終わってぇ~(顔面蒼白)。
やっとポイントレースの表彰式が始まる雰囲気になり、位置取りを考える。観察の結果、関係者のIDカードを首からぶら下げている人には、係員は甘い。ちょうど中南米系@IDカードの数人が、通路に溜まってお喋りしていた。その横について「私もアミーゴであるよー」という雰囲気を漂わせつつ、お喋りに合わせ、頷いたり、微笑んだりした。心はベネズエラ人。
そうこうしている内に、ポイントレースの表彰式が始まる。嗚呼、虹はいつだって美しい!!
Congratulations!!
トラック世界選第4日目、全行程終了。興奮覚め遣らぬも、明日もある。身支度をし、ふとバンクに目をやると、マイヤー兄がバック側のフェンスをよじ登っている。
「ほら、見てー。家族と喜びを分かち合うんだよ。でも、危なっ(笑)」
「近くに見に行こうよ」
「やだよ~。家族団らんの場に乱入したくないもん」←小心者
「いーから、行ってみようぜ」
しぶしぶ…だけど、バック側まで爆走。家族団らんは小休止。残ったファンやちびっ子がサインを求めたり、写真を撮ったりしていた。チャンス?
「おめでとう!! ワンダフルなレースをありがとう!!」(←貧しい語彙orz)
と、握手をしてもらおうと、手を差し出したら、
「そうじゃないでしょ。こ・こ・だ・よ」(と、頬を指さす)
「いやぁ~ん、キャメロン はーずーかーしーいー」(←とは言わなかった)
遠慮なくさせて頂きました(←結局、遣りたい放題)。
うっ、、、鼻血がぁ…(出てないって)。
「お母さん。この人、日本のファンなんだ。云々」
「ああっっ!!!!!」
「ええっっ?????」
「あなた! ポーランドにも来てた人ね!!」
何故、覚えているんですか…?(答: ポーランドの客席で、家族団らんの中、マイヤー兄にサインをもらいに行って、微笑むお父さんに「あーこの写真は日本のレースで、彼勝ったのであるよ」などとしょーもない説明をして、緊張の極致の余りキョドった上に、周りの観客の笑いを誘うという個性溢れる行動に出たからでしょーか)
それにしても、記憶力がいいねー。流石ポイントレーサーの母!! (←感心してる場合では)
これからは“お義母さん”と呼んでもいいでしょうか?(駄目だろ~)
Big thanks, Cam!!
(photos by kumataro & inutaro)
男子スプリント決勝を挟んで、ポイントレースの表彰式が行われる。
「くまたろう、下に行って表彰式見てこいよ」
「いいよー。ここで」
「だめだめ。ちゃんと近くで見て、写真を撮るんだよ」
「うーん…」
我々の席は、フロントストレート側の“アッパー”という上段の前方で、発売された席ではまずまずいい場所だ。バンクに近いブロックはほとんどが“UCI席”という関係者席で、まあUCIらしいというか何というか(薄笑)。アッパーと下段の間の通路が一般人が最もバンクに近づける場所だが、立ち見していると、係員がやって来て、礼儀正しくやんわりと席に着くように促される。
そんな訳で、突っ立っていると注意されるので、存在感を消しつつ、通路を右往左往した(涙)。
ところが、スプリント決勝のボジェ vs ケニーは、審議に入って何やら揉めている。フランスのルソー監督が抗議している様子が大画面に映し出され、ケニーの降格に場内騒然のブーイング。スプリントの観戦は捨て、心ここに在らずな私の身にもなってくれ。早く終わってぇ~(顔面蒼白)。
やっとポイントレースの表彰式が始まる雰囲気になり、位置取りを考える。観察の結果、関係者のIDカードを首からぶら下げている人には、係員は甘い。ちょうど中南米系@IDカードの数人が、通路に溜まってお喋りしていた。その横について「私もアミーゴであるよー」という雰囲気を漂わせつつ、お喋りに合わせ、頷いたり、微笑んだりした。心はベネズエラ人。
そうこうしている内に、ポイントレースの表彰式が始まる。嗚呼、虹はいつだって美しい!!
Congratulations!!
トラック世界選第4日目、全行程終了。興奮覚め遣らぬも、明日もある。身支度をし、ふとバンクに目をやると、マイヤー兄がバック側のフェンスをよじ登っている。
「ほら、見てー。家族と喜びを分かち合うんだよ。でも、危なっ(笑)」
「近くに見に行こうよ」
「やだよ~。家族団らんの場に乱入したくないもん」←小心者
「いーから、行ってみようぜ」
しぶしぶ…だけど、バック側まで爆走。家族団らんは小休止。残ったファンやちびっ子がサインを求めたり、写真を撮ったりしていた。チャンス?
「おめでとう!! ワンダフルなレースをありがとう!!」(←貧しい語彙orz)
と、握手をしてもらおうと、手を差し出したら、
「そうじゃないでしょ。こ・こ・だ・よ」(と、頬を指さす)
「いやぁ~ん、キャメロン はーずーかーしーいー」(←とは言わなかった)
遠慮なくさせて頂きました(←結局、遣りたい放題)。
うっ、、、鼻血がぁ…(出てないって)。
「お母さん。この人、日本のファンなんだ。云々」
「ああっっ!!!!!」
「ええっっ?????」
「あなた! ポーランドにも来てた人ね!!」
何故、覚えているんですか…?(答: ポーランドの客席で、家族団らんの中、マイヤー兄にサインをもらいに行って、微笑むお父さんに「あーこの写真は日本のレースで、彼勝ったのであるよ」などとしょーもない説明をして、緊張の極致の余りキョドった上に、周りの観客の笑いを誘うという個性溢れる行動に出たからでしょーか)
それにしても、記憶力がいいねー。流石ポイントレーサーの母!! (←感心してる場合では)
これからは“お義母さん”と呼んでもいいでしょうか?(駄目だろ~)
Big thanks, Cam!!
(photos by kumataro & inutaro)
読みながら微笑ましくて、ほんわかした気分になりましたですよ。
ほんとよかったねぇ。
またあのキャメロンの顔がすばらしいですね。
あのときの状況すべてがこめられた一枚。
にしても今回の殊勲章はなんといってもいぬたろうさんでしょう。
おずおずしている間にチャンスが消えることは多々あって、そういうとき、背中をぐいって押してくれる人がいるのはありがたいこと。
1年間はこのときのことを反芻して幸福感が持続しそうですね!
恐縮です。。。
高校生ぐらいだったら、“微笑ましい”だけど、もっと私しゃきっとしないとー。
この日、帰りながら「いい人だよなー」といぬたろうが言うので「ホント、感じいい人だよね、マイヤーのおかあさん」と返したら「違うよ! 俺だよ!!」と自画自賛していました。
まあ確かに、私ひとりだったらチャンスを逃していたかも。
あと、ポーランドでカヴのことをコスプレと勘違いしたことを、ずっと根に持っていたので、今回のスマッシュヒットで、あれをチャラにするように言われました(苦笑)。
あーホント、1年ぐらいは幸せが続きそう~。
私の心変りの心配が、無きにしも非ず、ですが!?