くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

バイクタクシー

2017年08月02日 | Weblog

■日本語センターからかえる時ミーディンターミナルでバスを間違えて33番に乗ってしまった。しまった、このバスは反対方向だと気がついたがもう国立博物館まえにきてしまったので降りたが、ここは33番しかなくしかも道の反対側のバス停には人の気配がない。

バス停の標識さえ木に隠れてみえない。おまけにアプリのGPS表示はあらぬところを指している。これはもうこないなと判断した。なにしろこの前ファンバンドン通りでアプリの指示通りに待っていたがバス停の標識に記載がみえなかった33番は結局来なかったからだ。ファンバンドンまで歩こう、そこならどうにかなると思って歩き出すと後ろから33番バスが追い抜いていった。

しかたなくファンバンドンでバス停を探し歩き始めたときオーマイ〔バイクタクシー〕のおっさんが声をかけてきた。場所を言っていくらか聞くと10万ドン〔500円)というからびっくりし、これは外国人とみられたな馬鹿にしやがって!と思い、無視して歩き始めると件のおっさんは後から追いかけてきていや8万にするとか、5万にするとかいう。

ちょうどバスが通りかかったのでおっさんあわてて5万で乗れ乗れという。3万〔150円)ぐらいでいくはずだとは思ったが流れで乗ってしまった。100円や200円でごたごた交渉して嫌な気持ちになるのはいやだという心理が働く。まだお金持ち日本人の脇の甘さが出てしまう。

ファンバンドンの家は道路工事のためかなり大回りを余儀なくされるので知らないドライバーは余計に走らされたと思うから5万ドンはぼったくりではないが、この金額はほとんど1日の食費に近い額でバス定期で交通費は実質ないことを考えると1日損したような気になってしまう。

こんなセーオムトラブルが絶えないので最近の若者はウーバーや、ここ数週間でいやに多くなったグラブのアプリサービスを使うのだ。スマホで行き先を入力すれば値段もわかるし車やバイクの位置表示もされる。タクシーだけでなくこのバイクが最近多く利用されるようになった。

新聞によるとグラブは最近ハノイに増加し、全国的にも増えすぎてトラブルが続発しているようだ。バイクタクシーは誰でもバイクとスマホがあれば始められるし安いので既存のタクシー、セーオムドライバーが危機感を持ってドライバーを襲撃する事件が続発している。グラブやウーバーのドライバーは学生のアルバイトが多いそうだ。

グラブはマレーシア本社でラオス、タイ、カンボジアなど東南アジア全体に広がっているサービスでベトナムならではの問題である。もう一つ関連する話題はバイク乗り入れ禁止法案が出ていること。とにかくバイクを何とかしなければならないのでバスを増やしてバイクを禁止しようとするが、巷で実現すると思っている人はいないみたいだ。

日本じゃあ高齢者の交通事故が問題だが、ここじゃあ若者の死亡原因の50%が交通事故というくらいだから、、、。

コメント
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